働いてみて「営業って面白い」と分かった - インタビュー:01- らしく

働いてみて
営業って面白いと分かった

三木雄大MIKI YUDAI

01

今回は、新卒3年目の三木さん(仮名)にお話しを伺いました。甘いマスクと強い目力で、ひとつひとつ言葉を丁寧に選びながらインタビューに応えてくださった三木さん 「自分は空気が読めていなかった」「コミュニケーションは苦手だと思っていた」と自分を振り返る三木さんに、営業職の楽しさや、 先輩社員として後輩と接する中でビジネスパーソンとして意識させていること、世間一般で言われる「3年目の壁」などについて、色々とお話しをお伺いしました。
インタビュー実施日:2017年5月30日(らしくインタビュアー渡辺)

■「小さい頃の夢って何かありましたか?」「ないです(即答)」

ーー生まれも育ちも東京ですか?

そうです。ずっと東京です。

ーー小さい頃はどんな子どもでしたか?

小さい頃は、全然記憶がないんですよね・・・なんだろう。すみません、記憶ないんですよ(笑)
そうですね・・・うーん・・・
中学生の頃はテニスやっていました。で、高校生の頃は帰宅部でした。友達とマックで、ひたすらPSPとかやっていました。

ーーマックでPSP! あ、そんな世代なんですね! ジェネレーションギャップを感じてしまいました(笑) 大学では何をなさっていたんですか?

大学は文学部に通っていたんですが、イギリス文学をやっていました。特にしたいことがなかったっていう中で、 今まで一番興味をもったのが文学だったということで、文学部に進みました。
色々な国の文学があるんですけど、そもそも外国語やってみたいなって思っていて、一番、話者が多いのは英語だな、っていうので、英語の文学に進みました。楽しかったです。

部活サークルでは、音楽をやっていました。大学に入って、何でもいいから新しいことを始めたいなって思って、その中で一番楽しそうだなって思って、合唱を始めました。

ーーちなみに、小さい頃の夢って何かありましたか?

ないです(即答)
小学校で将来の夢とか作文とかで書かされるんですけど、「ポケモン」って書いてました。 「ミュウツー」って書いてましたね(笑)当時、流行っていたんですよ。

ーー改めて私とは世代が違うってことが分かりました(笑)

■内定が出るまで1か月くらい。スピード感のある会社っていうのもいいなって思って内定を受諾したんです

ーーーどういう経緯で、今の会社に入ったんですか?

就職活動するにあたって、大学3年生の時に色々調べて、「金融」とか「物流」とかっていう、形のない商品に興味を抱きました。 自分次第で提案の余地がありそうで面白いかな、って思ったんですよね。実はその時は、ダメで、就職浪人をして、次の年に今の会社にとってもらいました。

ーー今の会社の業界に興味があったんですか?

まったく興味なかったです。 ただ、形のない商品とか、提案の余地があるっていう切り口から「コンサル」っていうのも面白いかなーって思って、調べたら、今の会社が出てきたんです。 「なるほど、コンサルっていうのもあるのか」って思って会社に行ってみて、話聞いて、面白そうだなって思ったんです。

「教育」っていうのはあまり興味はなかったけれど、「社会人教育」を提案する仕事っていうのは面白そうかなって思って、選考が進んで、 とんとん拍子で話が進んで、取ってもらいました。今の会社に内定をもらって、すぐ就職活動を辞めました。 面接が早かったんですよね。今の会社は、初めて説明会に行ってから、内定が出るまで、1か月くらいだったんですよ。スピード感のある会社っていうのもいいなって思って内定を受諾したんです。

ーーそんなに早く就職活動を終えて、何してたんですか?

遊んでいましたね。旅行に行ったり、合唱をやったり、新しく友達がやっていたサークルに顔出して遊んだりしていました。

■そもそも自分のことを、人とコミュニケーションが取れる方ではない、って思っていました

ーーいよいよ社会人になったわけですが、もともと「営業」を希望していたんですか?

