インソースでは、毎月15本以上、年間180本以上の新作研修が生まれています。新作研修が生まれるひみつとは?今回は「問題発見力向上研修ができるまで」をお届けします!
はじまりは「報告書」
■経営トップからの要請
本研修は、日本全国に販売所をもつ企業の、販売所所長向けに企画・実施されたものです。
研修ご依頼の背景はこのようなものでした。
毎月、全国の販売所所長には、上層部への「報告書」の提出が義務付けられているそうです。しかし、その「報告書」を見た上層部が「これはまずい」と感じ、研修担当者に研修の企画を要請した、というのが研修企画の経緯でした。
■問題の見えない報告書
報告書には、「販売所における問題を挙げなさい」という質問が必ずあるそうです。上層部が感じた報告書の「まずい」ところは、「問題が見えない」という点でした。
例えば、以下のような記述が目立ったそうです。
「部下の育成について」という回答は、テーマであって問題ではありません。問題を記述するならば「部下が育たない」などが適当です。
しかし上層部が求める報告書は、ただ記述を「部下が育たない」に変えるのではなく、「なぜ部下が育たないのか」まで言及する報告書でした。
「販売所の所長には、自ら問題を発見し、原因を追求する力を身に付けてほしい」
この要請を受け、研修のゴールは問題発見力の向上に設定されました。
「なぜ?」を繰り返し、真の問題を発見する
■キーワードは「なぜ?」
研修には「なぜ」を繰り返し、問題を発見するワークを取り入れました。
「部下が育たない」という問題を例に見てみましょう。
なぜ、部下が育たないのか?
なぜ、部下が育たないのか?
それは、上司が部下を教育する時間がないから。
なぜ、上司は教育する時間がないのか?
それは、上司自身がプレイヤーとして忙しいから。
なぜ、上司はプレイヤーとして忙しいのか。
それは、上司の抱える業務量が多すぎるから。
「なぜ」を3回繰り返すと、「部下が育たない」という問題から、「上司のっ変える業務量が多すぎる」という問題が発見されました。研修ではこの「なぜ」を5回繰り返し、さらに問題を深く追求します。
この研修カリキュラムはあくまで一例です。お客さまの課題・お悩みに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。また、研修効果を高め定着化を促進する 「研修呼び覚まシステム」や研修担当者様の負担を減らし効率向上を支援する「研修管理サービス」もございます。お気軽にご相談下さい。
問題発見に特化した研修カリキュラム
できあがったカリキュラムはこちらです。
営業担当者 斉藤からひとこと
■営業と企画がともに考え抜いたカリキュラム
この研修は、お客様と実際にお話をする営業担当と、テキスト作成を担当する企画部が何度も打ち合わせし、練りに練って完成した研修です。なぜなら、ほとんどのお客様は、問題を「発見する」ことよりも、「解決する」ことに主眼を置くため、今回のように、問題を「発見する」ことに特化したい、というご要望ははじめてのことでした。
■自分も使うことができる!
と実感していただくケーススタディ
本研修では、ロジカルシンキングで用いる、ものの見方・考え方の手法をワークに多く取り入れました。
最も大切にしたのは、その問題発見の手法を、所長に現場で使ってもらうことです。そのために、非常に設定が具体的で、所長の置かれている環境に近いケーススタディを作成しました。
自分自身に置き換えることのできるケーススタディを用いることで、
「実際に自分も現場で使うことができる!」と実感していただき、
現場での再現性を高めています。
斎藤渾身の新作研修です!





