【公開講座】はじめて学ぶ「グループ通算制度」

連結納税制度又は単体納税制度からグループ通算制度への移行を検討されている企業のご担当者様が、グループ通算制度の基本を学ぶためのセミナーです。

令和 4 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から連結納税制度がグループ通算制度に移行します。グループ通算制度は連結納税制度とは全く異なる「グループ内の損益を通算する課税制度」です。このグループ通算制度について、基本的仕組みや適用範囲、事業年度などの総則をはじめに、損益通算、欠損金の通算、受取配当金、試験研究費の税額控除、外国税額控除など通算グループ全体での課税所得や税額の計算方法について単体納税制度又は連結納税制度と比較をしながら解説していきます。

また、グループ通算制度に関する難解な開始・加入・離脱に伴う時価評価、繰越欠損金の取扱い、投資簿価修正についてもわかりやすく解説します。さらに、地方税、申告書別表の概要、修更正の遮断措置など実務で気になる点についても取り上げるとともに、移行期の論点である適用時期と経過措置についても解説したいと思います。そして、それらを踏まえて、皆さんが、グループ通算制度について抱いているイメージについて、それがホントなのか、勘違いなのか、ＱＡ形式で解説するとともに、単体納税制度又は連結納税制度からグループ通算制度に移行する企業のタスク＆スケジュールを解説したいと思います。これからグループ通算制度に携わる皆様がグループ通算制度の基本と実務を幅広く学べる講座となっています。是非この機会にご受講下さい。

連結納税制度又は単体納税制度からグループ通算制度への移行を検討されている企業の経理財務部門の担当者・責任者 など

• Ⅰ グループ通算制度の仕組み
• １ 基本的仕組み
• ２ 適用範囲
• ３ 事業年度
• ４ グループ通算制度特有の取扱い
• （１） 損益通算
• （２） 欠損金の通算
• （３） 受取配当金
• （４） 試験研究費の税額控除
• （５） 外国税額控除
• （６） 中小法人等の判定
• ５ 開始・加入に伴う時価評価と繰越欠損金の取扱い
• ６ 離脱等に伴う時価評価と投資簿価修正
• Ⅱ グループ通算制度のウソ？ホント？
• ・グループ通算制度になれば決算・申告の事務負担が軽くなる？
• ・グループ通算制度になれば税務調査の事務負担が軽くなる？
• ・グループ通算制度はシンプルでわかりやすい？
• ・グループ通算制度になれば M&A が行いやすくなる？
• ・グループ通算制度では通算制度専用のシステムは不要になる？
• Ⅲ 単体納税制度からグループ通算制度に移行する企業のタスク＆スケジュール
• Ⅳ 連結納税制度からグループ通算制度に移行する企業のタスク＆スケジュール
• １ 親会社の実務で変わるところと変わらないところ
• ２ 子会社の実務で変わるところと変わらないところ
• ３ グループ通算制度に移行する際のタスク＆スケジュール

足立 好幸 氏：公認会計士・税理士／税理士法人トラスト

大手監査法人にて監査・上場支援等に従事した後、税理士法人トラストの設立に参画する。トラストでは、「企業価値向上のための税務」を主業務として上場企業グループに専門・特化。近年では、上場企業グループの「連結納税」「組織再編」「Ｍ＆Ａ」に多く関与している。著書に、『グループ通算制度の実務Q&A』『早わかり連結納税制度の見直しＱ＆Ａ』『連結納税の税効果会計』『ケーススタディでわかる連結納税申告書の作り方』『連結納税の組織再編税制ケーススタディ』『連結納税の清算課税ケーススタディ』『連結納税の欠損金Ｑ＆Ａ』『連結納税導入プロジェクト』（以上、中央経済社）『連結納税採用の有利・不利とシミュレーション』『グループ法人税制Q&A』『M&A・組織再編のスキーム選択』（以上、清文社）など多数。

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