営業職

ある営業がモテモテの理由

経理部門の女性に非常に人気のある営業担当の先輩がいます。
一体どんな秘密があるのでしょうか。(恋人募集中の営業担当者の悩み)

目次

できる営業は全体のことを考えて仕事をする

どんどん新規開拓して高額の受注も取ってくるのに、お客さまに請求書を出し忘れてバックオフィスのスタッフにいつも迷惑をかけている、近くにそんな営業担当者はいませんか?

ひどいケースでは、経理部門などバックオフィスが、営業担当者のミスの後処理で多忙を極めている会社もあります。そんな営業担当者は、どれだけ売り上げを上げても、バックオフィスの女性にモテるのは難しいでしょう。むしろ、受注すればするほど程、余計な仕事を増やして他人に迷惑をかけ、嫌われてしまいます。

営業担当者は普段、会社の外でお客さまを相手にして仕事をしているので、バックオフィスがどんな仕事をしているのかなかなか分からないものです。

しかし、本当にできる営業というのは、いつも全体のことを考えて、いかに無駄な仕事を出さないかということを考えて仕事をしています。
つまり、バックオフィスの人間も考えて仕事をしているので、自然と人気が出るのです。

さらに、営業担当者は「事務作業が増える」ということを「利益を下げている」という意味でも把握する必要があります。


面倒な仕事を増やす営業は自分の売り上げを殺している。

「お客さまに請求書を持って行くのを1ヶ月も忘れてた・・・」

営業担当の方なら一度や二度ぐらいこんな事があるかもしれません。
こんな場合、上司だけでなく、経理担当者に小言を言われることになります。理由は、経理で面倒な事務作業が増えるからです。例えば、請求書を渡し忘れてしまった場合、
どのぐらいの事務コストが発生するのでしょうか。経理担当者からお客さまに速達やバイク便で再送付して、お願いの電話を入れてもらう。これだけで、大体2~4千円ぐらいのコストが掛かります。

利益は売り上げからコストを引いたものです。つまり、利益を向上させるには、売り上げを上げるだけでなく、いかに無駄なコストを発生させないことが重要です。逆に、面倒な仕事を増やす営業は、自分の売り上げを殺していると言えます。

したがって、渡すものを渡して、貰うものはきちんと貰ってくる人。余計な仕事を増やさない人。そういう担当者が、モテるだけでなく、会社全体から歓迎される優秀な営業といえます。


入金が早い営業担当者は会社全体から喜ばれる

経理はお客さまが「いつ入金をしてくれるか?」ということを非常に気にしています。
ところが、営業担当者としては、クロージングした時点で満足して入金に関しては気にかけなかったり、お客さまが気を悪くするのではと思ってなかなか言い出せないケースがあります。

会社は、売り上げがどれだけ立っても、実際にお金が入ってこなければ事業を継続できません。多くの会社は銀行などからお金を借り入れて事業をしています。もし、入金が遅くなると、入金処理が遅れ、資金繰りが悪くなったり、余計な金利を支払うなど、会社は損失を被ります。ですので、入金を出来るだけ早くしてくれる営業担当者は、経理・財務にとって頼もしい存在であるとともに、上司から評価も高くなります。


経理の流れを知ることで、一段レベルの高い営業ができる

また、ベテランの営業担当者は、一歩進んで、そうした経理の知識を踏まえて営業しているものです。例えば、お客さまが「商品を買いたい。支払いを早めにしたい」という場合、ベテラン営業担当者は「もしかたら、予算が余ったのかも知れない。他にも売れるかもしれない」と考えます。

また、「商品を買いたいが、支払いを延ばして欲しい」という場合は「金利負担分、コスト負担が大きくなってしまう。お客さまにも都合があるのだろう。でも、代わりにこちらのお願いも何か聞いてもらおう」と考えます。このように会社のお金の流れがわかると、相手の事情を踏まえた一歩踏み込んだ営業も可能になります。

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