気持ちは「営業って嫌だな」って感じでした。やりたくないなって。そもそも自分のことを、人とコミュニケーションが取れる方ではない、って思っていたんです。 さっき「提案とかしたいって思っていた」って言いましたけど、自分で考えるのは好きなんですけどね。 ノルマとか決められるのも好きじゃなくて、自分が営業をしているってイメージわかないなーって思っていました。

ただ、文系出身で、この会社に入って、特に目立つスキルもないから、「まぁ、営業だろうなー」っていうのは、なんとなくわかっていました。 うちの会社は色々な部署があるので、当時のイメージですけど、「ちょっとデザインかじってました」っていう学生は、WEBデザイン部に進むだろうし、 「プログラミングできます」っていう人はシステム部とかに進むんだろうけど、自分は特に何もないから、「営業だろうなー」って。

入社してすぐに異動があって、大阪に行きました。もともと営業だったら、東京じゃなくて地方で楽しくやりたいなって思っていました。 「地方」と言いながらも、大阪は大きなマーケットなんですが、面白かったです。

今の会社は内定を受諾すると、入社までアルバイトをする文化があるんですが、当時は東京で内定者時代を過ごしていて、東京でずっと営業の仕事でテレアポとかをしてたんですね。 その頃、東京のお客さんにいいイメージを持っていなかったんです。テレアポしても、「要らないです」ばっかりで。取り合ってくれなかったですし。

でも、地方にいる同期に訊いたら、「そんなことないよ」って言われて。「あ、じゃぁ、地方がいいな」って思いました。まずは地方で力をつけて、どこかのタイミングで東京に戻ってきたいなって思っていました。

ーー大阪での営業はいかがでしたか?

大阪は、お客さんが、皆さん、優しかったです。お金に厳しくシビアな面はありましたけど、いいお客さんが多かったですね。
ライバルが少なかったのか、電話して「行ってもいいですか」って訊くと、「あ、来てくれるんですか」っていうところから始まるんですね。それは、結構ラッキーだなって思いました。
1年くらいやって営業って楽しいかもなって思うようになりました。

ーー2年経過して、東京に戻ってきたんですよね。どう思いましたか?

早いな!って思いましたね。「地方でもっと力をつけてから戻ると思っていたのにな」っていうのもありましたね。
ただ、このタイミングで戻してもらって、「都心で営業やってくれ」って言われたので、そこでかけられている期待は大きいなって思っています。そこは会社に感謝しています。

ーー実際に、東京に戻ってみて、営業は、どうですか?

東京に着任して、1か月くらいしかまだやっていませんが、やっぱり「あ、要らない、要らない」って断られることが多いですね(笑)

ーー東京はライバルが多いですもんね。

そうですね。
ただ、実際にお客さまに話を掘り下げていくと、意外に社員教育に取り組んでいないことも分かって、「え? こんなこともやっていないの?」って驚くこともあります。 門は閉ざされているのに、中に入れてもらったら、「え? 絶対やった方がいいことだらけですよ」って感じで、そこは面白いですね。

■お客さんとディスカッションしながら考えていくのが楽しいですね

ーー仕事をする中での楽しみは何ですか?

一番楽しいのは、考えている時間ですね。お客さんのところに行って、話をしながら、どうしたら一番、お客さんである担当者が納得する形で、さらに受講者も楽しく研修を受けられるか。 さらに、そこから職場に戻って、うまく仕事が回せるかっていうところを、お客さんとディスカッションしながら考えていくのが楽しいですね。この楽しさは、この仕事をやってから、気づきましたね。

ーー苦手なことってありますか?

逆に、考えなくて良くて、「買ってください!」っていう物売り的な営業は、苦手ですね。
言われたことだけをやらなくちゃいけない、っていうのは、得意じゃないです。正直を言えば、「誰か、他の人が代わりにテレアポしてくれたらいいな」って思っちゃいます(笑)

■後輩には、「他の会社から自分たちの会社や自分はどう見られているのか」を意識させるようにしています

ーー後輩が多い、っていうのも聞いたんですが、何か先輩社員として心がけていることはありますか?

そうですね、「他の会社から自分たちの会社や自分はどう見られているのか」を意識させるようにしています。
「こういうことをしたら、こう思われるでしょ」っていうことって、結構あると思うんですよ。研修会社っていう属性もありますし、 「社会人として、こういう行動をしたらまずいよね」とか、「メールでこういうことを書いたらまずいよね」っていうのを、よく意識させていますね。

実際にあったんですけど、後輩が「忙しいので、ご要望は承れないので、ありものでやります」っていう表現でお客さんにメールを送っていたんです。 それを見た時、「おいおい、これを書いたら、相手はどう思うんだ」って思うじゃないですか。そういうのって言われないと気づかないってことが多いと思うんで、その辺りは注意してみていますね。

ーーそれは三木さんもそういう指導をされて育ってきたんですか? それとも、もともとの性格ですか?

