非正規社員を活用する!

部下育成

就業形態の多様化と非正規社員

就業形態の多様化に伴い、非正規社員が増加しています。正規社員に比べ、勤務時間が短い人は一般的にパートタイムやアルバイトと呼ばれていますが、業種によっては、非正規社員の活用がうまくできるかどうかは事業そのものに影響が及びます。もともと、主婦ならば家事に、学生ならば学業の都合に合わせて働きたいという要望を満たした就業形態です。

シニア世代の非正規社員が増加

最近、シニア世代の活用が叫ばれるようになってきました。まだまだ元気だから年金がカットされない範囲で働きたいというシニア世代のニーズが高くなってきたからです。考えてみれば、ビジネス経験が豊富なシニア世代は貴重な存在です。このような人材をうまく活かすことができるかどうかは、職場内の課題だけではなく社会的な意義を持ちます。シニア世代を非正規社員として雇用し、そのノウハウを活かしている会社も少なからずあります。

非正規社員は職場環境のモノサシ

非正規社員は正規社員に比べると、嫌な職場で我慢してまで働きたくないという気持ちが強いです。ということは、職場環境が良好でないところに対しては冷酷にNOの判定をくだすということです。パートと人間関係を築くことができるかどうかは管理者の評価として大きな比重を占めます。そういった意味では、非正規社員は職場環境のモノサシの役割を果たしているのではないでしょうか? それだけでなく、管理者のマネジメント能力が試されているというところかもしれません。

能力を活かし、成果を認めることが大事

さらにいえば、非正規社員は職場の慣習・因習に染まっていない点、新鮮な観点で仕事を評価します。例えば、習慣でやっている業務があれば、ホンネではこんな非効率な仕事と思っているかもしれません。この点を引き出すだけでも、違います。さらに改善方法まで聞き出せたら、その改善を実現することで、貢献を評価し認めましょう。非正規社員だからといって、正規社員と変わりません。上司や周囲の人に認められたいという欲求は同じです。

必要なのは管理職のマネジメント力

ということで、非正規社員のモチベーションアップも突き詰めると、このような素朴なところにあると思います。人間関係が良く意思疎通が円滑にできる職場は、正規社員だけでなく非正規社員にも必要とされています。そのために、必要だと思われるのが管理職のマネジメントです。