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株式会社インソース
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株式会社インソース
企画開発部 次長 山本健太
一般に、ITに関する仕事に就く新入社員全員が、初めから情報系の技術を持っているわけではありません。当然、文系の学部生で、コンピュータに触れたことのない人も大勢います。このような新人にも、コンピュータの基礎知識からプログラミングにいたるまでの広範なスキルを身につけさせたいというニーズから、本研修は誕生しました。3ヶ月から半年の時間をかけて、現場で働くために必要不可欠なスキルの習得を図ります。
研修の最後に開発実習を行い、要件定義、設計、プログラミング、テストという一連の開発の流れを、新入社員独力で行い、簡単なシステムが作れるようになります。そして、この一連の流れに必要な、コンピュータ基礎、ネットワーク基礎、データベース基礎、アルゴリズム基礎、プログラミングのスキル、そしてシステム開発のライフサイクルに関する知識を習得します。
①豊富な演習
各プログラムは、演習がメインとなっています。学んだことを用いて実際に動かす時間を充実させることで、習得度合いをより高めることができると考えます。
②一貫性を重視
コンピュータに関するスキルを断片的に学んでも意味がありません。例えば、アルゴリズムの知識は、後に学ぶプログラミングスキルの習得時に非常に重要となるように、それぞれのスキルは積み上がって、次につながっていきます。そこで本研修は、一貫性を重視したプログラムとなっています。
③初心者をターゲットとした研修
先述したとおり、スキルは積み上げていくものです。したがって、途中で一度つまずいてしまうと、その後もつまずいてしまいます。そこで、脱落者を出さないように、基本的には初心者のレベルに合わせて研修を行います。既に一定程度のスキルを有している受講者には、初心者のサポート役として研修に参加していただきます。すなわち、分からない人に教えることも研修の一部であるとして、各グループの中心となり、初心者をサポートしていただきます。
先述したとおり、各プログラムは演習がメインとなっています。演習を行うと、初めはなかなかうまくいきません。このとき、講師は解決策をすべて指示するのではなく、エラーの原因のヒントを与えるにとどめます。できる限り受講者自身でエラーを解決できるように図ります。このように、自力での解決を重視することで、SEとして必要な問題解決力を養うことができると考えています。
一般的な流れは、次の9段階にわかれます。基本から、段階的に難しい内容へと進みます。各プログラムは、基本的に講義と演習を繰り返しながら行われます。
その他、お客様のご要望に応じて、より専門的な内容も組み込むことができます。
各プログラムを、以下簡単に解説します。
①コンピュータ基礎講座
コンピュータの、主にハードに関する知識を学びます。最後にテストを行うことで理解度を確認します。
システム開発の基礎についての演習では、講師から要件のヒアリングを行い、グループごとに設計を行っていただきます。この演習については、後に詳述します。
②ネットワーク基礎講座
ネットワークとは何かを知り、LAN環境の基礎を確実に身につけます。ネットワークの仕組みを座学で解説し、各自のパソコンで実際に見ていただきます。
③データベース基礎講座
データベースの仕組みを理解し、SQL文を使えるようになります。SQL文については、独力でできるようになるまで、演習を繰り返し行います。
④アルゴリズム基礎講座
プログラミングに入る前に、フローチャートの作成方法を学びます。アルゴリズムは難易度は高いですが、プログラミングを行うにあたり非常に重要なスキルです。身につくまで、ひたすら演習を繰り返します。
⑤環境設定
JAVAを使うために必要なソフトをインストールする方法を学びます。配属されると、たいていはまず初めに自分の新品のパソコンを開発できるように設定するよう指示されます。そのために必要なスキルです。
⑥プログラミング基礎(JAVA)
JAVAの仕組みや特徴を理解した上で、基本的なプログラムが作成できるようになることを目指します。特に、クラスについて重点的に指導を行います。ここで使われるオブジェクト思考の概念は、JAVAを使う上で大変重要ですが、わかりづらいためです。
⑦HTML基礎
HTMLの基本的なタグを理解します。その上で、3ページ程度の簡単なホームページが作成できるようになります。
⑧Webアプリケーション開発
Webアプリケーションが作成できるようになります。また、サーブレットの理解を図ります。
⑨開発実習
10日間で、要件定義、設計、プログラミング、テストに至るまでの開発を、グループごとに行います。後に詳述します。
自動販売機を設計するグループワークです。
具体的な進め方は次の通りです。
①講師から要件をヒアリングする
②グループごとに、模造紙に設計を行う...外見の設計から、細かい機能の設定まで行う
③グループごとに発表を行う
このグループワークを通じて、大きく3つのことを学ぶことができると考えます。まず1つ目は、開発の流れです。2つ目に、要件のヒアリングの大切さです。最後にグループごとに発表を行うと、それぞれの設計に差が出てきます。そこから、要件を細かくヒアリングすることの重要性に気づくことができます。3つ目は、設計を細かく決めることの重要性です。次に何を気をつけて設計を行うべきか、振り返りも行います。
グループごとに、実際の開発を行っていただきます。
商品は、各グループで自由に決めていただきます。SEとして現場に配属されると、初めはプログラミングや設計をひたすら行うことがメインの仕事となり、自分の作りたいシステムを考案できるようになるまでには、ある程度の経験をつまなくてはなりません。そこで、考え作る楽しみや、やりがいを感じてもらうために、せめて研修では自分たちが作りたいシステムを作っていただこうと考えています。また、その方が真剣になり、できたものに対する感動も得られます。
具体的な進め方は次の通りです。
①【2日】要件定義
②【2日】設計
③【4日】プログラミングのテスト
④【1日】最終調整
⑤【1日】発表
最後の発表では、配属先の上司や社長にも見ていただきます。新入社員の成長を実際に感じることができるでしょう。
実習を通じて、システム開発のスキルはもちろんのこと、チームワークや納期など、実際の現場で経験するような苦労も知ることができます。
時には、上司の方も驚くくらいすばらしい仕上がりになることもあります。しかし、たとえうまくいかなかったとしても、最後まで真剣に取り組み、苦労するという貴重な経験を得ることができます。
研修の内容からIT・システム企業での実績がほとんどを占めている研修です。また、大手のメーカーなどのIT関連子会社様から実施の依頼を受けるケースが多くなっています。
長期間のプログラムであるため、成長する姿をひしひしと感じられる、当社としても非常にやりがいのある研修です。 新入社員向けのビジネススキル研修も同時に行うと、より効果的です。