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就職活動に役立つコラム
電柱広告×うまい棒 インソース
──まず、このプロジェクトの発端はなんだったのでしょうか?
社長の一言がきっかけでした。
これまで、インソースでは広告をあまりうってこなかったのですが、事業の拡大に伴って、今まで以上に優秀な人材が必要になってきていました。そこで、いきなり社長から「電柱広告を打つぞ!」と言われ、このプロジェクトは始まりました。
──その企画を聞いたとき、どう思いましたか?
いや、率直に言って、電柱って今どきの大学生は認知しないんじゃないかと思いましたね。
でも、予想外の発想であるがゆえに、チャレンジする価値があるかもしれないとも思いました。
インソースのいいところはとにかく動いてみる。というマインドですから。
それに、認知度の低そうな媒体を使うということ自体が、逆説的ですけど、注目を集めることが可能かもしれないと考えると、面白そうじゃないですか。
──なるほど、あえて認知度の低い媒体を使うという戦略があったんですね。
そうです。しかし、やはり電柱広告の認知度は高くはないので、そこに注目させるための手を打つ必要がありました。そこで出てきたのがうまい棒です。

電柱広告とうまい棒はこれからのインソースの姿の象徴
──うまい棒を電柱広告と同じデザインにした意図はなんだったのでしょうか?
電柱は学生さんたちから見たら、ほとんど風景と一緒だと思うんです。見えてはいるけど、認識していない。ただし、いつも通る通学路の電柱の印象は深層心理に刷り込まれていると考えました。
そこで、電柱を想起させるようなデザインのうまい棒を配ることで、学生の深層心理に眠るインソース電柱を呼び覚ませるのではないかと考えました。
──確かに、そうすれば、電柱に目が行く学生が増えるかもしれませんね。
結局、電柱って「ながら媒体」ですから、意識させないと見てはもらえないんですよね。
ただ、実は今回のプロジェクトってすごくコンセプチュアルで深いメッセージが込められているんです。
──といいますと?
電柱もうまい棒ももはや、風景に溶け込んでしまうほど、社会に浸透しているじゃないですか。それって、これからのインソースの姿の象徴だと思うんですよ。
我々は仕事を楽しくするという概念を社会そのものに浸透させていく役割を担っているんだということを今回のプロジェクトで示すことができたと思います。
──なるほど、そんな深いテーマがあったんですね。
私も、最初は気づかなかったんですけど、やっているうちにだんだんとコンセプトが見えてきたんですよね。電柱広告の掲載写真を撮っていて、電柱が風景に自然に溶け込んでいるのを目の当たりにしたときに、インソースの姿と重なったというか...
そのとき撮った電柱広告の掲載写真もWEBで見られるようにするので、ぜひ見てみてください。