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企業選びのコツ

業界研究における情報収集の留意点

業界研究における情報収集の留意点

就職活動においては、「自己分析」「業界研究(企業研究)」「インターンシップ(職業訓練)」などがあります。この中で、最も力を注いでいただきたいのが、「業界研究(企業研究)」です。

今回は、「業界研究(企業研究)」を念頭に情報収集のポイントをご紹介します。レポートや論文の情報を集めるのにも役立ちますし、社会人になってからも役に立つ方法です。

■情報が多ければ多いほどよいわけでない

まず、インターネットの時代だからこそ気をつけていただきたい点は、情報が多ければ多いほどよいわけでないということです。情報が多すぎると正しい情報の選別に時間がかかりすぎたり、直感に頼ってしまって誤ることがあります。

■全体を鳥瞰する

では、適切な情報を収集するにはどうしたらよいでしょうか。まずは、全体像を知ることです。企業研究でしたら、企業を知る前に業界を知ることです。
どのような業界があってどのような会社があるかをざっと見てみます。業界の歴史、ビジネスモデル(利益を上げる仕組み)を押さえたうえで、将来的にどのような展開をしていくかを読みとります。
ここで注意していただきたいのは、ネットには、無料の業界分析・企業研究がありますが、広告宣伝の類のものが主ですので鵜呑みにしてはいけません。むしろ、昔ながらの業界研究本を購入して読むのをおすすめします。

■仮説を立てて情報を集める~比較のモノサシを持つ

たいていの場合、研究のための時間はある程度限定されるため、情報を効率的に集める必要があります。それには、仮説を立てて情報を集めるのが効果的です。 具体的には、業界比較、企業比較の際、どのようなモノサシを重視するかを考えます。経営理念あるいは企業の株主・投資家情報という経営指標で比較するのもよし。OBを比較するのでもよし。この場合のモノサシとは自分が企業を選ぶ際に重視するものです。 そして、実はこれの裏返しが自己分析になります。レポート・論文では、主張・判断の軸になります。いずれにしろ、比較のモノサシなしでやみくもに情報を読んでも意味はありません。

■仮説を検証する~現場・現物・現人

必要な情報が揃ったら、最後に仮説を検証することになります。極力、自分の目で、現場・現物・現人を確認することです。 企業研究でいえば、会社などの現場、商品・サービスなどの現物、社員(OB)やお客様の反応などの現人です。 往々にして、ネットや書物の知識とこれら3現とはギャップがあります。自分の目で確認することによって、より正確な判断材料が揃うことになります。

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