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【取材】AIでどう変わる?② ~従来のITとAIの違い

前回に引き続き、舟橋社長へのインタビュー企画です。
第2回目は、AIと従来のITの違いとその影響についてお話しいただきます。


◆前回の記事はこちら:【取材】AIでどう変わる?① ~ホワイトカラーの仕事

目次

ITとの違いは、データの学習

-編集部

AIと今までのITやシステムと違うところはどんなどころでしょうか?

-舟橋社長

ITとの違いでいうと、特に推論エンジン、ディープラーニングは今までのシステムと違うとこですね。
以前はロジックを全て考えて、それをコーディングしないと動きませんでした。多数の条件を考えて、SELECT文などを入れないといけない。しかしAIは、100点じゃありませんが、データを与えれば、自動でロジックを作ってくれるところが大きな違いです。最初の精度は低いかもしれませんが、使いこなすうちに高くなっていくというところも、今までのITやシステムにはないAIの特徴です。

AIを作る人と使いこなす人は違う

-編集部

この違いから、人の働き方はどのように変わるとお考えですか?

-舟橋社長

これまで、システムエンジニアやシステム会社の仕事は優秀な人材が行う仕事でしたが、AIが入ることで、AIアナリスト、エンジニア含め、より多くの人が行える仕事になってきています。特に、細かく突き詰めるよりも、大まかに概念を作れる力があればAIを使うことができるというのはすごいですね。そのためAIがこのまま発展を続けて、使える人が増えていくとシステムの専門家は働き方を変えないといけないかもしれませんね。
今、世の中ではAIそのものを作る人とAIを使いこなす人が混濁されています。作る人は難しい仕事で優秀な人材が必要ですが、AIを使うことは簡単になってきています。AIをうまく使う為にはどちらかというと発想が豊かな人が求められますね。逆にきっちりした人の仕事がだんだんなくなっていくのがこれからの時代ですね。辛いなぁ。

編集後記

AIと従来のITの違いや、作る仕事と使う仕事の違いは、ぜひ皆様に正しく認識して頂きたいお話でした。「AI」というと、難しくとらわれがちですが、使うことから始めて、まずはAIに慣れていくというのがよさそうですね。

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