本研修は、玉川大学TAPセンターが展開する「玉川アドベンチャープログラム(TAP)」を用いた人材教育プログラムです。本プログラムでは、アドベンチャーアプローチが主軸にしている体験学習の手法により、個人とグループの資質・能力を高めていきます。大学内に設置されたチャレンジコースと呼ばれる施設を使用しながら、様々なグループアクティビティを通して学ぶ、体験型プログラムです。
経済産業省が提唱する『社会人基礎力』では、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」の3つの能力を定義しています。
この基礎的な力のベースにあるものがTAPの要素でもあります。TAPは"人を育てる"ことを重視し、スキル育成の根底に位置する教育プログラムです。"自ら考え、主体的に行動できる"人材の育成、そして互いの個性を認め、仲間と協力して物事を解決するプロセスを通して、チームにおける自身のあり方を学び、思考を深めていきます。
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内定・新任・新卒者に適した研修です。組織の目標達成を目指す上で必須のヒューマンスキル(対人関係能力)に焦点を当て、個人として、グループメンバーとして、チームのコアバリューを支えながら、組織で能力を発揮できる人材を育成します。
プログラムの流れ(一例)
TAPモデルは多様なエクササイズをグループの様相に合わせて学びの体験に導き、そのプロセスにおける感情-行動-認知の3領域に焦点を当てながら「振り返り」を通して、人間の行動様式と感情面の影響と意思決定プロセスへの理解を深めていきます(ABCモデル)。
一番の特徴は、Full Value Contract(フルバリューコントラクト)と称している規範構築、「相互尊重」の価値基準をグループが決定した上で、目標達成に向けて自律的な行動力を促進することから組織力を高めます。
生産性、スキル特化型の研修ではなく、ヒューマニスティック中心の「人を育てることを重視」した価値観創造型の研修です。
グループワークに適用されるアクティビティはその演習の中に比喩化されたメッセージを含んでおり、グループの目標に対してメンバー間の変化、チームスキル、チームインテリジェンスが深まるようにファシリテーションを行っていきます。
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