講義前半では『「財務諸表」の仕組みと読み方』について学びます。
財務諸表は IR の中核を担う重要なツールです。アナリスト、機関投資家、個人投資家等は財務諸表に強い関心を持ち、財務諸表を読み込んで分析します。したがって、彼らを相手にする IR 担当者は、当然のように財務諸表そのものの知識が求められます。
講義後半では前半で学習した『「財務諸表」の仕組みと読み方』を応用して、『財務諸表から企業の価値を測る方法』についてお伝えします。財務諸表をどう活用するか?その活用の一つのアプローチが、企業価値(≒株価)と財務諸表の関連性の分析です。企業価値は、株式市場の需給、マクロ経済動向といった外的環境よりも、その企業の“本来持っている力”によって決まります。 そして、その“本来持っている力”を把握するためには、企業価値と財務諸表との連動を理解することが欠かせません。
本セミナーでは、初めて IR 部門の担当になった方でもわかるように、「財務諸表を簡単な図に置き換えて読み解く手法」と「財務諸表から企業の価値を測る方法」をお伝えします。会計の基本知識がゼロの方はもちろん、ある程度の会計知識が身についている方にとっても、ケーススタディを踏まえて体系的に財務諸表の基本構造を学ぶことができるため、ご自身の思考の再整理につながります。