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vol.68

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Pythonを使用し業務改善・業務効率化を行った自社事例をご紹介します!

今回のテーマは「Pythonを使用し業務改善・業務効率化を行った自社事例」です。

(約5分で読めます)

~~~~~~~~~目次~~~~~~~~~
1、なぜ弊社では、Pythonで業務改善を行っているのか?
■Pythonで業務改善を行うのが向いているため
■全社で研修を行っているため
2、Pythonを使用し業務改善した自社事例3選をご紹介!
■【人事部】人事データの整理集約業務
■【営業部】企業の研修情報の自動出力
■【営業部】複数のPDFファイルを結合
3、おわりに
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1.なぜ弊社では、Pythonで業務改善を行っているのか?

Python学院では、多くのお客様のDX教育や推進支援をしております。
その中のある企業様のDX推進に関する課題解決について、ご紹介いたします。

■企業情報
業界:製造業(素材・化学)
企業規模:300名以上

■Python研修実施の背景
社員のデジタルリテラシーを向上し、コンサルティング会社と同じ目線で
会話ができる社員を増やす。

詳細:
コンサルティング会社に「工場自動化などの改善提案」と、システムの外注をしていた。
しかし、社内にコンサルティング会社や協力会社と同じ目線で会話できる人がいなかったため、
プログラミング未経験者でも、業務自動化・デジタルリテラシーの向上が見込めるPythonの
導入を決めた。

それでは、なぜ「Pythonで業務改善を行うのが向いているのか」についてお伝えします。
■Pythonで業務改善を行うのが向いているため

理由は以下の3つです。
①プログラミング言語の中では、比較的易しいため
プログラミング言語には、1つ1つコードの内容を確認できる言語(インタプリタ型)と、
意味のあるまとまったコードでないと確認ができない言語(コンパイル型)があります。
Pythonは難易度の低い前者にあたります。

②使用できる業務の幅が広いため
Pythonは他のプログラミング言語に比べ、使用できる業務の幅が広いです。
例えばJavaScriptはWebサイトを動かすときなどに使用することがほとんどです。
しかしPythonの場合、以下のことは一通り行えます。



Excelの業務自動化やデータ分析、AI・機械学習はもちろんですが、
API連携などを使うことで、より幅広く業務に活用することができます。

③情報がインターネット上に多いため
「プログラミング言語 ランキング」で検索すると、多くのページで「Pythonが1位」
と出てきます。
それほど人気であるということは情報もインターネット上に多くあります。

情報源が多いということは、「その分エラー解決もしやすい」と言えます。
プログラムを作成すると、エラーが多く出てきます。
そのエラーを解決できるかどうかはとても重要なため、「情報が多い」ということも
重要な要素となります。

■全社で研修を行っているため
また弊社では、上記の理由でPython教育を行っています。
全社で教育を行い、社員は簡単な業務の自動化を行っています。
自動化した後は社内で共有しているため、多くの方が自身の業務を自動化しています。


2、Pythonを使用し業務改善した自社事例3選をご紹介!

■【人事部】人事データの整理集約業務
課題・悩み:単純なExcelファイル転記作業の繰り返しが業務時間を圧迫している



結果:3か月に1度、3時間かかっていた業務が1回につき3分になった!
   加えて3分の業務自体クリック1つで完了するため、
業務のほとんどを行う必要がなくなった。

上記は実は、Python×Excelのみででき、
1~3日で学習から自動化プログラムの作成までを行うことができます。
弊社でも研修の取り扱いがございますので、
ご興味がございましたら、以下のリンクから詳細をご覧くださいませ。

・Python学院~Excel自動化入門編/データ転記からプログラミングを始める(2日間)
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_programming.html
・Python学院~Excel操作自動化編(1日間)
https://www.insource.co.jp/bup/python-excel.html

■【営業部】企業の研修情報の自動出力
課題・悩み:同業他社での実績を見せる際などに必要だが、
頻度が多く、手作業で作成するのは手間がかかる



具体的には、以下のようにExcel業務とWeb操作を自動化しております。



結果: 1回につき15分行っていた業務が1分になった!
   平均月5回、営業約20名で行っていたため、
   (15-1分)×5回/月×20名×12か月間 = 280時間
   よって、年間約280時間の短縮に成功しました。

上記は、Python×Excel×Web操作の自動化について学習することで、
作成することができるようになります。

上記のような自動化ができるようになる研修も、弊社で取り扱っておりますので、
ご興味がございましたら、以下のリンクから詳細をご覧くださいませ。

・Python学院~スクレイピング編/Webからの情報収集を自動化する(1日間)
https://www.insource.co.jp/bup/python-scraping.html
・Python学院~実践編/Excel操作とスクレイピングを組み合わせる(2日間)
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_practice.html

■【営業部】複数のPDFファイルを結合
個人で作成した資料のPDFファイルを会議用に結合する必要があるが、
手作業で行うのは手間がかかる


結果: 1回につき30分かかっていた業務が1分になった!
毎月1回行っていたため、
(30-1分)×12か月間 = 約6時間 よって、
年間約6時間の短縮に成功しました。
PDF結合はその他の業務にも活用することができ、
社内で展開することで削減効果がより大きくなりました。

上記のような自動化ができるようになる研修も、弊社で取り扱っておりますので、
ご興味がございましたら、以下のリンクから詳細をご覧くださいませ。
・Python学院~PDF操作自動化編(1日間)
https://www.insource.co.jp/bup/bup-python-pdf.html


3.おわりに

今回は、「自社でPythonを用いて業務改善をした例」についてご紹介しました。
次回は「2023年上半期のメルマガ人気ランキングについて」をお伝えいたします。
ぜひ次回もご覧くださいませ。

今回も画像生成AIに、ある言葉を入れて以下の画像を作成しました!
解答は、この記事の右下に記載しております。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
それでは、次回もお楽しみに!

A. トルコキキョウ


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