東日本大震災復興支援セミナー～５年後１０年後に向けたまちづくりを再考する

はじめに

東日本大震災発生から早くも３年が過ぎました。被災地の方の多大なる努力と、日本全国、そして世界からの支援で、被害を受けた地域の復興は進められ、日々東北各地から活気あふれるニュースが発信されています。一方で被災地域には依然として様々な問題が山積し、まちづくりなどの長期的な取り組みにご尽力されていることと存じます。

日頃より多くの自治体の皆さまにご支援いただいているインソースとしてもお力になりたいと考え、今年１月に福島市内にて復興支援セミナーを開催いたしました。福島県内の自治体の方中心に多くの方々にご参加いただき、「今後のまちづくりに向けて参考になった」等多くのご感想をいただきました。また、質疑応答の時間では、参加者の方からの現状に関するご質問・ご相談一つ一つに講師が回答し、参加者同士の情報共有の場としてもご活用いただくことができました。

この度、仙台市で本セミナーを開催いたします。講師として前回同様、阪神・淡路大震災後に、第一線で神戸のまちづくりに携わられた中山久憲氏（現：神戸学院大学教授）をお招きいたします。阪神・淡路大震災からの復興ノウハウを知ることで、復旧・復興事業に携わる皆さまの、明日からの更なるご活躍にお役立ていただく機会になれば幸いです。

講師

中山久憲氏（なかやまひさのり）
神戸学院大学現代社会学部社会防災学科教授

神戸市出身。
大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。

1975年神戸市職員に採用。
1983年埼玉大学大学院政策科学研究科修士課程修了。
2005年より神戸市計画総局区画整理部長、市街地整備部長、参与（市街地整備担当）を務める。
2010年3月に神戸市を退職するまでの35年間、都市計画・区画整理およびまちづくりに携わり、うち16年間は、阪神・淡路大震災の復興業務に尽力する。

著書に『伝承阪神・淡路大震災－われわれが学んだこと』（神戸市防災技術者の会）平成23年度日本都市計画学会「石川奨励賞」受賞の『神戸の震災復興事業:２段階都市計画とまちづくり提案』（学芸出版社）など。

日時：平成26年5月29日（木） 13：30～16：30

会場：ＴＫＰガーデンシティ仙台カンファレンスルームＡ
〒980-6121
仙台市青葉区中央1-3-1 ＡＥＲ 21階
※会場を変更しております。ご注意ください。

定員： 30名

対象者：自治体職員の方、復興事業に従事される方

参加費：無料