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【代表舟橋より】高校時代の後輩がサントリー学芸賞を取りました!


高校時代の後輩がサントリー学芸賞を取りました。

第34回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞
『イメージの地層――ルネサンスの図像文化における奇跡・分身・予言』
(名古屋大学出版会)

インソース代表の舟橋でございます。実は私は高校、大学と通算7年間、
美術部で絵を描いておりました。
その大阪府立高津高校美術部時代の後輩である、京都造形芸術大学教授水野千依氏が
第34回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞いたしました。

本の内容は"芸術性"の面で評価を受けなかったために歴史のひだに埋もれた
ルネサンス時代の木版画、板絵、そして偶像の数々にスポットを当て、愛情を持って
分析した900ページの大作です。ぜひ、芸術好きの方、ルネサンス時代の芸術に
ご興味のある方はご一読の程お願いいたします。

『イメージの地層――ルネサンスの図像文化における奇跡・分身・予言』
(水野千依著 名古屋大学出版会)



推薦文(インソース 企画開発部 都築佐榮子)

"芸術性"の面で評価を受けなかったために歴史のひだに埋もれ、しかしその時代には
生きて信仰を集め、信頼と畏敬と祈りの対象であった木版画、板絵、そして偶像の数々。

災害に苦しみ、現実に迫り来る困難への恐れと不安に苛まれる民衆を癒し、
進むべき道を示唆して安堵へと導いたのは幻視から創造された板絵やフレスコ画だった。 
それらの表面には、祈るものたちの手で厳かに制作された当初から現代に至るまでの
長い歴史の時間が堆積している。 
水の災害に苦しむフィレンツェの人民にあつく応えたインプルネータの聖母、
一地域を越えて広く国外からも巡礼を集めたサンティッシマ・アヌンツィータ。
さまざまな時代の価値観に耐え、さまざまに受けた修復を超えてチーゴリの聖母は今なお、
村民の崇敬の核としてひっそりとタベルナクルムの中に安置されているという。

この書は多年に渡る緻密な研究の積み重ねの後の学術書であると共に、時代を生き延び、
あるいは時代の変遷に抗えず姿を消していった、そうした絵や版画や像への作者自身の
オマージュに他ならない。

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