政策形成研修 ~発想を政策案に具現化する力向上編(2日間)

11/09/06 更新

当研修の「ねらい」
■政策形成の重要性を理解する
本研修では、職員の政策形成能力の向上を図るために、自治体をとりまく環境の変化を理解し、政策形成の重要性を再認識します。次に、真のニーズを満たし高い効果を得るべく政策の設定方法と企画書の作成方法につき、以下のポイントを習得します。
1.問題点の洗い出しスキル
(特に潜在的な問題を6つの視点で見つけ出すスキル)
2.その問題・課題の分析手法
3.政策の目標設定と実現シナリオ
4.具体例をもとにした企画書の書き方
■企画書作成演習で実践力強化を図る
演習では受講者に即したテーマをもとに、実際に企画立案し、企画書を作成します。企画書作成によりスキルの定着を図り、発想力や実現力を高めます。
研修プログラム例
|
研修プログラム例【1日目/2日間】 |
|
|
内容
|
手法
|
|
|
-
1.地方自治体を取り巻く環境~公務員に求められるもの
※「地方自治法」と「地方分権の流れ」を説明、また近年の財政危機に対する新しい行政手法(NPM)を解説
|
講義 |
-
2.政策形成とは
※ビジョンと政策の位置付けを説明、また政策を確実に実行するためのプロセス(計画、実行、検証)を解説
|
講義 |
-
3.問題点の洗い出し
(1)問題点を6つの視点から考える (住民、業務、人員、財務、組織環境、比較)
【ワーク】現在の業務を6つの視点から分析
(2)衆知を集める(ブレーン・ストーミングなど)
(3)アイデアの出る発想法
・改善法、翻訳法、マトリックス法、合体法、定点観測法
【ワーク】マトリックス法を使ってアイデアを出す
|
ワーク |
-
4.現状調査・分析の方法
(1)現実を数値化する (2)データの取り扱い(グラフ化、比較、層別)
(3)データの分析手法
・工程による分析(フローチャート・流れ図)
・特性要因図による分析
・パレート図による分析
|
講義 |
-
5.政策目標の設定・政策案の策定
(1)妥当性を検討する判断基準 (有効性、効率性、継続性、実現可能性)
(2)企画書の書き方(6項目)
・ねらい ・実施事項 ・詳細内容 ・費用対効果 ・リスク ・スケジュール
|
講義 |
-
6.企画書作成の実習
※午前中の講義内容を踏まえ、グループ毎に企画立案し企画書を作成する
【演習】
事前課題をもとに、講師が有効なテーマを数個選択
(例)・ふるさと活力再生事業 ・地域特産物のインターネット販売 等
①同じような課題を持った受講者毎にグループ分け
②グループ毎にテーマを選び、実現可能性・調査内容を検討
③企画書ワークシートを活用し、企画書の6項目をグループ内で検討
・グループ内で項目毎に役割を分担
(受講者層によっては、役割分担せずに全員で議論する場合もあり)
④項目毎に所要時間を決め、途中発表しながら進行
・演習途中で、全体の考え方・進捗・内容を共有する 【効果】
①自分の関心あるテーマと同じ関心を持つメンバー同士でグループを組むことにより、活発に論議できより深く考えられる
②取り纏めた企画書は、自分の職場で即役立てる(活用する)ことができる
|
ワーク |
|
研修プログラム例【2日目/2日間】 |
|
|
内容
|
手法
|
|
|
-
7. (前日の続き)企画書作成の実習
①前日に引き続き、企画書の6項目を検討
・午前中に終了するように、講師が適宜ヒントや情報を提供し、まとめ方をアドバイスする等、支援
②検討結果を、清書用の企画書に取り纏め
③完成した企画書を一旦回収
・企画書をコピー(グループの人数分)
・午後は企画書をもとに、プレゼンテーションを実施
|
ワーク |
-
8.プレゼンテーションスキルの修得
(1)プレゼンテーションの前に
・「一般常識」と「業務知識」
(2)プレゼンテーションの基礎
・プレゼンテーションで重視すべきこと
・事前準備(資料、調査) 等
(3)誰でも簡単にプレゼンテーションを成功させるコツ
・自分の強みを活かす(正しい型はない) 等
(4)話す内容を検討する
・分かりやすい話し方の条件
・内容を考える
(5)プレゼンテーションペーパーのポイント
・なぜ、プレゼンテーションペーパーが必要なのか
・注意すべき点
(6)「話す」スキル
・姿勢・態度・表情
・声について
(7)ヒアリングスキルとは
・情報収集が生む、効率、生産性
・積極的な「ヒアリング準備」
|
講義 |
-
9.企画書発表
※完成した企画書を発表しグループ間で相互評価、最優秀グループを表彰
①プレゼンテーションの事前練習(グループ内)
②プレゼンテーション(グループ毎)
・プレゼンテーションは、グループメンバーで分担し全員で行なう
・時間は、グループ発表5分→質疑応答8分→評価2分の 計15分
・他グループの発表を評価
評価シートに基づきグループ論議の結果をフィードバック
<評価シート項目>
1.世の中に役立つか 2.Something Newがあるか
3.費用対効果があるか 4.発表の仕方が適切か
③評価シートの集計結果により、最優秀グループを表彰!
|
発表 |
こ の研修カリキュラムはあくまで一例です。お客さまの課題・お悩みに応じて柔軟にカスタマイズ可能です。また、研修効果を高め定着化を促進する「研修呼び覚 まシステム」や研修担当者様の負担を減らし効率向上を支援する「研修管理サービス」もございます。お気軽にご相談下さい。

