贈答のマナー 中元・歳暮 番外編

◆喪中の人に対する中元や歳暮の贈り方

身内を亡くした方への翌年の正月には、年賀を控えるのが礼儀となっていることはご存知だと思います。しかし、お歳暮やお中元を贈ってよいものだろうかと、はたと困ったことがありませんか。
お中元やお歳暮の趣旨は、日頃、お世話になっていることに対する感謝の意を表わす行為ですから、リクツでいけば、たとえ相手が喪中であっても贈ってもかまわないことになります。
とはいっても、あまり派手な物や、避けた方が良いかもしれません。
結局、相手の気持ちをおもんばかることがポイントだと思います。
四十九日を過ぎていない場合や先方が気落ちしているように見えるなら、時期をずらして寒中見舞いや暑中見舞いなどの形式にして贈ると良いでしょう。