あまり指導された記憶はないので、多分、もともと、性格としてあったものだと思います。

ーーちょっとネガティブな質問かもしれませんが、人の目を気にする方ですか?

人目は気にしますね。この人にどう思われているんだろうっていうのは気になりますね。人間関係をつくるうえでも、結構そこが根幹なのかな、って思っているんです。 「この人、そもそも僕のことをどう思っているんだろうな。好きなのかな、嫌いなのかな。無関心なのかな」っていうところから入っていきますね。 僕のことを好きな人か嫌いな人が、僕は好きなんですよ。自分からあえて、付き合おうっていう思うのは、自分のことを好きか嫌いかが、はっきりしている人ですね。 自分に対して何かしらの感情を持っている人じゃないと、自分からは行かないですね。 無関心な人は、僕も無関心です。自分からあえて付き合おうとは思わないかもしれないですね。
まぁ、自分のことを好きか嫌いかなんて、話したり、普段接している時の相手の反応を見る中でしか分かりませんけどね。

■空気を読んで、時間だけが過ぎていくっていうのが、無駄だなって思ったんです

ーーそれを意識し始めたのって、どれくらいの頃ですか? 何かきっかけがあったんですか?

意識し始めたのは、高校生くらいですかね・・・中学時代まで、いじめられていたんですよ。 それで、「いじめられるって何か原因があるんだろう」て考えたんですね。それで、「そうか、自分は空気が読めないんだな」って気づいたんです。
「じゃ、空気を読むためにはどうしたらいいのか」と。「空気を読みましょう」って言っても、それができなくて、難しいじゃないですか。 で、色々考えて、人の表情とか、何を考えているのかなとかっていうのを、想像しながら、観察しながら、言葉を選んで喋るっていうことが求められているんだなってわかってきたんですね。
自分で考えたことなので、当たっているかどうかわからないんですけど。

ーーそれをやるようになってから、人間関係はいい方向に進んでいったんですか?

そうですね、高校時代から、環境が変わったっていうのもありますけど、変わりました。いつもつるんでいる人たちっていうのもできました。

ーー事前に「正直すぎると言われます」と書いてくださったんですが、これはどういうことですか? 空気読むのに?(笑)

それは、社会人になって、大分、薄れてきていますね。空気を読んで、時間だけが過ぎていくっていうのが、無駄だなって思ったんです。 だったら、お客様でも、社内の人でも、率直に、正直に、今、こういう状況です」「自分はこう思います」ってお伝えして、頭のいい人に、難しいことを考えてもらった方がいいなと思ったんです。 仕事の早さって大事だなって思って。「早さ」は仕事をするうえで、重要視しています。

■「営業」と「研修」って、多分、本来は楽しくないんだと思います。それなのに『営業が楽しそうに研修を語っている』っていうのが面白いんです

ーー仕事の早さ、ですか。

自分の会社のいいところって、そこだな、って思っているんです。あらゆるものが共有されていて、ある程度、形になったものが沢山存在していて、 分業体制が成立していて、とか、色々な理由で「早さ」っていうのが確保されているんですね。僕は、それがいいなって思っています。

お客さんから喜ばれますしね。営業の動きも、絶対早い方が喜ばれるでしょう、って思っているんですよね。だから、メールはその日の内に返すとか、「これやって」って言われたら、すぐにやる、とかっていうのは、こだわっていますね。

ーーあと、「楽しさ」っていうのも意識しています。

ぶっちゃけた話、営業とか研修とかって、どっちも多分、本来は楽しくないんだと思うんです(笑) それなのに、『営業が楽しそうに研修を語っている』っていうのが面白いじゃないですか。矛盾しているというか。

この営業に頼んだら、面白い研修やってくれるな、とか、面白いものをやってくれそうだな、とかになるじゃないですか。
単純に「この人、面白いな」とか。研修自体があまり受けたくないなって思われるものだからこそ、営業として「絶対にこうした方が、皆さんに楽しく受けてもらえます」って提案したりとかっていうのは意識していますね。

ーーものすごく空気読んでるじゃないですか(笑) 相手に対するセルフブランディングとか、どういう風に見せるかとか、すごく考えていますね。

そうですね(笑)

ーー先ほど、「コミュニケーションが得意な方ではない」っておっしゃっていましたが、他に何かコンプレックスって何かありますか?

