営業職「誰もやらない」101の秘策

 【「売る」仕組みを作るマーケティング】

営業職「誰もやらない」101の秘策

ブランド導入の道のり

「売る」仕組みを作るマーケティング 【4】

ブランド導入の道のり

■ブランドの役割と重要性

ブランドとは、商品・サービスを象徴するもののことです。狭義には、シンボル・マーク、デザイン、名前などであり、広義には、商品・サービスを思い起こさせるイメージ全てを指します。

自社ブランドが、顧客に名前を覚えられ、他ブランド、他社製品と異なるものと認識されることは、商品の購買につながる重要なポイントとなります。

顧客に良いブランドとして記憶されれば、それは、事業にとって、もっとも大切な信頼を勝ち得ることにつながります。結果として商品は力を持ち、商品企画・開発や、販売に余計な費用をかける必要もなくなり、ライバルより高い価格で販売できます。

多くの顧客に良いブランドとして記憶され、さまざまな人から注目をされ、求心力をもっているブランドこそ、強いブランドと言えます。

また、ブランド力は企業の規模業種に関係なく重要といえます。


■ブランド導入の道のり

ブランドの導入を判断する上で、まず必要となるのが、マーケットの規模を予測することです。全く新しいジャンルの商品・サービスを投入する場合でも、潜在顧客のいるマーケットを想定し、そこからどのくらいの顧客を引き込むことが可能かを想定することができます。また、マーケットはブランドの拡大・浸透や他者の参入などに伴って、その規模も中身も変化するため、予測に際しては常に動的に捉えることが重要です。

特に、新しいジャンルの商品・サービスをマーケットに投入する際には、まず、地域など、範囲を限定したうえで試験的な市場投入を試みます。先行販売で市場の反応を見るという狙いがあります。そこでのマーケットからの反応を踏まえて戦略を修正することにより、本格展開の際の成功確度を高めることができ、投資リスクを軽減させることができます。

同じ商品でも、「全く新しいコンセプトの商品」として打ち出すか、「既に認知度のある商品の改良版」として位置づけるのかによって、そこからのリスクとリターンに大きな違いが出ます。投入する商品・サービスを、マーケットの中でどのようなポジションに置くかは、ブランド戦略において特に重要な問題といえます。


☆次週につづく

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