インソースが考える「奥の手・猫の手」

社内で通る企画書の作り方

◆ 社内で通る企画書の作り方

社長は「自分が欲しいかどうか」を考えている

当社の社長やEA(エグゼクティブ・アドバイザー)の大島は、前職で様々な企画を立てる仕事をしていました。そんな社長から、私は「どんな研修が欲しい?」と聞かれました。社長は新しい企画案を考えるとき、「自分が欲しいものを考える」んだそうです。そして、自分の周りの5人くらいに聞いてみるそうです。5人のうち、3人が「いいね」といったら、その企画は「まずは検討してもいい」んだそうです!

企画を通すポイント~企画力研修より

当社が「企画力研修」でお伝えしているポイントを、今回ご紹介いたします。

1.「なぜこれをやる必要があるのか」を考え抜く!
実は、企画を審議する方々には、実施事項(やること)は「まあ、こんなことを言ってくるだろうな」というように、なんとなく想像がついています。ですので、企画の最大のポイントは、「なぜこれを当社でやる必要があるのか?」という「ねらい」の部分になります。

ありがちなのは「上司に言わてなんとなく作った」や、「流行なので」という理由ですが、これでは絶対に通りません。自分自身で確信が持てるまで、「なぜやるか」を考え抜く必要があります。特に新規事業企画では、ニーズ調査が重要です。なんとなくニーズがあることがわかっていれば、50、100サンプルと大きな規模の調査もあわせて実施します。

2.さまざまな「情報」に注意をする
どんな企画を立てる際にも、自社、自部門だけで考えるとうまくいきません。あらゆる分野に常に意識してアンテナを張り情報収集します。例えば「人件費の削減」を検討する場合、同じ業界のコスト削減事例を調査するだけではなく、他業界を調査したり、「コスト削減」と書いている新聞記事をくまなく読んだりして、あらゆるところからヒントを集めることが大切です。

また、自社内にもアイデアが転がっていることが多いので、他部署、過去事例をあたってみるのも重要です。特に自社内情報については、企画を審議するエライ人が詳しいことが多いですので、よく調べて検討しておかなければ「検討していない」ということで撃破されてしまいます。

3.チェックポイントをクリアしているか?
費用対効果、リスク、スケジュールこれらが適切であるか?も大変重要です。「お金がかかりすぎる」「リスクがありすぎる」「スケジュールが不適切」では、まず企画が通ることはありません。

4.最後に「サムシングニュー(Something New)」があるか?
あくまでできることならで結構ですが、企画書の中に「あ、そんな手があったか!」というわくわくするような何か新しいものが入っていると、そのチャームポイントに引っ張られて、企画は通りやすくなります。

新規事業企画では、実現できるのは100個のうち1個

銀行で新規事業企画を担当していたEA(エグゼクティブ・アドバイザー)大島によりますと、大体の発想は、ボツになることがほとんどだそうです。アイディアを100個出して、実現できるのはそのうち1個くらいなのだそうです。ですので、ちょっとした小さいアイディアも書き留めておいたり、誰かに話してみたりするのはとっても大事だそうです。
大島が書いた「企画力研修を語る」

企画力研修・マーケティング研修・政策形成研修のおすすめ!

当社は、このような内容を「企画力研修」や「マーケティング研修」、「政策形成研修」でお伝えしています。

◇ セールス、商品開発に焦点をあてるなら「マーケティング研修」。
◇ 企画を通すプロセス(企画を立てる→企画書を作る→プレゼンする)に焦点を充てるなら、「企画力研修」が良いですね。
◇ 自治体・官公庁の皆様なら、「政策形成研修」がおすすめです。

(中島)

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