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ヘルスリテラシー

ヘルスリテラシー(健康リテラシー)とは厚生労働省が示す、「健康や医療に関する正しい情報を入手・理解・評価・活用し、生涯を通じて生活の質を維持・向上させる能力」のことです。
現代では従業員の心身の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践する経営手法、「健康経営」に関連する要素の一つとして重要視されています。


ヘルスリテラシーは以下の4つの基本能力で構成されています。
入手:様々な情報源の中から信頼できる情報を収集する
理解:得られた健康情報を正しく理解する
評価:その情報が自分にとって適切で信頼できるか、最新かなどを判断する
活用:日常生活や健康管理に適切に活かす

これらの能力を高めることで、世の中に溢れる不確かな健康情報に惑わされず、自分自身の健康課題(例:生活習慣病の予防や治療など)に対して、正しい判断や意思決定が主体的にできるようになります。


具体的には、以下の行動が重要です。
・定期的に健康状態を確認し、病気を引き起こすリスクがないか調べる「健診」と、可能性がある特定の病気にかかっていないか診察や検査を行う「検診」をしっかり受ける
・健康に悪影響があるとされる、喫煙や過度の飲酒といった生活習慣を見直し改善する
・インフォデミック(infodemic:世界保健機構(WHO)が「information(情報)」と「epidemic(伝染病)」を組み合わせてつくった言葉)により蔓延るデマや噂などの不確かな情報に惑わされず、科学的根拠に基づいた信頼性の高い情報を得る
・健康の重要性を自他ともに学習する


こうしたヘルスリテラシーの向上により、組織は以下のような実質効果が得られます。
・「ウェルビーイング」や「ワーク・エンゲージメント」との関係を理解し、働き方や組織のあり方を見直せるようになる
・従業員個人の実践を、組織全体の健康づくりや生産性向上につなげる視点を持てるようになる
・従業員が、働き方に関わらず生じる健康課題を理解し、より自分事として改善に取り組むようになる


健康への投資は個人の活力や生産性の向上をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上にもつながります。

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