2階層(若手メンバーへ直接指導を行う中堅層、管理職層)

言語・認知力にフォーカスし、指示徹底を確実にするプラン

プランNo.471

プランの概要

  • 全業界向け
  • 若手に個別業務の指示を出すベテラン社員、部署での人材育成の責任者
  • 1~2カ月程度

若手の特性に着目し、自身と対象者との読解力や言語力の差異をふまえて、誰にとっても分かりやすく最後まで取り組める指示の仕方を身につける全5回の研修パッケージ

課題解決の流れ

現状の課題

このような課題を解決する施策をご提案いたします

  • 【何度も同じようなミスが起こる】OJT指導の基本は理解しているものの、指示通りに対象者が動いてくれず同じようなミスやトラブル、手戻りが頻発している
  • 【若手への指導が昔よりも難しい】以前に比べ若手への指導が難しくなったと感じるが、具体的に何をどう改善したらいいのか見当がつかないために、結局は自分がその仕事を引き取りがち
  • 【レクチャーに時間がかかる】若手だけでなく、他部署からの異動者への業務レクチャーの場合でも、想定よりいつも時間がかかってしまう

問題の要因

  • 指導対象者側に問題があると思っている指導者・指示者が多く、その内容や伝え方を是正しようする姿勢が見られない
  • 相手が理解できていないと分かるとすぐに諦めてしまい、若手の成長の機会を自分が奪ってしまっていることに気づいていない
  • チーム内で暗黙知となっていることや慣例を明文化する体制や仕組みがなく、指示を出す側の説明力が指示を受ける対象者の理解度に影響を与えている

解決策

課題を解決するソリューション例をご紹介いたします

  • 指示・指導者が思う当たり前と指示を受ける側の常識が全く異なっていたり、そうでなくとも多少のズレがある可能性があることを認識する
  • 誰もが同じ理解にたどり着く明確な指示の出し方を知り、またそれを相手が最後まで遂行できるように導く力を磨く

プランの具体的な内容(本課題のソリューション例)

若手指導の担当者向けに2回、チームや部署における人材育成の責任者や管理職向けに3回の研修を実施します。相手が飲み込みやすい指示の出し方とはどのようなものか、途中で投げ出させない・集中力を途切れさせない徹底のポイントとは何かを習得いただきます。

プランの概要

直接指示・指導をする中堅層向け

1回目:読解力向上研修~仕事で使えるビジネス読解力で、行動を変える(1日間)

ビジネスにおける読解とは、「読んで・聞いて正しく理解し、期待される次の行動がわかること」です。こちらの示していることが相手に100%伝わるということはまずありません。1回目の研修では読解力のベースとなる常識力と語彙力、本質をつかみ要点をおさえる要約力、言外の意を汲み取り仕事の質を高める想像力を鍛えることが、指示を聞く側にも指示を出す側にとっても極めて重要であるという点を理解してもらいます。

2回目:(中堅・若手向け)業務の教え方研修~指示した内容を徹底させる(1日間)

指示側と受け手側の認識の相違を低減させるには、指示内容を10段階に分解する、暗黙の了解も言葉して肯定型で伝える・メモをとらせて返事をさせるなどの工夫が必要です。このプログラムでは指示そのものの出し方だけでなく、自主性を引き出す働きかけや中間確認の取り方、そして「指示の仕方の共有化」にも踏み込みます。指示を出す側のスキルを標準化させ、組織のノウハウとして蓄積できるよう導きます。

間接的な指導や指導計画の検討、業務采配を担う管理監督者向け

1回目:管理職向け研修~部下の言語力と認知力に応じた指導編(1日間)

なぜこちらの意図が相手に伝わらないのか分からないという管理職は、自身と指導対象者の言語力と認知力のレベルがそもそも異なるという現実を認識できていないことも多いものです。本研修ではまずこの事実をしっかりと受け止め理解したうえで、相手と協働成果を上げてもらう指導のあり方・部下のできる範囲を見極める方法をお伝えします。それぞれの部下の特性に応じた望ましい指導を、改めて検討いただくのが初回の目的です。

2回目:(管理職・リーダー向け)指示徹底力強化研修(1日間)

指示・指導を円滑なものにするには、やはり準備や段取りが必要です。2回目の研修では指示が相手に伝わるプロセスに沿って、独りよがりではない・誰もが同じ理解ができる手段と伝え方を身につけます。指示徹底のカギを握るのは中間確認です。最初は指導対象者に繰り返し何度も進捗状況を確認し、報告・相談・連絡が自主的にできるようになるまで辛抱強くフォローすることが大切です。行動経済学を用いた誘導にも言及します。

3回目:管理職向け生産性向上研修~かんばん方式を応用した管理職の生産性向上(1日間)

いわゆる「標準・基準」のレベルにすべての若手を早く引き上げ、個々のスキルの偏りを是正したいという場合には、こちらもあわせて受講いただくのがおすすめです。過剰品質を部下に押しつけていないか、あいまいな口頭での指示が常態化していないかなどを振り返り、現状を可視化する3要素を仕組みとして取り入れるにはどうすべきかを考えます。生産性向上につながるジャスト・イン・タイムの考え方や標準作業表作成のコツを学ぶ構成です。

研修のプロがお答え 全力Q&A


                

講師

お客さまの業界や受講者の業種・職種や学んでいただく内容に応じて、おすすめの講師をご提案させていただきます。

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