Python学院 ブログ

アンケート結果で振り返る💭参加者約160名の「Python無料体験会」

こんにちは。Python学院プロジェクトメンバーの米(よね)と申します!

Python学院とは、「オンラインで学べる、Pythonに特化したプログラミング教育機関」です。(以下の記事でPython学院について説明しておりますので、是非ご覧ください▼)

そんなPython学院では、6/8と6/10にかけて、Pythonのオンライン無料「体験会」を実施いたしました。

Pythonのコードについて基礎から応用まで一つ一つ丁寧に解説し、Pythonの動作イメージをつかんでいただき、またPythonでどんなことができるかをお伝えいたしました。

以前、5/27にもPythonの無料説明会を実施しており、約70名の方が参加されました。「説明会」と「体験会」の違いは、「Pythonプログラミングが実際に体験できるかどうか」です。

Python無料「説明会」についての記事もございますので、まだ読んでいない方は是非お読みください!▼

今回は、「アンケート結果で振り返る、参加者約160名のPython無料体験会」というテーマでお話しさせていただきます!

Python無料体験会実施の背景

5/27にPython無料説明会を実施し、Pythonとは何か、Pythonで具体的に何ができるのか、また組織のDX化を推し進めるためにPythonをどう活用するべきかということをお伝えいたしました。

続いて今回(6月)のPython無料体験会のテーマは、「Pythonプログラミングの第一歩を踏み出す」です。

短い学習時間でビジネスへの活用がしやすいPythonですが、習得するためにはまず「Pythonに触れる」必要があります。当たり前ですよね。

Python学院は、Pythonの習得を通じて日本中のビジネスパーソンをデジタル社会の主役となる "IT人材" にすることを目指しています。

体験会ではPythonプログラミングの方法についてお伝えをするだけでなく、「なぜPythonを習得する必要があるか」、また「Pythonを習得することで何ができるようになるのか」といったPython習得の意義もセットでお伝えしました。

今回の体験会の時間は80分でしたが、短い時間の中でただコードに少し触れただけでは、「Pythonについてもっと学びたい!」と思えるようにはなりません。

そこで体験会では、「Pythonプログラミングの第一歩を踏み出す」ために、参加者の皆さまにPython習得の必要性を実感いただき、Pythonプログラミングに触れることで、活用イメージが湧くような内容を設計いたしました。

体験会で理解度・満足度を上げるために工夫したこと

体験会には約160名の方々にご参加いただきましたが、アンケートでは約90%の方が「Pythonの使用経験なし」と回答し、また約60%の方が「プログラミングに一切触れたことがない」と回答していました。

プログラミング未経験の方でもセミナー内容が理解できるよう設計しているため、実際にセミナー終了後のアンケートでは、プログラミング未経験者から「分かりやすかった」「Pythonプログラミングのイメージをつかむことができた」といった感想を数多くいただきました。

多くの方にPythonプログラミングの第一歩を踏み出していただくために、Pythonの体験パートでは「今学んでいることは、そもそもなぜ学ぶ必要があるか」を繰り返し伝えました。

例えば、Python基本文法。

プログラミングに触れたことがある方ならご存じかと思いますが、プログラミングスキルを身につけてプログラムを作れるようになるためには、まず「基本文法」を習得する必要があります。

英語など自然言語を学ぶ時も、まずは基本文法を理解する必要がありますよね。Pythonもプログラミングの「言語」ですので、言語を習得するためには基本文法を理解できていないといけません。

ただこのPython基本文法ですが、プログラミング未経験の方からすると、難しく退屈に感じてしまうことがあります。

難しく退屈に感じたままPythonを体験いただいても、今後Pythonを自分で学習してみようという気にはなりません。

そこで「自分が今学んでいることは、そもそもなぜ学ぶ必要があるか」「これを学ぶことで、具体的にどのようなことができるようになるのか」を繰り返し伝えることで、学習者は「Pythonを使いこなせるようになった時の未来像」を意識できるようになります。

仕事でも同じだと思います。

目の前の作業は単純かもしれないけど、その作業のおかげで助かる人がいます。目の前の仕事は辛いかもしれないけど、その仕事を通じてより大きな価値を提供できる自分になります。

私は何事においても取り組む際に、「未来を見据える、想像する」ことが重要だと考えています。これはPythonを学習するにあたっても同じです。

「Pythonを習得した結果、何ができるようになるのか」「Python基本文法を理解することで、何が作れるようになるのか」――

未来をイメージすることで、現在学習していることの意義を見出し、ポジティブな気持ちで学習ができるようになり、学習効率が上がります。

体験会ではそんな「学んだ先」を想像できるように、Pythonを用いた業務効率化の具体例や、Pythonを学ぶことによるメリットなどを繰り返しお伝えいたしました。

アンケート結果から振り返る、体験会

5/27に実施したPython無料説明会に引き続き、今回(6月)の体験会でも様々な業界、企業規模、職種、役職の方々にご参加いただきました。

中でも、バックオフィス系の部門の方が多く参加されておりました。

セミナー終了後には参加者の方々にアンケートをご回答いただきましたが、参加者のリアルなお声として、アンケートの回答結果をポジティブ・ネガティブの両面から紹介していきます。

