就職面接で人がやらない『１０のポイント』

「雰囲気」を磨け！

■学生さんのどんなところを見ているんですか？

最近、年間を通して就職活動中の学生さんを目にする機会が多いです。
昔の自分を思い出すものですね。

さて、私は仕事を通して企業の採用担当の方とお話をする機会が
たくさんあります。採用シーズンになると、「学生さんのどんなところを
見ているんですか？」と尋ねてみるのですが、そのときに共通してよく
返ってくる言葉のひとつに、次の言葉があります。

「そうだねぇ・・・雰囲気かな！」

■似たような服装の中でも「雰囲気」を感じる

「雰囲気」というと漠然とした言葉ではありますが、私は「確かに！」と
思ってしまいました。自己アピールは、話す内容ばかりを整えたくなります
が、口から出てくる言葉だけではないのではないか、と思います。パッと
見た雰囲気の良し悪し、意外に大事です。

見た目に関して言いますと、ほとんどの就職活動生は同じスタイルを
していますよね。リクルートスーツ、白シャツ、リクルートバッグ・・・。
女性の方は長い髪を後ろでひとつに束ねている方が多いですし、男性
の方はフレッシュに見えるネクタイを締めている方が多いですね。

しかし、そんな似たような服装の中でも、「あっなんかこの人、
いいかも！」という「雰囲気」を感じることは少くないと思います。

■「雰囲気」って何？～○○な人という印象

では、「雰囲気」とは何なのでしょうか。

私は営業担当なので外出することが多いです。外にいると、たくさんの
就職活動生を目にします。イキイキとした人、どんよりとした人、などなど。
私は、この「イキイキ」や「どんより」、その印象こそが「雰囲気」だと
考えます。

背筋を伸ばして、顔を上げて、ニコっとできる人は本当に素敵な印象です
よね。雰囲気も「イイ！」と感じられるのではないでしょうか。逆に、背中を
丸めて、ため息をつきながら、元気なさそうに歩いている人にはあまり
良い印象を抱けません。なんとなく、暗い雰囲気を感じてしまいます。

■「なんか、いいな！」と思われる人を目指して

就職活動中の皆さんは、きっと一生懸命、自己ＰＲやスピーチを考え込
んでいると思います。でも、口で言えることだけを磨こうとするのではな
く、「なんか、いいな！」と相手が感じられる「雰囲気」を磨くことも重要だと思います！

☆次回もお楽しみに。