内部監査部門、経営管理部門など関連部門のご担当者様
トップページ > 公開講座 > 公開講座 テーマ別研修ラインナップ 人事/総務/財務/法務研修 > ランサムウェア被害、内部監査室は何を問われるのか? ~サイバーインシデントが直撃するJ-SOX・内部統制と、取締役の責任~

No. K251943 99K251943
内部監査部門、経営管理部門など関連部門のご担当者様
サプライチェーンを直撃するランサムウェア攻撃は、もはや情報システム部門だけの問題ではありません。2025年には、アサヒグループホールディングスやアスクルが被害を公表し、事業停止や情報流出にとどまらず、決算・開示の実務にまで深刻な影響が及びました。
そして2026年、両社が提出した内部統制報告書は、内部統制の有効性について対照的な結論に至りました。同じくサイバー攻撃の被害者でありながら、一方は「開示すべき重要な不備」を開示し、他方は「有効」と評価する――この分かれ目は、セキュリティの巧拙ではなく、インシデントから評価基準日(期末日)までに是正と有効性の評価を完了できたかにあります。
サイバーリスクは、いまやJ-SOX(財務報告に係る内部統制)、取締役の善管注意義務、委託先管理、そして開示に直結する経営課題です。だからこそ、これらを横断的に確認する内部監査部門の役割が、かつてなく重要になっています。
本セミナーでは、直近の開示事例・裁判例・制度動向(セキュリティ対策評価制度、金融分野ガイドライン、積極的サイバー防御法等)を踏まえ、上場会社の内部監査部門が「何を・どこまで」確認すべきかを、J-SOX対応と取締役責任の視点から実務的に解説します。前回好評をいただいた取締役・法務向けの内容も補足しつつ、サイバーリスクを『守り』のコストから、企業価値を高める『攻め』の機能へと転換する視点をお持ち帰りいただきます。
本コースは、一般社団法人企業研究会が主催しております。
【第1部】
サイバー攻撃は、なぜ「IT事故」で終わらず「J-SOXの問題」になるのか
1.ランサムウェア・不正アクセス被害の急増と最近の傾向
2.サイバー攻撃が財務報告プロセス・決算・開示に波及する仕組み
3.「開示すべき重要な不備」と評価基準日(期末日)――アサヒGHDとアスクルの分かれ目
4.主要インシデント(アサヒ、ニップン、イズミ等)に共通する内部統制上の論点
【第2部】
内部監査は、サイバーリスクの「どこ」を見るべきか ―三線モデルと5つの確認領域
1.三線モデルにおける内部監査(第3線)の位置づけと、取締役会・監査役等との連携
2.内部監査が確認すべき5領域(ガバナンス/リスク評価/財務報告/技術的対策/委託先)
3.J-SOXのIT全般統制(ITGC)とサイバー監査の接続と、その限界
4.監査計画・監査手続への落とし込みと、証跡(エビデンス)の確認
【第3部】
被害発生後、取締役と会社は何を問われるのか ―事後検証と内部監査の役割
1.取締役の善管注意義務・内部統制構築義務が問題となる場面
2.委託元・委託先の責任関係と、管理体制が問われるポイント
3.「クラウド例外」を巡る法的整理と、実務上の誤解
4.身代金支払いを巡る法的問題・経営判断の合理性と、内部監査による牽制
【第4部】
委託先・サプライチェーンとSCS評価制度を、内部監査はどう確認するか ―「攻め」の委託先管理
1. 委託先・再委託先管理における契約・運用上の留意点
2. セキュリティ条項・監査権条項・準拠基準(NIST・NISC等)の考え方
3. 「セキュリティ対策評価制度(★制度)」の概要と、取引条件化する実務インパクト
4. 取適法・優越的地位の濫用との関係と、双方向での確認
【第5部】
制度対応と説明責任 ―個情法・金融ガイドライン・積極的サイバー防御
1. 個人情報保護法に基づく報告・通知義務の実務上のポイント
2. 会社法等の関連規制と、安全管理措置・最新経営ガイドラインの実務水準
3. 金融分野ガイドライン(金融機関向け)の考え方と、一般事業会社への影響
4. 積極的サイバー防御法・経済安全保障との関係と、監査上の留意点
【まとめ】
「守り」から「攻め」へ ―内部監査がサイバーリスクを企業価値に変える
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
【事前に必ずご確認の上お申込みください】
※事前のお席の確保などのご対応致しかねます。
※お申込み内容は、翌営業日以降に確定いたします。
※お申込み後、満席などでご受講できない場合がございますので、あらかじめご了承ください。満席の場合は、別途ご連絡申し上げます。
◆受講形式のご案内
【オンライン受講の方】
オンラインには、開催形式が<zoom開催>と<LIVE配信開催>の2つがございます。
開催日付の下に開催形式(ZOOM開催かLIVE配信開催)を赤字で記載しております。
開催形式のご案内をご確認の上お申込ください。
ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に下記の「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。
<zoom開催> 講師の方や他にご参加の方とのやり取りが可能
動作確認ページ
<LIVE配信開催> ご聴講のみ
動作確認ページ
ID livetest55
PASS livetest55
※LIVE配信は、企業研究会様の協力会社である、株式会社ファシオ様のイベント配信プラットフォーム「Delivaru」を使用されております。
お客様の会社のネットワークセキュリティによってはご視聴ができない場合もございますので必ず【動作確認】をしていただいた後に、お申込ください。
※オンライン受講の場合、視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催日の1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込時に、会場情報(住所・アクセス方法)をご確認ください。
筆記用具はご自身でご準備ください。
お申込み後のキャンセルにつきましてはこちらをご覧ください
法務・経営の視点から実務的に解説