インソースニュース 毎週メールでお届けさせていただいている研修情報のバックナンバー

インソースの研修情報

完了時・中間・すぐに「報告」の使い分け方/モチベーションのマネジメント(2)


いつも大変お世話になっております。
以前このメールの担当をしていました、中島です。
今回久しぶりに、私から皆様にメールをお送りいたします。

この春より新しく部下を迎えている方が多くいらっしゃることと思います。
部下育成の中でもよくお聞きするのは、「報告の受け方がわからない」と
いうお悩み。そこで、報告を受けやすい・受けるべきタイミングについて
お伝えします。
                  
▽OJT研修 ~部下指導編(1日間)OJT指導者研修 ~事前視聴動画と実践ワークで学ぶ(半日間)

       ----------------------------------------

前回のメールでご紹介した、マグレガーの「X理論 vs Y理論」に対するありが
ちな誤解と、その使い分けの重要性について、神戸大学大学院 上林憲雄教授
よりお伝えします。

▽モチベーションのマネジメント(2)

<<本日の内容はこちら↓です>>
┏◎ 完了時・中間・すぐに「報告」の使い分け方
┣◎ モチベーションのマネジメント(2)―マグレガー理論の正しい理解のために―
┗◎ ☆あとがき☆ ~『東京スポーツ』に「今年の新入社員」の記事掲載!

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     完了時・中間・すぐに「報告」の使い分け方
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この4月から新しく部下を持ったり、新入社員育成担当になられた方もいらっ
しゃるのではないでしょうか。特に初めて部下をもたれる方にとっては不安も
大きいですよね。私にも部下がいましたが、自分の仕事が忙しかったり自分に
余裕がなかったりすると、部下のことをついほったらかしにしてしまっている
こともありました。そういう自戒の気持ちも込めて、今回お届けするのは「い
つ報告をもらうのが良いか」のポイントです。

■仕事の所要時間によって報告のタイミングが変わる
指示した仕事を部下がきちんと取り組めているかを確認するためには、本人か
らの「報告」が必要です。その報告のタイミングは、指示した仕事の所要時間
によって変わってきます。指示した仕事の難易度によって、「報告」とは別に
「相談」を受けるケースも出てきます。

■すぐにできる仕事は「完了時」に報告
それほど難しくない仕事を部下に指示する場合は、完了次第、報告してもらう
ようにします。完了の報告を受けたら次の指示をすれば良いので、常に部下の
仕事を気にする必要が無く、私たちは自分の仕事に専念することができます。

■時間のかかる仕事は「中間」で報告
ある程度の大きさの仕事を部下に依頼する場合は、一定のタイミングで「中間
報告」をしてもらいます。単発の業務指示と違って、予想以上に仕事が進まな
かったり、意図したものと方向がずれていたりすることもあります。一定の時
期に中間報告をすることをあらかじめ決めておくことで、早い段階での修正や
支援が可能になります。また、部下や新入社員にとっても、最後に結果の是非
を伝えられるよりも、こまめに軌道修正を受けるほうが、自分に何が足りなか
ったのかが認識しやすくなり、教育効果を高めることができます。

■想定外のことが起きたら「すぐ」に報告
部下や新入社員にとって想定外の状況に遭遇した場合には、すぐに報告をする
ように常々伝えておくことが大切です。緊急性が高かったり素早い対処が求め
られる状況では、部下を育てることよりも、問題を解決させることの方を優先
し、速やかにその業務を引き継ぎます。

このような「報告」や「相談」のやりとりから部下・新入社員とのコミュニケ
ーションが生まれ、ほったらかしも減ります。「部下の報告」に関して参考に
していただければ幸いです。

▽OJT研修OJT研修 ~ゆとり世代への指導編(1日間)OJT研修 ~部下との対話力を高める編(2日間)

こちらもおすすめです(↓)
▽部下指導研修ホウレンソウ強化研修~報告・相談徹底編(1日間)【コラム】部下が報告したくないことでも報告させる【コラム】報告・連絡・相談の「適切なタイミング」とは?

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 モチベーションのマネジメント(2)―マグレガー理論の正しい理解のために―
                     神戸大学大学院 上林憲雄教授
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▽モチベーションのマネジメント(1)はこちら

■アメとムチのマネジメント
■信頼して任せるマネジメント
■X理論は古いか?
■X理論の有効性
■業種や仕事に応じてX理論/Y理論を使い分ける
■日本企業はX理論/Y理論の"いいところ"どり

★モチベーションのマネジメント(2)意欲向上・モチベーション向上研修仕事の意欲向上研修(1日間)

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☆あとがき☆ ~『東京スポーツ』に「今年の新入社員」の記事掲載!

『東京スポーツ 2013年4月4日号』に、「今年の新入社員」の傾向についての
弊社営業部金井のインタビュー記事が掲載されました。

例年読者の方から良い評判をいただいており、今年で3回目となりました。
今年の新人に見られる2つの傾向とは?ぜひ、こちらをご覧ください。

▽『東京スポーツ 2013年4月4日号』に「今年の新入社員」の記事掲載!

毎年少しずつ違いが見られる新人の特徴ですが、
うまく捉えて上手に育成していきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 


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