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デレゲーション

「デレゲーション」(delegation、デリゲーションとも)とは、上司が部下に自分の仕事の一部を移管して任せることを言います。

似ている言葉に「エンパワーメント」があります。どちらも「権限委譲」の意味がありますが、エンパワーメントは個人に一定の権限を与えて自立を促し、能力を引き出す目的があります。一方、デレゲーションは任せること自体が目的であり、組織に持続的な成長をもたらすための戦略として注目を集めています。

デレゲーションの原則は、やり方ではなく結果を重視することです。やり方は部下の選択に任せ、結果に責任を持たせます。部下にとっては成長の、上司にとっては生産性向上のチャンスとなります。

任せる仕事の選定をするためには、まず自身の仕事を洗い出し、その上で任せる仕事と相手を選び、相手に合わせた依頼をすることが重要です。
その相手に任せる意義を考えた上で、無理がある場合もあることを前提にリスクや失敗も視野に入れます。また、前提として上司と部下、お互いの信頼関係を築いておく必要があります。

この時、ホウレンソウのタイミングとチェックポイントを最初に明確にしておくことで、部下は任された業務を見守ってもらえているという安心感を得られます。

通常、デレゲーションは一定の意欲と能力がある部下に対して行いますが、能力な未熟な部下に仕事を委任する場合は、その能力に合わせて、段階的に任せることもできます。
また、成果が出るまでにはある程度の時間と忍耐が必要と考え、途中で部下のやり方に口を出さないことが、部下の成長を促すためにも大切です。

組織が大きくなればなるほど、経営陣や管理職一人ひとりの「組織を動かす力」に、限界が訪れるものです。
デレゲーションを適切に行うことでチームを支える柱を増やし、組織の業務推進力を高めていくことが、環境変化のスピードに対応し、組織が成長するためのカギとなります。

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