関連の研修を探す
受講者の評価
- 実施
- 2010年 7月
- 業種
- 自治体
- 実施対象
- 9名
- 評価
-
内容:大変理解できた・理解できた
88.9%
講師:大変良かった・良かった
88.9%
- 参加者の声
-
何かを企画していくことは、とても難しいものだと知りました。大きな目標を最初から実行しようとするよりも、細かな分析を重ねていく方が、実現性の高い政策になると感じました。
-
政策形成研修という名称から堅苦しいものを予想していましたが、課題解決の手法等、日常業務に根ざしたものであり、非常に有意義でした。
-
政策形成という難しく感じがちなテーマでしたが、理解しやすく説明いただきました。今後何らかの業務で役立てたらと思います。
-
この研修を受けていなければ、政策形成など自分の力では絶対にできなかったです。考えて意見を出すことの大事さを学ぶことができました。
- 実施
- 2009年 9月
- 業種
- 自治体
- 実施対象
- 29名
- 評価
-
内容:大変理解できた・理解できた
89.7%
講師:大変良かった・良かった
93.1%
- 参加者の声
- 一つの企画を立てることについてグループ全員で考えてまとめられることができた。なかなか難しい研修だったが、今後の職務に活用したい。
- 企画政策課1年目ですので、大変勉強になりました。皆さんの企画も参考になります。
- 話す人に対して決して「否」と言わないというところが色んなアイディアや意見を出せるということが分かってよかった。アイスブレイクは初対面の方とコミュニケーションをとるのに有効な手段だと思いました。
- 企画立案に難しさを改めて実感しました。特に多くの方向から検討しようとしたときに狙いがブレてしまうような感覚があり、まさに目的と手段を取り違えた感じが多々ありました。目的「何のためにやるのかを明確にすることを意識したいと思います。」
- 実施
- 2009年 9月
- 業種
- 自治体
- 実施対象
- 32名
- 評価
-
内容:大変理解できた・理解できた
96.6%
講師:大変良かった・良かった
100%
- 参加者の声
- 同じ職種からは出てこないアイデアや情報が事例に基づいて考えていけたことで、より具体性が出て実際の企画現実に向けて方向性が新鮮になったと思います。図式化して話を進めることに慣れていない職場ですが、とてもわかりやすいので会議などで取り入れていきます。
- 拡販の人数もちょうどよく、グループワークを進めやすかった。こういった研修を通して他業種の職員と話す機会がもてるのは必要だと思う。
- 今回、班でとりあげた案件は、日頃の職務とは全く異なる内容だったため、思うように発言することができませんでしたが、複数人で考えることで導き出せるということがよくわかりました。日頃から職務に活かしたいと思います。
- 公務員としてのもっと役所的な研修かと思いましたが、講師が民間企業ということで話が新鮮であり、興味を持って聞くことができました。話を聞きながら自分だったら何ができるか何をすべきなのか等も考えさせられました。
- 非常にわかりやすい講義をいただきました。ありがとうございました。当研修では「発想から企画」を勉強させていただきましたが、それを「実施」することが困難を極める事だと考えております。職場に戻って実践していきたいです。
- 実施
- 2009年 9月
- 業種
- 自治体
- 実施対象
- 27名
- 評価
-
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
- 参加者の声
- 日頃触れていない内容や企画づくりは難しく感じたりはしましたが、とてもわかりやすく楽しく過ごすことができました。講師の人柄がとても良かったです。話す態度や姿勢、聞く姿勢、意見の仕方なども、とても勉強になりました。また、教えていただきたいと思いました。
- 実際の現場に生かせる実践的な研修で勉強になりました。職場が異なり、取り組む仕事が違っても、皆さんでディスカッションすることで、アィディアが生まれることがわかり、実現に近づくことが分かりました。
- 難しい話をわかりやすく説明して頂き、わかりやすかったです。余談のおかげて、リラックスもできました。
- これまでいろいろな研修に参加してきましたが、講師の方の人柄がとても親しみやすく、肩に力をいれず、リラックスして受講することができました。
- 企画を立てる実技ができて良かった。相手の立場(区民の幸せ)になって考える、無理のない快適、便利、満足と思えるような企画を職場でも立ってていきたい講師の説明、サポートがよかったです。
- 実施
- 2009年 8月
- 業種
- 自治体
- 実施対象
- 12名
- 評価
-
内容:大変理解できた・理解できた
83.3%
講師:大変良かった・良かった
91.7%
- 参加者の声
- チームワークで物事を決めていくことの難しさを実感しました。しかし、時間が経つのが早く感じられ、それだけ夢中になれる楽しさがありました。
- 目的が何かを見失わない事が、あたり前のことだけれど大切であることをあらためて学びました。また、コミュニケーションの中で、相手の気持ちや言うことを受けとめることは難しいと、あらためて感じました。今日は問題点や論点を徹底的にあらい出すには、時間が少し足りなかったです。
- 言葉では難しい単語であるが、大なり小なり日頃の業務で行っていることなので、改めてすじ道立てて研修という形で受けてみると今後の業務において役立つと思います。
- 政策形成立案の過程を論理的に解説いただき、よく理解できた。グループ討議の際も、グループ任せにせず、適切に助言をいただいたので参考になった。

メールマガジン 官公庁・自治体・独法:研修ニュース
現在、官公庁・自治体・独立行政法人の現場では、コスト削減や組織変革に伴って職員の数が減少しており、個人一人ひとり仕事の効率化が切に求められています。弊社インソースでは、これまでの数多くの研修を実施しましたが、その経験やアンケート結果から、仕事の現場で職員の方に求められる役割・スキルを発掘いたしました。本メルマガでは教育研修会社ならではの、本格的かつ“旬”の研修お役立ち情報をお届けします。
▼配信をご希望の方はこちらにメールアドレスをご記入ください▼