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BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)

BPRとは、Business Process Re-engineeringの略語で、「業務改革」とも言われます。従来のビジネスプロセス全体を根本的に見直し、再設計することを意味します。顧客や市場の視点を意識し、成功するプロセスへと企業活動を再構築・最適化することにより、組織目標の達成・業績向上を目指す手法として注目しています。

BPRと似た取り組みに「業務改善」がありますが、両者の目的は大きく異なります。
業務改善では、既存業務の見直しを前提としています。業務プロセスにおけるムリ・ムダ・ムラをなくし、コスト削減や効率化を図るのが業務改善の目的です。
一方BPRでは、業務自体の必要性から考え直します。組織目標達成に向け、俯瞰的に組織全体を見直し、分業による様々な非効率の解消・全体最適化等、抜本的な改革を行っていきます。

BPRを効率的に進めるには、以下5つのステップが有効です。
①検討:経営戦略に基づいた、目標を設定し、見直しを行う業務範囲を決める
②分析:業務の内容やフローを把握し、課題を洗い出す
③設計:課題の中で改善効果の高いものから、具体的な業務プロセスを設計する
④実施:BPRの目的を全社で共有したうえで、変更内容を実施する
⑤評価:モニタリングを通じて効果を測定し、問題点を修正する

業務の外注化(BPO)やITの導入など、BPRの実現において新たな費用が発生することもあります。実状にそぐわない規模の決断をすると、資金や人材のコストが無駄になり、改革の意味がありません。時代の潮流だと安易に導入するのではなく、何のための改革か、明確なビジョンを持つことが重要です。また、抜本的な改革を行ううえで、関係者の理解・納得がないと現場がついてきません。生産性向上や長時間労働の改善といったBPRによるメリットを、全従業員に十分周知しておく必要があります。

時代の変化に対応できる強い組織をつくるうえでは、時に痛みを伴う変革も求められます。組織の課題解決と更なる成長を実現するためには、経営トップや管理職層が強いリーダーシップを発揮し、従業員を牽引していくことが肝要です。

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