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ディスカッションは、複数の人間や他部署を交えて意見を言い合う協力型会議です。一対一の話し合いとは違い、さまざまな意見を踏まえて、結論をまとめるための場でもあります。事前に話し合いたいことを洗い出す等の準備が整っていないと、「ただ集まっただけ」になってしまい、結論が出ないことも多々あるようです。
迅速かつ不満の出ない形で参加者の意見をまとめ、建設的な話し合いを行うには、各々のディスカッションスキルを向上させる必要があります。
インソースの「組織のディスカッションスキル向上研修」は、以下2つのポイントに基づいて実施いたします。
POINT1話し合いの質を下げる4つの行動への対策を学ぶ
複数人、時には大人数で行うこともあるディスカッション。参加する人数が増えれば増えるほど、話し合いは迷走しやすくなります。中でも、「自分の意見に固執してしまい、周囲の意見を受け止められない」「細かい理屈や言い訳が多く、意見を簡潔に述べられない」などディスカッションの質を下げる各々の行動があります。
本研修では、ディスカッションの質を下げる4つの行動への対策及び、議論をリードするためのスキルについて学びます。各々の行動への対策が明確になることで、迅速に結論に辿り着くことを可能にします。
POINT2実践ワークに取り組み、自身の議論スキルを見直す
「習うより慣れろ」と言うように、ディスカッションの上達は場数を踏むことが重要です。自身は発言している、端的に話しているつもりでも、周りから見ると「人の意見を聞かずに、自身の意見を押し付ける人」になっているかもしれません。
しかし、自組織内ではフィードバックを受ける機会がないため、なかなか気付けないといったことがあります。
本ワークでは、4人1組でディスカッションに取り組む様子を別のチームが観察し、フィードバックをします。フィードバックを受け、自身の議論スキルを見直す機会として大変有効です。
あらゆる場面で議論をリードすることができるコミュニケーションスキルを身につけることを目指します。
※講義・個人ワーク・グループワークを組み合わせて実施いたします。
1.これまでのディスカッションを振り返る
2.ディスカッションとは
3.ディスカッションの質を下げる4つの行動への対策
4.ディスカッションの質を高めるために
5.ディスカッションの上級者になる
6.ロールプレイ 4人1組でディスカッションをする
7.振り返り