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アサーティブコミュニケーションとは、相手の状況・気持ちを尊重しながら、自身の意見を誠実に、率直に相手に伝えることです。
組織では、さまざまな背景を持ち、年齢もばらばらな人と共に働きます。その中では、いつも全員の意見が一致することばかりではありません。むしろ、意見が食い違うことの方が多いものです。そんな時、感情に任せて主張をするのでは、相手も自分も良い気持ちで話し合いをすることはできません。感情をそのままぶつけるのではなく、建設的に話を進めていくには、アサーティブコミュニケーションが欠かせません。
「現場で役に立つアサーティブコミュニケーション研修」は、以下2つのポイントに基づいて実施いたします。
POINT1相手の同意を得るための手法を学ぶ
仕事を進めるうえでのコミュニケーションには、必ず目的が存在します。そして、その目的を果たすための手法の一つがアサーティブコミュニケーションです。
中でも、プロジェクトを推進するために上司の承認が必要、新規企画を実現するための同意など、ビジネスでは「相手の同意を得る」ことを避けて通ることができません。
相手の同意を得るためには、相手への思いやりや配慮も大切ですが、自身の要求を具体的かつ簡潔に述べることも重要です。本研修では、相手の同意を得るための具体的な手法を学ぶことが可能です。
POINT2ビデオ撮影を通して、自身のアサーティブ度合いを確認する
手法を学んだだけでは、アサーティブコミュニケーションは身に付きません。そこで、5つのシナリオから目的を果たすためのアサーティブコミュニケーションを実践していただきます。
さらに、その様子をビデオ撮影いたします。自身のコミュニケーションを客観的に見るだけでなく、チーム内でどんな印象だったかをフィーバックし合います。自身では率直に要求を伝えていると思っていても、相手からは「少し高圧的で怖い」など受け手がどう感じているかを確かめることができます。
相手の考えを尊重したうえで自分の考えを率直に伝えるアサーティブコミュニケーションの手法を身につけることを目指します。
※講義・ワーク・ビデオ撮影を組み合わせて実施いたします。
1.こんな時どうする?
2.相手の同意を得るための伝え方
3.自分のアサーティブ度合いを徹底的に確認する
4.仕事現場での具体的設計