【公開講座】グループ経営管理・海外子会社管理の実務＜全講＞

申し訳ございませんが、本コースは開催を終了しております。
お客さまの目的に応じて、他研修をご提案できる可能性がございますので、お気軽にお問合せください。

セミナーの趣旨

グループ経営の必要性・重要性は過去から周知の事実であるものの、具体的にグループ経営管理とは一体何をすることなのか？といった悩みの声もいまだに多く聞かれます。
特に新興国を中心に加速する海外展開への対応など新たな管理制度・管理項目の導入や高度化の要請が増している一方で、従来から行われてきた各種管理制度の負担の軽減も重要な課題となっています。さらに、その実現に向けては、これまで『管理』というと各社に専門分野を担う機能別組織を置いて行われてきた等が背景となり、会社の壁・部門の壁に阻まれ、グループ・組織横断的な組織的対応による管理体制が構築できないという企業も多く見受けられます。
自社グループの経営管理体制のあり方として、何を・いかにして実現するか、その明確化と共有化を図り、実践していくことが非常に重要になってきています。そのためには、管理方針、管理目的・項目、組織設計、各機能の連携方法等の議論の前提となる理論を理解した上で、自社に合わせた検討を促進していくことが求められます。このようなプロセスは、新たな環境変化の際にも柔軟な調整・見直しを図ることにも繋がります。
本セミナーでは、上記の観点からグループ経営管理、子会社・海外拠点管理の主要論点、対応策等のポイントを解説します。

受講対象者

経営企画部門、子会社管理部門、法務・コンプライアンス部門、リスク管理部門、内部監査部門等の担当役員、実務責任者、担当者

主催団体

本コースは、株式会社プロネクサスが主催しております。

講義内容

【グループ経営管理編】10：00～13：00
1．グループ経営管理・子会社管理の諸論点
- ■ 従来からの課題と新たな課題
- ■ グループ経営管理の目的・必要性と主要論点の確認
- ■ 管理対象会社の属性による管理目的、管理項目のレベル分けの考え方
2．グループ管理体制の構築
- ■ 関係会社管理規程の整備
- ■ 管理標準の整備と運用
- ■ 不正リスクへの対応
3．管理の効率化・省力化を図るポイント
- ■ 管理組織・機能の再設計、相互連携のための工夫
- ■ 新体制構築に向けた合意形成のアプローチ
4．モニタリング機能充実のポイント
- ■ 日常的モニタリングの充実
- ■ 内部監査、経営監査の充実
【海外子会社管理編】14：00～17：00
1．海外子会社管理の基本
- ■ 海外事業におけるリスク
- ■ 海外子会社管理における親会社の義務の変化
2．海外ビジネス環境の変化
- ■ 海外ビジネス環境の変化
- ■ 新興国ビジネスに共通するリスク
3．海外子会社管理の基本/ポイント
- ■ 海外子会社管理の全般的なポイント
  - －親会社・子会社双方の観点から
- ■ コンプライアンス対応のポイント
  - －贈収賄／カルテル／不正等を中心に

お申込みに際してご留意いただきたいこと

・必ずご視聴されるご本人様のメールアドレスでお申込みいただきますようお願いいたします。（お申込みいただくメールアドレスがご視聴いただくIDとなります。）
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・お申込みに際してご留意いただきたいこと・趣旨等を考慮のうえ、講師と同業の方などセミナーへのご参加をご遠慮いただく場合がございます。
・台風等の天災事変やその他諸事情により、セミナーを中止・延期する場合がございますので予めご了承ください。

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講師

山口隆二氏: 公認会計士／ＫＰＭＧコンサルティング株式会社ＫＰＭＧコンサルティング株式会社　シニアマネージャーディレクター; 略歴：朝日監査法人（現：あずさ監査法人）に1997年入所。以来、会計士監査を中心に、株式公開支援業務、様々な企業の内部管理体制に関する業務に従事。KPMGビジネス・アシュアランス㈱、あずさ監査法人ビジネス・アドバイザリー事業部を経て、現職。主にグループ管理体制・リスク管理体制・内部監査等の支援業務に従事。; 主な著書：著書に「取締役実務必携」・「監査役マニュアル」・「経理部門トップのための経営経理実践事典」（いずれもPHP、共著）、「経営戦略としての事業継続マネジメント」（東洋経済新報社、共著）がある。

水戸貴之氏: ＫＰＭＧコンサルティング株式会社ＫＰＭＧコンサルティング株式会社　シニアマネージャーシニアマネージャー; 略歴：法曹団体にて法務・コンプライアンス対応支援業務、海外進出支援業務等に従事。その後、KPMGに参画。以来、主に法務・コンプライアンス業務改善支援、海外子会社内部監査、海外子会社管理、グループリスク管理、贈収賄・カルテル防止等の支援業務に従事。