内容について
・「非常に良かった」 or 「良かった」 ⇒約92%
・「あまり良くなかった」 ⇒約8%

まずは参加者のほとんどの方に、内容について満足していただくことができました。

「あまり良くなかった」とご回答されたほとんどの方からは、プログラミング経験が一切なく、セミナーの内容についてしっかりと理解できなかった......という感想をいただきました。

今回の体験会ではプログラミング未経験の方でも理解できるような内容に設計をいたしましたが、実際、80分という短い時間の中でPythonの基礎についてしっかり理解することは難しいと考えております。

そこでアンケート結果を踏まえ、次回以降の体験会ではセミナー時間を80分から90分に延ばし、また伝える内容をより重要なポイントに絞ることにいたしました。

セミナーに対する感想・要望について
ポジティブな感想としては、
・「Pythonの基本的な内容について理解できました」
・「今後Pythonをもっと学んでみようと思える内容のセミナーでした」
・「素人ですが、今後勉強すれば
  業務効率を上げられそうな手ごたえを感じました」
・「実際に講師の方の画面を見ながらだったので、理解が深まりました」
といったものがありました。

Pythonの基礎を理解していただき、また活用イメージを多くの方に持っていただくことができ、価値のあるセミナーになったのではないかと思います。

また、

・「弊社の環境の問題ですが、実行速度が遅いため、
  ついていけないところがありました」
・「社内のセキュリティ上、Pythonの環境構築ができませんでした」
といったご意見もいただきました。

通信状態や社内のセキュリティに大きく影響を受けるのがプログラミングでございますが、今回の体験会では講師が共有する画面を見ていただくだけで内容が理解できるよう設計されており、実際にプログラミングを行うための環境構築ができなかった方でも、画面を見ているだけでPythonプログラミングを疑似体験できるような内容にしておりました。


さて、参加者の皆さまには、Pythonを用いて具体的に実現したいこともアンケートでお聞きしておりました。ここでは気になったものをいくつかご紹介いたします。

Pythonを用いて実現したいことについて
・メールの一斉送信
・作業員の日報入力ができるツールを作りたい
・自動売買のbot作成
・不特定多数のWebサイトからの情報自動収集
・Excel操作の自動化
・Excelと他ソフトとの連携

参加者の多くの方が、「Excel操作の自動化」と「Webサイトからの情報収集自動化」に興味を持っており、それらの技術を活かして何か業務効率化・自動化を行いたいと考えていることが分かりました。

実際、ビジネスの現場で何かしらの業務効率化・自動化を行う際、「Excel操作の自動化」と「Webサイトからの情報収集自動化」の技術は非常によく使われます。

Python学院でもそれらの技術についてレクチャーをいたしますが、改めて需要の大きさを実感いたしました。

改めて感じた、Pythonによる組織のDX化の可能性

今回実施したPython無料体験会を通じて、改めて、Pythonを社内で組織的に導入することにより、組織のDX化を推し進めていくことができると感じました。

現場の業務のあらゆる課題と日々向き合っている方がPythonを習得すれば、課題解決力が高まり、より大きな成果を出すことができるようになります。

またPythonを学ぶことで、「業務の自動化・効率化の案」を実現可能性や期間、予算も含めて具体的に考えることができるようになります。

Pythonを組織的に活用することにより、非エンジニアでもPythonを用いた業務効率化・自動化を実現できるようになり、個人の生産性向上、それに伴う組織の利益向上、また組織のDX化を推し進めていくことができます。

Pythonは、組織のDX化を推し進める強力なツールの一つです。

弊社ではPythonの可能性をいち早く感じ、社内においても、今年の新卒社員全員にPythonを含むIT研修を約2週間実施いたしました。

また緊急事態宣言下の在宅勤務期間、IT研修を受講した新卒社員が「新人開発チーム」として開発業務に取り組み、具体的に以下のようなプログラムを作成いたしました。

・Webサイトから企業情報を自動収集し、テレアポリストを作成
・ある企業の業界、企業規模を入力すると、
 おすすめの研修テーマがレコメンドされるAIツール
・提案書の自動作成ツール
・提案書の体裁を自動で整えるツール

弊社の新卒社員に向けた研修成果からも、Pythonが短い学習時間でビジネスへの活用がしやすい言語であることは証明済みです。

弊社は今後、来年度以降の新卒社員についてもPython教育を実施予定であり、組織の更なるDX化を、Pythonという強力なツールを活用することで推し進めようとしています。

Python学院について

以下noteの記事では、Python学院のご紹介をしております▼

WEBページもございますので、是非お目通しくださいませ▼

また現在、実際にPythonを触っていただける「無料体験会」も企画中でございます▼

「Pythonを使える人材を多く輩出する」という使命を果たすために、これからもどんどん面白いコンテンツや企画を作っていくので、応援をどうぞよろしくお願いいたします!!!

(「Python学院」プロジェクトメンバー 米)

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