贈答のマナー 長寿のお祝い 番外編

◆長寿のお祝い

高齢化時代になってきますと、長寿のお祝いが盛んになってきているようです。
ご存知のとおり、数え年61歳の還暦には、赤ちゃんに返るということで、赤い頭巾、赤いちゃんちゃんこ、赤い座ぶとんなどでお祝いをします。
それと、数え年70歳は中国の詩人杜甫の「人生七十古来稀なり」からきている古希です。
後は、とってつけたようなものばかりで、最近は、百歳以上の方も増えてきました。
茶寿(ちゃじゅ)といってお茶という字を分解すると十が2つ、八十八(人は八、ホが十八)になることから108歳と言われています。
その上が皇寿(こうじゅ)で皇を分解すると白が九十九(百の上の一をとると白),王が一と十と一にさらに分解できることから、すべてを足すと111歳です。
そして、2度目の還暦として120歳で大還暦だそうです。 他も、喜寿(77歳),傘寿(80歳)、米寿(88歳),卒寿(90歳).白寿(99歳)などは、すべて文字を分解して足したり語呂合わせした数です。