モデルプラン各カリキュラムのねらい
▼第1日目:顧客視点に立ったニーズ把握・問題発見スキルの獲得
効果的なシステムを開発するには、顧客の要望を理解し、実際のビジネスフローを正確に定義する必要があります。
第1日目の「ビジネスフロー定義研修(基本編)」では、顧客視点に立ちニーズを把握することで、問題点を発見し、お客様自身も気づかないような「真のニーズ」に応えるために、「システムにおいて何が重要なのか」という気づきを促します
▼第2日目①:「伝える」ための図解化スキルと論理的思考の強化
情報をわかりやすく整理し、ひと目でメッセージを伝えるには、文字だけではなく的確な図解を用いるのが効果的です。ただし、脈絡のない不可解な図解では、逆に混乱を招くおそれもあります。
第2日目のプログラム(選択制)「図解表現力研修」では、メッセージを伝えるための図解化の基本的な手法と、論理的に資料を作成するための基本、かつ必須のスキルでもあるロジカルシンキングの基礎の理解を促します。
その上で、事前課題を実際に図解化する演習を通じて、図解化スキルを体得します。
▼第2日目②:ユーザーの立場にたったライティング技術の習得
ユーザーマニュアルを作成するにあたっての基本的な事項を理解いただきます。 どんなユーザーが見てもわかるマニュアルには、専門用語や難しい表現は必要ありません。
第2日目のプログラム(選択制)「ユーザーマニュアル作成研修(1日間)」では、受講者が実際にユーザーマニュアルを作成する演習を通じて、ユーザーの立場にたったわかりやすいマニュアル作成スキルを習得できます。
▼第3日目:現場の課題を解決する総合的実践力の獲得
課題解決のための検討チェックポイントを押さえ、チームを組んで解決に向かっていくために、課題解決企画書を作成し、現場で役立つ実践力を身につけます。
モデルプラン最終日の「ビジネスフロー定義研修~実践編(1日間)」では、実際の現場における課題を持ち寄ります。
そして受講者全員でその解決策の発見に取り組み、企画書作成手法のスキル、作成した企画書をわかりやすく提案するためのプレゼンテーションスキル等、3日ないしは4日間の研修を総括した「現場で役立つ」実践力を獲得していただきます。
モデルプラン3日間の連関
本研修では、3つのモデルプランをご用意しております。
プラン初日と最終日は共通プログラムとし、2日目に一つのプログラムを選択していただく合計3日間のプランと、本プランのプログラムすべてを履修していただく総合的な4日間のプランをご提案させていただきます。
→ 「ビジネスフロー定義研修~実践編」
※視覚的に明確な資料作成のための基礎を養います。
→ 「ユーザーマニュアル作成研修」
→ 「ビジネスフロー定義研修~実践編」
※具体的なユーザーマニュアルを作成するための実践的なプログラムです。
→ 「ユーザーマニュアル作成研修」
→ 「ビジネスフロー定義研修~実践編」
※「伝える」ための基礎固めのスキルから、マニュアル作成手法の演習を経て、
現場の課題解決に即効性のあるプログラムです。
モデルプラン・プログラムの流れ |
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《1日目》
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《2日目》
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《3日目》
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思考スキル | 表現スキル | 実践力 | ||
ビジネスフロー定義 研修 ~基本編(1日間) |
→ | 図解思考力研修(1日間) | → |
ビジネスフロー定義 研修 ~実践編(1日間) |
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ユーザーマニュアル作成 研修(1日間) |
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顧客の真のニーズの把握や図解化力と論理的思考力の強化、ユーザー視点で書く技術の習得を図る