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株式会社インソース
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株式会社インソース
代表取締役 舟橋孝之
一番大事にしているのは「事前課題」と「事前アンケート」です。それをほとんどの研修で採用しています。私たちにとって研修の受講者は初めて会う人です。その人たちがどんな人かもわからずに研修をすることは、ややもすると研修の目的にジャストフィットしない可能性がありますから、それは避けたいと考えています。実際のところ、事前課題をたくさん書いてもらうと受講者が疲れてしまいます。しかし○×だけでは、それぞれの人の意識まではよくわからないので、基本的に文章で書いてもらう形の課題を出しています。具体的には、受講者がその研修についてどんな意識を現状持っているのか、あるいはどんな課題を持っているかを事前に伺い、表にまとめていきます。
現状の課題と受講者の考えを一覧表にすることで、いろいろなばらつきがあることがわかってきます。そのばらつきを正確に把握することで、全体がわかります。組織での平均点が何点だからいいというわけでなく、高いレベルでばらつきが無い状態、つまり標準偏差の小さい状態が、組織としては好ましいと考えています。具体的には、質問に対する回答が高いレベルで、あまりばらつきがなかったら、モチベーションを高めるような研修を心がけていきます。低い方も高い方もいらっしゃる場合には、高い方に合わせていく意識を持たせるような研修の流れにします。また、低いレベルでばらつきがない場合は、仕事やスキルの「型」を教えることに重点を置いた研修をするように努めています。この場合は意識よりも型が重要です。型ができていないのにモチベーションを上げても仕方がないので、そのような対応をしています。
研修では、事前課題をテキストに添付する形をとっています。講師がいくらいい話をしても、受講者の心に大きく響いてくることは多くありません。講師が優秀かどうかよりも、実際の研修の中で「隣の人は何を考えているのか」「どんな意見を持っているのか」を文字の情報で共有することで、レベルを上げることが可能です。受講者の方は、集計結果を食い入るように見ます。そうすることにより「いいことを書いている人がいる」「こういう風に考えるのか」という気付きが得られます。研修を受ける前の時点で、すでに研修成果が出ているといえるでしょう。(事前課題は研修を受けられる方にはすべて公表します。個人名を記載するかどうかは、お客さまのご要望に合わせます。)
インソースのホームページには、400を超えるカリキュラムが掲載されています。これをさらに毎回の研修ごとにカスタマイズして、カリキュラムを作成しています。事前アンケートを踏まえて改良を加えたカリキュラムを、研修では使用しています。個々のお客さまに合わせたセミオーダーメード、もしくはより細かくご要望に応じたオーダーメードの研修を実施しています。
私たちの研修の講師は、決して「先生」ではなく、サービス業の従業員として、受講者と組織に対してサービスを提供するという意識を持っています。研修の時間は受講者に最大限楽しんでいただき、スキルを身につけていただく時間としています。基本的なスタンスとしては、仕事やスキルの原理原則を徹底的に覚えるところがポイントだと思います。色々なことを繰り返し繰り返し、覚えていただきます。