ミーハーなところですね。流されやすい、というか。例えば、「この人はこんなことを言っている。すげぇ。俺も、そんなのやってみたい」って思う頻度が高いんです。 感化されやすいんですね。逆に「三木さんは何をしたい人なんですか」とか訊かれると、「いやぁ・・・」ってなりますね・・・

■「お金がなくてもいいじゃん」っていうのは、僕の中には、全然ないですね

ーー「夢」ってありますか?

夢は・・・もう、お金だけですね。お金を沢山稼ぐことです。

ーー分かりやすいですね! 稼いでどうするんですか?

これは、理解されるかわからないんですけど、お金ってあった方が絶対幸せになれるんです。あればあるだけ、幸せの度合いは分からないですけど、幸せになれる確率は高まると思うんです。 例えば、生活のレベルが上がるとか。結婚するにしても、子どもを作るにしても、お金って大事だと思うんです。 その子どもの幸せ度も、どれだけお金をかけられるかによって変わってくるんじゃないかな、って。そう考えると、お金って、やっぱりないと、幸せになれないなって思うんですよね。 「お金がなくてもいいじゃん」っていうのは、僕の中には、全然ないです。

ちょっとでも余裕のある暮らしがしたいんですね。時間的余裕とかが欲しいんです。ゆっくりしたいんです。 だらだらしたい。さっき仕事は「早さ」って言ったんですけど、プライベートではゆっくり、だらだらしたいっていうのが根底にありますね。

ーー休日はどのように過ごしているんですか?

だらだらしています。家でゴロゴロしています。土日はずっと寝ています。ネット見ながらゴロゴロしたり、動画見ながらゴロゴロしたり、漫画読みながらゴロゴロしたり。

ーーそれは、お金かからないですね!(笑)

■周囲からの期待に応えていきたい。そこが自分の承認欲求が満たされるところです

ーー今後、どうなっていきたいですか?

まず1つは、自分のキャリアアップは大事だなって思っています。そのために必要なことって、今やっている業務の知識量をアップさせたり、お客さんに向けてしゃべる内容のレベルアップは必要ですね。 もう1つは、今、自分が3年目なんですが、1年目、2年目の後輩がいるんですけど、下の子たちを育成する潰さずに育てていく力っていうのも求められているかなって感じています。

ーー模範的な答えですね! それは周囲からの期待っていう感じですか? 自分がやりたいことは別にある、とかではなく?

そうですね、周囲からの期待に応えていきたいっていう感じですね。そこが自分の承認欲求が満たされるところなのかなって思います。

ーー3年目って、一般的に「辞めやすい」とか「モチベーションが下がりやすい」とかって言われていますが、そのあたり、三木さんはどう思いますか?

辞めるっていうのが自分で納得して、「こういうことをしたいんだ」って思って、辞めるんだったら、それはいいかなって思っています。キャリアアップのために会社を辞めるっていうのは、止めようがないなって思いますね。 逆に、職場とうまく合わないとか、評価がされないとか、そういった外的要因で辞めるのだとしたら、もったいないなって思います。
ちなみに、うちの会社では、自分の代の同期は誰も辞めていないんですよね。同期、仲良くないんですけど(笑)

ーー同期、仲良くないんですか? 誰も辞めていないのに? 仲悪いんですか?

仲良く一緒に出かける、っていうのはないですね。ただ、同期はライバルにはなります。営業をやっているっていうのもあるので、同期の売上とかは気になります。 部とかチームとかの周りの人から何か言われることはないんですけど、自分の中で、「よし、あいつより、売り上げたぞ」っていうのはありますね。

ーー三木さんご自身は、今後、どうなりたいですか?

この会社にいて「営業って面白いな」って思ったんです。このタイミングで東京にも来ましたし、営業で成果を出したいなって思います。 「もっとお金を稼げるようになりたいな」とも思いますしね。そこに対して、これからどれだけ自分がコミットしていけるか。頑張らなくちゃ、ですね。

ーーなるほど。頑張ってください! ちなみに、途中で「コミュニケーションが苦手」とおっしゃって、 「え? そうかな」と驚いたんですけど。話しづらいこともあったかと思うんですが、全然、コミュニケーションが苦手な人なんだな、なんて思わなかったですよ?

営業っていう場においては、普通に喋れると思っています。
プライベートで得意じゃないっていうのは、全然変わっていないと思いますね。もっとうまく人と会話できたらいいな、もっとうまく話せたらいいな、っていう感じですね。

ーーそんな風に考えているんですね。人は見かけによらないな、と気づかされました。今日はありがとうございました!

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