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政策形成研修~現状の問題を解決する編(1.5日間)

政策形成研修~現状の問題を解決する編(1.5日間)

住民のニーズを満たし、政策を「実現可能な企画書」として具現化するまでの政策形成の手法を学ぶ

研修No.B PLN130-0500-1796

研修内容・特徴outline・feature

自治体を取り巻く環境の変化を理解したうえで、住民のニーズを満たし、高い効果を得ることのできる政策形成の手法を学ぶ研修です。

具体的には、「住民」「業務」「人員」「財務」「組織環境」「比較」の6つの視点から、問題を考える手法や、政策目標の妥当性を検討する判断基準、政策を「実現可能な企画書」として具現化する方法などを学びます。そのうえで、実際に政策形成を行い企画書を作成する演習を通じて、実践的に政策形成スキルを身につけます。

研修プログラム例program

研修プログラム例(1日目/1.5日間)
 
内容
手法
 
  • 1.地方自治体を取り巻く環境~公務員に求められるもの
    ※「地方自治法」と「地方分権の流れ」を説明、また近年の財政危機に対する新しい行政手法(NPM)を解説
講義
  • 2.政策形成とは
    ※ビジョンと政策の位置付けを説明、また政策を確実に実行するためのプロセス(計画、実行、検証)を解説
講義
  • 3.問題点の洗い出し
    (1)問題点を6つの視点から考える
    (住民、業務、人員、財務、組織環境、比較)
    【ワーク】現在の業務を6つの視点から分析
    (2)衆知を集める(ブレーン・ストーミング、親和図法)
    (3)アイデアの出る発想法
    ・改善法、翻訳法、マトリックス法、合体法、定点観測法
    【ワーク】マトリックス法を使ってアイデアを出す
講義
ワーク
  • 4.現状調査・分析の方法
    (1)現実を数値化する
    (2)データの取り扱い(グラフ化、比較、層別)
    (3)データの分析手法 
    ・工程による分析(フローチャート・流れ図)
    ・特性要因図による分析 ・パレート図による分析
講義
  • 5.政策目標の設定・政策案の策定
    (1)妥当性を検討する判断基準
    (有効性、効率性、継続性、実現可能性)
    (2)企画書の書き方(6項目)
    ・ねらい ・実施事項 ・詳細内容 ・費用対効果 ・リスク
    ・スケジュール
講義
  • 6.企画書作成の実習
    ※午前中の講義内容を踏まえ、グループ毎に企画立案し企画書を作成
    ■テーマ
    事前課題をもとに、講師が有効なテーマを数個選択
    (例)・ふるさと活力再生事業 ・地域特産物のインターネット販売 等
    ■進め方
    ①同じような課題を持った受講者毎にグループ分け
    ②グループ毎にテーマを選び、実現可能性・調査内容を検討
    ③企画書ワークシートを活用し、企画書の6項目をグループ内で検討
    ・グループ内で項目毎に役割を分担
    (受講者層によっては、役割分担せずに全員で議論する場合もあり)
    ④項目毎に所要時間を決め、途中発表しながら進行
    ・演習途中で、全体の考え方・進捗・内容を共有する
    ■効果
    ①自分の関心あるテーマと同じ関心を持つメンバー同士でグループを組むことにより、活発に論議できより深く考えられる
    ②取り纏めた企画書は、自分の職場で即役立てる(活用する)ことができる
ワーク

研修プログラム例(2日目/1.5日間)
 
内容
手法
 
  • 7. (前日の続き)企画書作成の実習
    ■進め方
    ①前日に引き続き、企画書の6項目を検討
    ・午前中に終了するように、講師が適宜ヒントや情報を提供し、まとめ方をアドバイスする等、支援
    ②検討結果を、清書用の企画書に取り纏め
    ③完成した企画書を一旦回収
    ・企画書をコピー(グループの人数分)
    ・午後は企画書をもとに、プレゼンテーションを実施
ワーク
  • 8.プレゼンテーションスキルの修得
    (1)プレゼンテーションの前に
    ・「一般常識」と「業務知識」
    (2)プレゼンテーションの基礎
    ・プレゼンテーションで重視すべきこと ・事前準備(資料、調査) 等 
    (3)誰でも簡単にプレゼンテーションを成功させるコツ
    ・自分の強みを活かす(正しい型はない) 等
    (4)話す内容を検討する
    ・分かりやすい話し方の条件 ・内容を考える
    (5)プレゼンテーションペーパーのポイント
    ・なぜ、プレゼンテーションペーパーが必要なのか ・注意すべき点
    (6)「話す」スキル
    ・姿勢、態度、表情 ・声について
    (7)ヒアリングスキルとは
    ・情報収集が生む、効率、生産性 ・積極的な「ヒアリング準備」
講義
  • 9.企画書発表
    ※完成した企画書を発表しグループ間で相互評価、最優秀グループを表彰
    ■進め方
    ①プレゼンテーションの事前練習(グループ内)
    ②プレゼンテーション(グループ毎)
    ・プレゼンテーションは、グループメンバーで分担し全員で行なう
    ・時間は、グループ発表5分→質疑応答8分→評価2分の 計15分
    ・他グループの発表を評価
    ・評価シートに基づきグループ論議の結果をフィードバック
    <評価シート項目>
    1.世の中に役立つか
    2.Something Newがあるか
    3.費用対効果があるか
    4.発表の仕方が適切か
    ③評価シートの集計結果により、最優秀グループを表彰!
発表

全力Q&A{{list[0]['category']}}関連の全力Q&A

よくあるご質問について、研修のプロとして熱く丁寧に回答します。

カスタマイズ事例~ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

{{theme}}研修のケーススタディ一覧

受講者の声/研修の感想・得た学びVOICE & learning

実施、実施対象
2018年 5月     29名
業種
その他市区町村など
評価
内容:大変理解できた・理解できた
96.6%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 政策形成について、何から手をつけていけばいいか正直よく理解できていなかったが、その方法やポイントについて理解できた。
  • 新たな業務が生じた場合、すぐ着手するのではなく、その業務の目的、問題、計画を考慮してから、効率的に実行していきたい。
  • 政策形成の考え方、具体的な手法を学べたので、自分の業務に当てはめて考えていきたい。

実施、実施対象
2017年 8月     29名
業種
その他市区町村など
評価
内容:大変理解できた・理解できた
89.7%
講師:大変良かった・良かった
89.7%
参加者の声
  • 今後の業務を考えるよいきっかけになりました。部署に戻り、係で共有し他の業務担当の方と意見を出し合って、業務の質を向上させていきたいと思います。
  • 問題点の洗い出し、ゴール設定について、わかりやすい手法であり、いつもの業務でも「このようにやっていけば明確になる」ということがよくわかりました。ワークでは他の部署の方のいろいろな観点での意見が聞けてとても有意義でした。
  • 現状をどのように解決していくか参考になりました。職場に持ち帰り、ブレーンストーミングなど実践して行けたらと思います。有益な研修となりました。今後の業務に活かしたいです。

実施、実施対象
2017年 7月     31名
業種
その他市区町村など
評価
内容:大変理解できた・理解できた
80.6%
講師:大変良かった・良かった
83.9%
参加者の声
  • 通常の業務を何とかスムーズに回せるようにしたうえで、来年度業務に向けて検討する際の参考にしたいと思います。
  • 研修で学んだプレゼンテーションのスキルを元に、足元に広がるキッカケを拾い上げ、業務に活かしていきたいと改めて思いました。
  • 身近な視点から政策を見つめることの重要性を理解した。事業の実績等をデータ化、グラフ化し、今後の事業に活かしていきたい。

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