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vol.51

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業務時間を1/3に削減!DXのおすすめの進め方とは?

今回のテーマは「業務時間を削減できるDXの進め方」についてです。


(約5分で読めます)
~~~~~~~~~目次~~~~~~~~
1、DX推進が難しい理由
2、おすすめのDXの進め方3つをご紹介!
3、おわりに
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1、DX推進が難しい理由


業務を効率化する上で、DXを推進したいという企業様は多いです。
しかしながら、多くの企業がDX推進に足踏みしています。
そこでこの章では、「DX推進の大まかな順序」を説明し、
「DX推進が難しい理由」をDX推進のフェーズに分けて記載します。
〈DX推進の大まかな順序〉
(1)DXで改善したい業務の洗い出し
(2)業務改善ツ-ルの選定
(3)業務フローの可視化
(4)(3)に合わせて業務改善ツールを作成する
(5)業務改善ツールの運用を行う
(6)規模を拡大していく

〈DX推進が難しい理由〉
■(1)~(3)で推進が止まっている場合
・人手が足りない
・DX推進を企画する時間が足りない
・ツールを導入する予算が足りない
・反対勢力を説得できていない
・社内でDX推進の知識のある方が少ない などが挙げられます。

■(4),(5)で推進が止まっている場合
・開発する時間が足りない
・社内でツール開発に詳しい方が少ない
・反対勢力を説得できていない
 などが挙げられます。

■(6)で推進が止まっている場合
・反対勢力を説得できていない
・一部の方にDX推進の業務が偏ってしまい、展開が難しい
 などが挙げられます。

この章では、「DX推進の大まかな順序」「DX推進が難しい理由」を説明しました。
次の章では、上記のお悩みを解決するために、
おすすめのDXの進め方をご紹介します。


2、おすすめのDXの進め方3つをご紹介!


この章では、おすすめのDXの進め方を3つに分けて紹介します。

〈おすすめのDXの進め方〉
■トップダウン型
■ボトムアップ型
■1部署から全社型

■トップダウン型
経営層など企業のトップ層から、下の層にDX推進を浸透させていく方法です。
メリット:
・上層部からの指示のため、DXが進みやすい
・対立が起こりにくい
デメリット:
・社員の意欲が低いままDXが進む場合が他の場合に比べ多く、形骸化しやすい



この形式については、弊社では上の4ステップを推奨しています。
(1)経営者・管理職向け研修
まずは経営者・管理職の方に、DX推進の必要性を理解していただきます。
(2)全社員向け研修
全社員に、「なぜDXを推進する必要があるのか」「どのような方法があるのか」
という知識を習得していただきます。
(3)選抜者向け研修
(2)で興味を持った方(希望者)や推薦で、選抜者を決めます。
その方たちに、実際に業務の効率化を行うために学んでいただきます。
(4)新入社員向け研修
(1)~(3)が完了したら、新しく入社する人材にも随時DX推進の研修を行います。

おすすめの場合:
・上層部が新しい技術や考えに興味を持っている場合
・積極的に業務効率化を推進しようとしている方が多くない場合
・昔からの慣習や制度を大切にしている場合
はじめの一歩としておすすめの研修:
・【全力解説】管理職のためのPython理解研修~Pythonを使った業務効率化のイメージを掴む
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_management.html
・(半日研修)DX推進研修~5ステップで今日から始める
https://www.insource.co.jp/bup/bup_digital_transformation.html

■ボトムアップ型
新人・若手の社員が主体となってDXを推進する方法です。

おすすめの場合:
・若手層に意欲的な方が多い場合
・若手にスキルをつけさせたい場合
・経営層や管理職の方があまり業務効率化に興味を持っていない場合

メリット:
・若手の意欲が上がる
・若手の方が時間に余裕があるため、業務と並行してDXを推進しやすい
デメリット:
・トップダウン型と比べると反発が起きやすい
・データなどの権限が与えられていない場合も多く、大きなことを行いにくい

はじめの一歩としておすすめの研修:
・Python学院~Excel自動化入門編/データ転記からプログラミングを始める(2日間)
https://www.insource.co.jp/bup/bup_python_programming.html
・Python学院~短期集中講座/未経験からExcel操作とスクレイピングに取り組む(5日間)
https://www.insource.co.jp/bup/python-dx.html

実はこの形式は当社の事例でもあります!
以下に弊社事例を詳しく紹介したメルマガと無料セミナーのリンクを記載します。
こちらも併せて、ぜひご覧くださいませ。
→DX推進~Pythonを組織全体に展開するための理想的な流れ~インソースを例にお伝えします
https://www.insource.co.jp/python-gakuin/mail-backnumber/vol32.html
→【無料セミナー】「Pythonを用いたDX研修」成果報告会~今年のインソース新入社員がプレゼンします!
https://www.insource.co.jp/seminar/python_seika.html

■1部署から全社型
DX推進室などの主幹部署から全社にDXを推進させていく方法です。

おすすめの場合:
・DX推進やIT系に詳しい方がいる場合
・積極的にプロジェクトを立ち上げる風土がある場合

メリット:
・ITやDXに詳しい方が招集されやすいため、チーム内に理解者が多い
・DXを推進させやすい
デメリット:
・チーム内で完結してしまうことが多い
・他部署からの理解を得にくい

はじめの一歩としておすすめの研修:
・(半日研修)DX理解研修

https://www.insource.co.jp/bup/bup-dx-outline.html

・システム・IT理解研修
https://www.insource.co.jp/bup/bup_system-understanding.html

私がお打ち合わせをしたお客様は、この形式でDXを推進している場合が多かったです。
社内で「DXを推進させなければならない」という焦りからDX推進室などを立ち上げるものの、
上に書いたように、結局その部署内で完結してしまうという悩みを抱えていました。
このような場合は「成果報告会」を行い、現在の取り組みを全社に周知することが重要です。
「成果報告会」が難しい場合は、メールで現在の取り組みを全社に共有することも有効です
また、Python学院チームでは「成果報告会」の支援なども行っておりますので、
興味がございましたら、ぜひ以下のリンクからお問い合わせください。
→お問い合わせはコチラ


3、おわりに


今回は、「DX推進する上でおすすめの流れ」についてお伝えしました。
次回はPythonエンジニアについてご紹介します。
Pythonエンジニアはその他のエンジニアと
どのような違いがあるのかについてお伝えします。
Pythonを仕事にしてみたい!将来のキャリアに役立てたい!という場合には、
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

今回も画像生成AIに、ある言葉を入れて以下の画像を作成しました!
解答は、この記事の右下に記載しております。



本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
それでは、次回もお楽しみに!

A. 入学(entry to school)


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