2011年度新人の傾向と課題

「組織に役立つ」新人とは?

「組織に役立つ」新人とは?

新人は「できる」人になりたいと思っている

■「できる」人とは?

新人は誰しも「できる人になりたい!」と思っています。
しかし、「できる」とは何なのか、実はあまり分かっていません。

「できる」ようになるための具体的な行動や態度が分からず、的外れなことや上司の意図に沿わないことに力を注いでしまい、注意されることもしばしばです。

インソース流「できる」とは?

■「できる」ではなく「組織に役立つ」

「できる人」と書きましたが、インソースでは、人を評価する際に「できる」という言葉は使いません。「できる」「できない」の二元論で人を評価すると、そこで部下指導はできなくなってしまうからです。インソースでは「できる」ではなく、「組織に役立つ」という言葉を使います。「組織に役立つ」には、あらゆる方法と種類の役立ち方があります。プロセスを徹底的に評価するインソースならではの表現です。

 

上司の本音

では、上司が考える「できる=組織に役立つ新人」とはどのような新人なのでしょうか? 新人育成担当者さまを対象とした研修事前アンケートから、新人育成に対するお悩み100件を分析しました。

上司の新人に対するお悩みランキングは以下の通りです。

上司が困る新人のタイプ
1位 何を考えているのか?理解しているのか?分からない 34票
2位 自分で考えない、自発的に行動しない 20票
3位 新人としての立場をわきまえない 19表
4位 やる気が伝わらない、やる気がない 15票
5位 指示・指導を理解できない 13票
6位 社会人の基礎がなってない 8票
7位 ホウレンソウができない 5票
8位 傷つきやすい 5票
合計   119票


 
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上司の本音から考える「組織に役立つ新人の行動」

この悩ましい、新人に対するお悩みランキングを反面教師に、上司・先輩の求める新人の行動・態度を挙げました。
ずばり、「できる=組織に役立つ」新人はこんな新人だ!

1.どこまで理解して、どこが分からないかを、上司に伝えられる新人
2.自分で考え、自発的に行動できる新人
3.新人らしい謙虚さがある新人
4.モチベーションを保ち、やる気を周囲に示すことができる新人
5.上司の指示・指導が理解できる新人
6.挨拶、身だしなみなど、ビジネスマナーが身についている新人
7.ホウレンソウがしっかりできている新人
8.ちょっと叱られたくらいでは傷つかない、立ち直りの早い新人

これが上司・先輩が考える「できる新人の8つの法則」、つまり「組織に役立つ新人の要素」です。納得される方、これは求めすぎていると思われる方、まだ足りない!と思われる方、ご感想は様々ではないでしょうか。

新人の本音

しかし、これは上司の一方的な意見でもあります。新人はこれに対してどう思うのでしょうか?

次回は、秋の新入社員フォロー研修にて、上司の考える「できる新人の8つの法則」について新人は何を思うのかをテーマに調査いたします!次回をお楽しみに!

新人の傾向と特徴(2011年)→

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