年間約87万名に研修を提供する株式会社インソース(駿河台本社:東京都千代田区、代表取締役執行役員社長:舟橋孝之、証券コード:6200、以下「当社」)はこの度、2026年度新人研修の結果を分析した本年度の「新人の傾向」についてお知らせいたします。
■2026年度新入社員の傾向と特徴
(https://www.insource.co.jp/newcommer_flash/newcom_result_2026.html)
2026年4月1日~14日の14日間で、新入社員研修の延べ受講者数は、累計72,526名となりました。そのうち、4月9日までに登壇した講師やアシスタント講師などから集めた研修内の受講者の様子(467件)から、2026年入社の新人の傾向をまとめました。
<概要> ・対象研修:2026年4月1日~4月9日の期間に実施された当社講師派遣型研修、公開講座
・回収数:467件
・登壇やアシスタント等で担当したクラス全体の印象として回答
(登壇したクラス全体の印象として5段階で評価、確認できなかった項目は標準点3として評価)
【評価点4以上の割合が高かった項目】
02. 研修内で指示されたことは確実に実行できる(指示内容に従うことができる):96%
09. 後ろ向きな発言や攻撃的な姿勢を示すことなく、自制的に取り組むことができている:94%
16. 意見交換や実践的なワークを円滑に進められている:92%
【評価点4以上の割合が低かった項目】
18. 指示されたことだけでなく様々な視点から考えられる(話題を広げることができる、様々な意見が出せる):55%
04. わからないことやできないことは質問し、確認している:58%
19. 演習の時間が余ったときも時間を無駄にせず、自分で考えて行動できる:61%
■新人の傾向のまとめ~際立つ「素直さ」と懸念される「思考力」の不足
【「素直さ・真面目さ」はより顕著な傾向に】
「指示されたことは確実に実行できる」は4点以上で95.5%と大半を占め、講師からのコメントでもよい点として最も多くあがりました。近年同様の傾向ですが、より傾向が強くあらわれるようになっています。また、「説明に対するうなずきがある」のポイントも上昇しました。講師からのコメントでも「今年はこの数年とレスポンスが異なり、疑問があれば前向きに質問してくる」と、コロナ禍の影響とみられていた反応の薄さやコミュニケーションの消極性は和らいだ傾向にあります。
【指導側の歩み寄りによって変わる新人の行動~表面的な反応と内面にギャップがある】
「一見クールに見えるが、講師側から歩み寄るとぐっと距離が縮まる、活発に意見するようになる」といったコメントが複数見られました。素直さゆえに、指導側の言動の影響を強く受けることがわかります。また、「承認」の気持ちが強いとのコメントも今後の育成に影響すると考えられます。
良い点として、学習意欲の高さに触れるコメントも多く、今後の教育次第での伸びが期待できます。
【懸念されるAIの影響~思考力・応用力不足の傾向が強まる】
①AIの影響により懸念される「考えない」ことの習慣化
「ビジネス文書研修では日頃からのAI利用が多い人ほど手の進みが遅い傾向にあった」という意見が見られました。AI活用がさらに進む中で、AIへの過度な依存による思考力の低下が懸念されます。「ワークは指示されたこと以上に深めない」など、昨年までに見られた傾向も継続しており、この傾向がさらに強まっていくことが懸念されます。AI活用について、方法とあわせて、適切に使うための判断軸を育てる必要があります。
②引き続き強く見られる「失敗したくない」傾向
「指名すれば答えるが、自分からは発言しない」「グループでは発言するが、全体発表では言わない」「考えるというより、正解を見つける姿勢が強い」など、ここ数年の傾向は今年もさらに強まっています。失敗を恐れるという点では、当社の新人フォロー研修で年々「レジリエンス」研修の人気が高まっていることからも、当面続く傾向と考えられます。
■傾向をふまえた育成~素直さを強みにする教育とAI時代に必要な思考力の醸成
①「知らない」ことを教育でカバーし、「失敗」しにくくする
②AI頼りにならない「考える」力と「判断軸」の醸成
③得意分野を任せることで、主体性・積極性を身につける
④新人教育と並行して、指導者教育を。指導がうまくできれば、素直な新人は育つ
<登壇講師からのコメントを含む詳細はこちら>
2026年度新入社員の傾向と特徴


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