研修担当者

新人研修のカリキュラム決めを伝授します(後編)

目次

成功したからと言って、去年と同じ研修を安易に行わない

去年の研修が、「新入社員の評判が良かった」「(段取り的に)うまく進んだ」からといって、今年の研修も去年と同じようにしようと思っていませんか?
研修のニーズは、毎年変わります。
去年の良かったところを活かすことも重要ですが、現場のニーズをヒアリングして「現場が求める人材」を育てられるよう、毎年研修内容を見直すことが重要です。

新入社員研修は経営陣も深く関わるべき仕事

新入社員は、具体的な知識・スキルと合わせて、その会社での「生きがい」・「働きがい」に関して"トップ"の声を聞きたがっています。
新入社員研修は、人事・教育担当者だけの仕事と思われがちですが、会社の"ビジョン"の話では経営陣が深く関わります。それぞれの現場で何を求めているかに関しては、現場にヒアリングしたり、場合によっては現場の責任者に話してもらう必要があります。社長の話は"儀礼的"に伝えるのではなく、新入社員研修の構成された"ストーリー"の中で効果的に行うことが重要です。新入社員研修は、"会社全体の仕事"だということを、しっかりと再確認することが必要です。

新入社員は顧客に一番近い社員。これを機に会社に"活力"を

新入社員の口を通して、会社のあるべき姿を考えてもらいましょう。会社に入りたての彼らは"燃えて"おり、真摯に会社をみています。新入社員に恥ずかしくない会社になるためにも、彼・彼女たちの知恵を借りましょう。
また、新入社員が入ってくるとうれしいものです。4月は会社全体が"うきうき"しています。この時期は、会社に活力を与えるチャンスです。新入社員研修の時期は忙しいので難しいかもしれませんが、他の社員にも、この時期に会社からメッセージを伝えると大変効果的です。

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