■講師インタビュー 第2弾!

個性豊かで多様な業界の出身者が多い、インソースの講師陣。
その中でも受講者からの評価も高く、お客さまからも厚く信頼されているN講師。
どのような思いで講師として活躍されているのか、インタビューを行い、熱い思いの原点に迫りました。

Y・N 講師
インソース講師歴 7年目
金融機関の営業担当を経て、支店長職などを歴任。人事担当として、社員教育企画などに長年携わった経験も持つ。
管理職研修評価者研修交渉力研修コンプライアンス研修リスクマネジメント研修などを担当。

Q.講師としてのやりがいを教えてください。

笑顔でがんばれる人を一人でも多く作りたいと思っているんですよ。
研修中は下を向いて凹んでいる人が、帰るときには笑顔になって、胸を張って前を向いている。
そういう、人を育てることに携われているのは、やはりやりがいですね。

チャンスを掴み取ってほしい

受講者には一歩踏み出す勇気を持ってもらいたいです。
「チャンスは皆に平等に来ているから、ぜひそれを掴んでもらいたい」をいつも受講者に伝えています。 一歩を踏み出す準備をしておかないと、チャンスがチャンスって気づかないからね、って。
でも心構えで行動や働き方は変わりますよね。その点を常に意識して伝えています。

自分自身が仕事が嫌いだったからね(笑)仕事を好きになってもらいたいです。
仕事を嫌いだったから損をしたこともたくさんあるんですよ。知り合いになれた方とも遮断してしまったり、うまくいってたこともだんだんうまく出来なくなっていったり。 でも心構えや気づきで、行動ってゴロッて変わる。

研修をそのきっかけにして欲しいって思っていますし、一人でも多くの方に気づいてもらいたいと思っています。

Q.これまでの研修で一番思い出深いエピソードは?

研修ご担当者様が「受講者がみんなすごく元気になった気がします」「何か他にもっとやることないですか?」と言葉をかけてくださったことが印象に残っていますね。

あと、担当の部長が「これからやり続けます。継続こそ大事で、研修だけでこのまま終わりにしたくないです」って宣言してくれて、それも印象深いです。少しはお役に立てたのかなって思いました。

管理職にもモチベーションの大切さを伝えたい

非常に抽象的ですが、モチベーションや動機付けって、人が変わるためにとても大切だと思うんですよ。未来は変えられるって言うけど、今が変わらなかったら未来なんて変えられないです。そのために毎日の積み重ねって、とても大事ですよね。「変えていこう」って自分を作っていくしかないです。

管理職研修でも同様のことを伝えています。
「言い訳ばかり考えてませんか?管理職はそう考えだしたらもうアウトですよ。今与えられている環境の中で、出来ることを精一杯やることが大事であって、それを見て部下ってがんばれるんですよ」
「マネジメントって一言でいうと【何とかすること】なんです」って(笑)

「嫌なことばかり考えても絶対嫌になる決まっている。できることからやっていきましょう」と伝えると、受講者の皆さんが姿勢を正すので、そういう瞬間が一番好きなのかもしれないですね。

地域の特産物、観光地巡りも楽しみのひとつ

あとは、交通の移動ですね。
研修とは直接関係ないかもしれないけど、本当にいろんな地域に行かせてもらいました。
印象深いのは長崎のグラバー邸や、函館の朝市とか。
瀬戸大橋をバスで移動中に、瀬戸内海のきれいな夕陽が見られて感動したり。
観光列車にも乗れたし。先日は高知のはりまや橋付近でカツオのたたきの食べ比べをしました。初めていく場所はそういう楽しみもありますね(笑)

Q.普段の生活で気を付けていることは?

講師は体力勝負なので、健康には一番気をつけていますね。アンテナを張っておかなきゃって思うのは、「世の中の変わり方、動き」です。ニュース、新聞はうまく使って、頻繁に目を通すようにしています。

世の中の「人の気持ち」を知ることがとても大事

経済的なトレンドよりも、世の中の流れによって組織って影響を受けますよね。
好景気や不況よりも、やっぱり「人の気持ち」に一番影響を受けると思っています。
街を歩いていても、人を見たり、ショーウィンドウを見たり、流行り物やトレンドを知るようにしています。

どういうライフスタイルで、何を大事にしているか、そういう価値観に興味があるんです。組織が変われる理由もそこにありますし、そこにうまく焦点を当てた組織が今伸びていると思います。

ビジネススキル系の本は漁るように読みましたが、一巡した感があります。
基本的に移動中に2時間あれば1冊読めますから。
でも普遍的で変わらないものは、やっぱり一緒ですね。尊敬する日本の経営者の本は何度も読みました。

それでも講師を始めたばかりの頃は、それこそ何もわからないので勉強する機会がたくさんありましたよ。
最初はテキストの意図がわからないこともあったりで、関連本もたくさん読んだし、何度も営業へ質問をしたり、話し合いを重ねたりしました。

Q.休日はどのように過ごしていますか?

ほとんど趣味の世界です。

ずっと続けたい趣味は、実は鉄道模型。
Nゲージを持っていて、180cm×90cmくらいのボードがあって、線路引いて、真ん中らへんで高架にして、こう、立体交差するわけだ。それを複線で走らせてだな・・(以下省略)

あと音楽は、趣味というか少し商売をしていたから、これだけはずっと続けたいと思っています。財産です。20代の時に、どういうわけか音楽のプロになりたいって大きな夢をもっていましたが、限界を感じてしまった。一流と三流の差って、ものすごい違うんです。音符通り弾いても、ディレクターに「ちょっと違う」と言われてしまう。
超一流の1音の音は、出てくる音が違う。それが心を打つんです。まったく私にとって衝撃でした。 音楽の世界ってすごいですよ。

音楽を通して知った「プロフェッショナル」の世界

あの世界を体現したことは、ものすごく勉強になりました。
「プロフェッショナルとはこうあるべきだ」っていうのを知ったので、自分自身の「ぬるさ」もわかりました。音楽人は評価されないと次の仕事がやってこないですからね。一般的な組織や会社とは違うシビアな面があります。

自分が会社員を30年近く続けてこれたのも、実はその世界の厳しさを知っていたからです。
一概に比較はできないですが、そういった経験は受講者にも何か伝えられることはあるかもしれませんね。

講師の仕事もある面、芸術性が共通しているのかな、と思うこともあります。
受講者の共感を得ていくことは、「講師」を演じることに通じるのかな、と思いますよ。

研修登壇がある日の例(前泊)

―前日―
午前中 研修準備、予習
夕方 移動
宿泊先着
テキスト、事前課題の再チェック、読み込み
24:00 就寝
―当日―
6:30 起床
7:30 朝食
9:00 研修会場着
9:30 研修ご担当者様と事前の打合せ
10:00 研修開始
12:00 昼休憩
13:00
17:00 研修終了
17:15 研修ご担当者様へ引継ぎ打合せ
18:10 最寄駅着
18:40 移動
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