管理職向け事務ミス防止研修~ミスの起こらない仕組みづくり

マネジメント

管理職向け事務ミス防止研修~ミスの起こらない仕組みづくり

11種類のアプローチで進めるミス防止のための根本的対策

No. 2110101 9913038

対象者

  • 管理職
  • 事務作業を監督する管理職の方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 重大な事故につながるミスを予防したい
  • 再発防止のために何をすべきか、根拠をもって示せていない
  • ミス防止に有効な分析と対策の仕方を知りたい

研修内容・特徴outline・feature

本研修は、ミス防止のための11種類のアプローチに沿ったミス防止の仕組みづくりが学べる研修です。職場で発生しているミスについて4M分析で多角的に原因を分析し、ミスの発生確率を減らすための業務設計をワークで検討します。作業者ではなく仕組み自体を変えることでミスの発生確率を最小にする手法を身につけます。

到達目標goal

  • ①ミスの発生原因を多角的に分析できるようになる
  • ②ミスの予兆から対策の方針を立てられるようになる
  • ③ミスを未然に防ぐための仕組みを考えられるようになる

研修プログラムprogram

内容
手法
  • 1.ミスは「仕方ない」で済ませない~職場の構造からエラーを防ぐ
    【ワーク】職場で起こるミスについて、どのようなものがあるか共有する
    (1)なぜ人はミスを犯すのか~ヒューマンエラーの本質
    (2)単なる注意不足ではない~ミスの種類と背景要因の整理
    (3)管理職が担う4つの防止活動
    ①報告を受ける ②対策方針の決定と部下への指示
    ③進捗の確認とフィードバック ④再発防止の仕組み化
    (4)人ではなく仕組みで防ぐというマネジメント転換
講義
ワーク
  • 2.なぜ起きたかを構造でとらえる~4Mで原因を洗い出す
    (1)多面的原因分析フレーム4Mとは
    (2) Man~作業者の知識・経験・心理に関わる要因
    (3) Machine~システムや道具の使い勝手・設計不備
    (4) Media~職場環境(照明・騒音・空間構成)の影響
    (5) Management~チェック体制・業務設計・教育の仕組み
    (6) 分析から見えてくる本当の再発防止策
    【ワーク】職場のミスについて、4M分析で原因を考える
講義
ワーク
  • 3.ミスの予兆から防止策を考える
    (1)ミスの前には兆候がある
    (2)業務中のサインを見落とさない~観察ポイント
    (3)小さなミスから致命的なミスを予測する~ヒヤリハットを生かす
    (4)ヒヤリハットを報告させる仕掛けと心理的安全性
    (5)重大事故を起こさないための11種類のアプローチ
    ①やめる・なくす ②できないようにする ③分かりやすくする ④やりやすくする
    ⑤知覚させる ⑥認知・予測させる ⑦安全を優先させる ⑧能力を持たせる
    ⑨自分で気づかせる ⑩検出する ⑪備える
    【ワーク】職場のミスについて、どの段階で防ぐことができるか考える
    (6)2つのステップで対策を考える
    ①ミスの発生確率を減らす ②ミスの検出・リカバリー
講義
ワーク
  • 4.ミスの発生確率を減らす業務設計
    (1)ミス発生を根本からなくす
    ①必要のない作業は廃止する ②危険なものをなくす
    (2)人の判断や操作の負担を軽減する
    ①判断を減らす ②視認性を高める ③操作性を高める
    ④忘れない仕掛けを作る ⑤入力ミスを防ぐ
    (3)属人化を避ける業務体制
    ①ルールの明文化・形式知化 ②誰がやっても同じ結果になる標準化
    ③判断の優先順位の明確化
    (4)RPAツールで作業を自動化する
    ①自動化できる作業の特徴 ②自動化に役立つツール ③自動化に必要な体制
    【ワーク】職場のミスについて、発生確率を減らす業務設計について考える
講義
ワーク
  • 5.ミスを検出・リカバリーする仕組みづくり
    (1)ミスの兆候の見える化する
    ①作業フローの履歴を残す ②異常の見える化
    (2)効果的なセルフチェックのためのルール
    ①チェックしないと次に進めない仕組み ②動作を伴う確認
    ③別媒体でのチェック ④例示
    (3)第三者の視点を業務フローに組み込む
    ①ダブルチェック・クロスチェックのルール化 ②チェックの証跡を残す
    ③ミスの発見を評価する
    (4)ミス発覚時の対応を明確化する
    (5)ミスが見つかったときに手遅れにしない仕掛け
    【ワーク】発生したミスに迅速に対応するためのルールを考える
講義
ワーク
  • 6.まとめ
    【ワーク】学んだことを踏まえて、どのような仕組みづくりをしていくか考える
ワーク

企画者コメントcomment

作業担当者向けの事務ミス防止研修だけでなく、管理職向けにもミスの起こらないマネジメントや仕組みづくりの研修を実施したいというご要望をいただくことが増えています。本研修は、そのようなご要望に応え、重大事故を起こさないように管理職が取れるアプローチや、作業自体の廃止から万が一のミスへの備え方まで、仕組みづくりを網羅的に学ぶことができるようにと企画しました。

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