2020.03.19 ニュースリリース

働く人の「エネルギー」を軸とした組織の最適化支援サービス提供開始のお知らせ

働く人の「エネルギー」を軸とした組織の最適化支援サービス提供開始のお知らせ

giraffe[ジラフ]を活用した組織分析

アセスメントサービスを多数開発する株式会社インソース(本社:東京都千代田区、代表取締役執行役員社長:舟橋孝之、証券コード:6200、以下「当社」)は、子会社である株式会社らしく(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平康元一、以下「らしく」)とともに、「giraffe(ジラフ)(以下「giraffe」)」を活用し、働く人の「エネルギー」を軸とした組織の最適化支援サービスの提供を開始したことをお知らせいたします。

■giraffeで当社が得た知見と考え
2018年11月よりらしくが提供しておりましたgiraffeは、これまで個人特性の可視化および組織分析のためのツールとして、活用されてきました。その中で得られた知見から、「エネルギー」を備えた人材を育成すること、あるいは採用することの重要性がわかりました。ここで、エネルギーとは「たとえ困難があっても、精力的に行動し、目標を達成する力」のことであり、エネルギーが高い人は以下の特徴を備えていることが明らかになっています(※1)。

  • ・主体性が高い(相関係数r=0.77)
  • ・自信がある(相関係数r=0.53)
  • ・完遂力がある(相関係数r=0.53)
  • ・逆境力(レジリエンス)がある(相関係数r=0.52)
  • ・楽観的である(相関係数r=0.48)
  • ・他者に対する許容力が高い(相関係数r=0.43)
  • ※相関係数とは:「2つの事象が関連している程度」を表す指標
  • ※相関係数が1に近いほど、エネルギーと強い関連があることを示します。

このことから、従業員のエネルギーを向上させることにより、個人レベルでのポジティブな影響があることに加え、その効果が組織全体に波及した場合には、より「強い組織」を作ることにつながると考えられます。

■クラスタ分析の重要性
また、組織を平均でみるのではなく、「クラスタ(群)」に分けて考えることの重要性も確認されています。例えば、ある部署のエネルギーをみると、7人が高い一方で3人が低い場合、平均はやや低い水準に留まるため、部署のエネルギーを向上させるための施策を実施する必要があります。しかし、クラスタの観点を用いると、3人のエネルギーを向上させるために施策を実施するのではなく、チームを再編成して仕事の内容や働き方を変えることなどを通じたエネルギーの向上を図ることが有効であると考えられます。

このように、当社およびらしくのリソースをフル活用することで、エネルギー分析を通じた最適な組織構造の実現を支援し、ひいては組織のパフォーマンス向上が可能となるように支援いたします。

<サービス概要>

名称 働く人の「エネルギー」を軸とした組織の最適化支援サービス
内容 giraffeの結果を使い、働く人の「エネルギー」を軸とした分析を実施することで、組織の人的リソースの最適化を支援するためのレポート作成およびコンサルティングを行います

■お申込み方法
以下のWebページよりお問い合わせください。
https://www.rashiku.jp/giraffe/
提供価格 レポート1本100,000円~(税別)/1部署
 ※別途、giraffeの初期費用100,000円(税別)および受検料3,000円(税別)/名が必要です。
お申込み
開始日
2020年3月23日(月)

当社では今後もアセスメントサービス等の拡充を通じて、組織の活性化に貢献してまいります。

※当社独自の調査結果であり、全ての組織にこの傾向がみられることを保証するものではありません。

以 上

本記事のPDFファイルは、こちらにございます。

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