INTERVIEW07

オンライン事業部

オンライン配信支援の最前線

Q.この部署の業務を教えてください

オンライン事業部は、オンライン配信専用スタジオの安定稼働が最大のミッションです。当たり前のようにオンライン研修が進行している環境を作っています。

その他には、研修や各種イベントのオンライン配信支援を行っています。お客さま先でも安心してセミナー配信をするための支援事業です。オンライン配信ツールの手配や、合同説明会といったイベントの申込管理から当日の運営等を行っています。また、専門性が高い説明会や資格更新講習会など、今まで対面でやっていたことをオンラインでできるよう挑戦しています。そこではオンライン上でのグループの作り方、オンライン上でのリハーサルなどといった工夫を提案しています。

Q.やりがいは何ですか?

ゼロベースからつくりあげていく仕事です。オンライン事業部は新しいことが多く、ゼロベースからの業務がほとんどです。業務フローの作成、ターゲットの模索、提供サービスの改良など、多くのものがゼロベースです。その中で新しい発見が非常に多いのがとても魅力的で、ワクワクします。「こんなニーズが!」「こんなサービスの提供方法がある!」のような気づきがあるのがやりがいです。

インソースは失敗を責めないため、どんどんチャレンジできるという激動の日々に充実感を覚えています。また、オンライン化ができていないお客さまに対して、提案の仕方を変えながら着手できるところにもやりがいを感じます。

Q.一番苦労したことを教えてください

配信用の機材を使いこなせるようになるまでは苦労しました。当時は機械関係の知識の蓄積がなかったため、機械に関する情報を集め、扱いに慣れるのが難しかったです。また、今までは小型のカメラなどを利用し、比較的扱いが簡単なものを多く利用していましたが、今後大型のイベントを請け負うにあたって高額なカメラなどを導入し、器材という面では整ってきています。ただ今まで触ったことがないもののため、それぞれの器材に慣れて使いこなせるようになるまで苦労しています。しかしその苦労も新しい経験として面白いです。

Q.仕事をしていて楽しいことは何ですか?

新しい発見がたくさんあることです。こんなニーズがあったのか、と顕在化していなかったニーズを発見することができます。また、機械や配信における技術的な面においても「このようにカメラで撮影したらいいんだ!」「このように光を当てたらきれいに見える!」などたくさんの発見があります。業務フローも自分たちで作り上げ、ターゲットも新たに模索して、提供サービスもどんどん形を変えて......と、ゼロベースで作り上げる中で、新しい発見が非常に多いことにとても魅力を感じます。

Q.最後に、部署として今後挑戦したいことを教えてください

さらに大規模なイベントの運営を行ってみたいです。立派な器材を利用して、シンポジウムなど何千人といった規模の方が視聴するオンラインの配信や、ハイブリッド型といわれるリアルの会場にもお客さまがいる中で同時に配信を行う形式の配信を行いたいです。そのような配信はカメラのセッティング一つにおいても今までの研修と大きく異なり難しいですが、自分たちでリソース、ノウハウをもって行えるようになりたいです。

また、いろいろな部署やいろいろなグループ会社と協働していきたいです。現在のオンライン事業部だけの力や経験スキルだけでは、正直太刀打ちできません。撮影や動画の知識があるメディア事業部やグループ会社のミテモ、ホームページやWEBにおいてはIMDの知識やノウハウを借りたり、参加者への告知においては自社のITサービスなどを利用していきたいです。

インタビュー後記

コロナ禍においてオンライン化という言葉はよく聞くようになりました。たくさんの従業員や複雑な業務フローを抱えている企業にとって、どのようにオンライン化をしていけば良いのかは悩みの種だと思います。インソースがスピード感を持ってオンライン化に対応できたノウハウを世に還元することで、そのような悩みを解消できます。オンライン事業部のビジネスのチャンスは、意外に手の届く範囲に転がっているのではないかと感じました。そして、こだわりを持って日々の業務をこなしていくことが、チャンスを生む必須条件だとわかりました。

オンライン事業部に所属する社員