■講師インタビュー 第1弾!

個性豊かで多様な業界の出身者が多い、インソースの講師陣。
その中でも愛情深く受講者に接し、常に高い評価を得ているO講師。
どのような思いで講師として活躍されているのか、インタビューを行い、その素顔に近づきました。

N・O 講師
インソース講師歴 5年目
物流会社の営業を経て、大手コールセンターへ入社。新規コールセンターの立ち上げ担当やセンター長を歴任し、独立。
電話対応研修クレーム電話対応研修コミュニケーション研修部下育成研修管理職研修などを担当。

Q.講師としてのやりがいを教えてください。

仕事が順調じゃない方に、解決へのお手伝いが少しでもできることが、やはり一番うれしいです。 仕事で苦しんでいる人はたくさんいますが、研修では受講者の反応が直接聞けますからね。「こんな風にやったら楽しいじゃない?」って提案するのが、私の仕事だと思っています。

「がんばる=顔晴る」

私が、以前の上司に言われた「がんばる」という漢字の話を 研修の中でエピソードとしてお話しすることが多いです。
「お前のがんばるは【頑なに突っ張る、頑張る】だ。がむしゃらにやっているだけでは周りもつらいし、空回りになるぞ。【顔が晴れる、顔晴る】だと何とか助けてやろうって、周りも思うようになる」って。

人それぞれの頑張り方がありますよね。 皆さん一生懸命仕事されてて、でも伝わらない、そこに苦しんでいる人が多いと思います。
研修って、参加が嫌な人にとっては余計なお世話ですが、受講者の多くは、何かつかみ取って帰ろうという、前向きな方たちです。その方たちに響くような研修を心がけています。

Q.これまでの研修で一番思い出深いエピソードは?

毎回毎回真剣勝負なので、これ!って選べないですよ!
ただある時、研修終了後に一人の受講者が私の所に来られて、「実は辞表を書いていて、辞めようと思っていたんです。でも研修を受けて、もう一度ちょっとだけ頑張ってみようかなって思ってみました。」って言われたときに、あー、私はこの方のために講師になったのかな、って思いました。

講師として悩むことは多いですし、慣れるということはありません。
モチベーションが下がることもあるし、講師を始めたばかりの頃は、言葉が受講者に届かない、響かないって思うことも多かったです。毎回毎回必死で予習して、ようやく最近少しずつ自分に余裕ができてきたかな、と思う程です。
でもその方の一言で、一人でも気持ちが届けばいいなって、心から思えて気持ちが楽になりました。

毎日新しい発見がある「講師」という仕事

その他、エピソードはなかなか選べないですが・・
講師になって、これまでの自分の世界がすこく狭かったことを日々実感しています。
前職のコールセンターは色んな業種のお客さまを担当させていただくので、結構視野が広いと思っていました。

ところが研修では、もっと色んなお客さまがいらっしゃって、受講者も本当に色んな方がいる。井の中の蛙でした。 世の中にはこういう需要もあるんだ、こういうサービスがあるんだって知ることができて、毎日新しい発見があります。講師って自分の強みや好きなことを活かせる、自分の得意を深めていける、そんな仕事だと思っています。

Q.普段の生活で気を付けていることは?

とにかく情報は多く仕入れないといけないと思って、本をジャンルは問わず年間120冊読むという目標を自分に課しています。

本は移動中に読むことが多いです。ビジネス書は同じようなことが書いてあるように思いますが、その都度刺さる点が違います。どうしても自分の好きなものや、得意な分野に偏ってしまうので、興味のないものをどうやって読むかということは難しいですけど、記録をつけると読もうという気持ちに変わりますよ。
全部理解しようと思うとつらくなるので、ワンフレーズでもいいから使えるものを見つけようと思って読んでいます。 その他、受講者の年齢が若いときは、大学生の我が子に「今何が不安か?」とか「こういう言葉は通じるか?」「何が流行っているのか?」と確認したりしています。

Q.趣味や休日はどのように過ごしていますか?

趣味は和服で出歩くことです。月に1度、友人とおめかしして出かける贅沢をしています。
全く日常から離れることができますよ。観光地に行くと、外国人観光客の方が「一緒に写真撮ってください」なんて声をかけてくれて、すっかりいい気分です(笑)

普段の生活を研修に活かす

また買い物の際の、お店の方の勧め方や対応もとても勉強になります。
生活の全部を研修に活かしている感じですね(笑)

あとは、研修の準備の勉強にあてることもあります。
初めて担当するテーマは、受講者に何が響くかわからないので本当に準備が必要で、登壇で話すことの2~3倍のネタを集めています。関連施設に伺ったり、直接話を聞いてみたり、自分の経験を増やすようにしています。

研修登壇がある日の例(日帰り)

5:00 起床 家族のお弁当を作る
6:30 出発
8:00 研修会場着
8:30 研修ご担当者様と事前の打合せ
9:00 研修開始
12:00 昼休憩
13:00
17:00 研修終了
17:20 研修ご担当者様へ引継ぎ打合せ
19:00 帰宅
20:00 夕食
21:00 研修報告書作成
翌日の研修準備、予習
22:00 読書、テレビニュースを見る
23:00 入浴
24:00 就寝
気持ちよく自分の仕事を応援してもらうために、朝からがんばる! 時間に余裕をもって・・・ 近くのフレンチレストランでランチ♪ 帰りに自分のごほうびでお気に入りのメロンパンを購入 必ずその日のうちに! テキストは週末に読み込む!

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