後輩サポート力研修~「頼れる先輩」に求められる3つのスキル

コミュニケーション

後輩サポート力研修~「頼れる先輩」に求められる3つのスキル

指導・支援・モチベートスキルを総点検し、「先輩力」を高めることで、働きやすく成果の上がるチームを目指す

No. 2550020 9902024

対象者

  • 若手層
  • 中堅層
  • リーダー層
  • 後輩育成に積極的に携わることを期待される方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 新人・若手が孤立し、退職してしまわないように現場のフォローを強化したい
  • OJT担当者やメンターのみに後輩指導の負担が偏ってしまっている
  • 人を育成する風土を醸成し、メンバー間の助け合いを活性化したい

研修内容・特徴outline・feature

長い社会人人生では、その多くの時間を誰かの先輩として過ごすことになります。後輩指導を特定の育成担当者に任せきりにせず、全ての先輩が主体的に携わるようになれば、チーム全体の成長スピード向上や広い視野の獲得、離職防止など多くの効果が期待できます。

後輩の広い意味での社会人生活をあたたかくサポートする「先輩力」を高めるために、本研修では、①ティーチング(上下関係)②メンタリング(斜めの関係)③モチベート(横並びの関係)の3つのスキル・立ち位置を活用し、臨機応変に使い分けられるようになることを目指します。

到達目標goal

  • ①「よき先輩」として求められる役割期待を自分事で考え、認識する
  • ②社会や組織のルール、仕事の進め方などを教えるティーチングスキルを習得する
  • ③相手の話を深く傾聴し、適切にアドバイスするメンタリングスキルを体得する
  • ④先輩風を吹かせず、後輩を尊重しモチベーションを高める接し方を身につける

研修プログラムprogram

内容
手法
  • 1.後輩の立場に立って考える
    【ワーク】後輩の立場で先輩にしてほしいと思うことを書き出す
    (1)頼れる先輩はありがたい存在
    (2)タテ・ヨコ・ナナメの関係を使い分けるサポーターになる
     ①ティーチングスキル ~タテの関係で指導する
     ②メンタリングスキル ~ナナメの関係で支援する
     ③モチベートスキル ~ヨコの関係で動機づけをする
講義
ワーク
  • 2.ティーチングスキルを身につける
    (1)ティーチングの目的 ~後輩の早期戦力化
     ①実務能力を習得させる
     ②考え方の軸を確立させる
    (2)指示の仕方
    【ワーク】担当業務を1つ挙げ、分かりやすい指示の出し方を練習する
    (3)指示した内容を確認する
    (4)報告させる、相談を受ける
    (5)ほめる効果について考える
    【ワーク】後輩について知っていることを棚卸して、ほめるポイントを発見する
    (6)叱る重要性を理解する
    (7)指導とパワハラの違いを認識する
    【ケーススタディ】スピードに課題のある後輩への指導の仕方を考える
講義
ワーク
  • 3.メンタリングスキルを身につける
    (1)メンタリングの目的
     ①職業人としての成長を促す
     ②メンタルヘルスのケア
     ③メンバーとの間をとりもつ
    (2)コミュニケーションの土壌をつくるひと工夫
    (3)日ごろから変化に注意する
    (4)聴くスキル = 傾聴力のポイント
    (5)訊くスキル = 質問力のポイント
    (6)メンタリングの留意点
    (7)不平不満の受け止め方 ~まずはきちんと聴く
    【ロールプレイング】質問力と傾聴力を駆使して、メンバーの相談を受ける
講義
ワーク
  • 4.モチベートスキルを身につける
    (1)後輩をヨコの関係で捉える
    【セルフチェック】先輩風を吹かせていないか確認する
    (2)業務依頼の仕方を工夫する
     ①求められる「発注者責任」
     ②仕事の魅力を伝え動機づけする
    (3)対等な立ち位置で感謝する
    (4)介入しすぎない
     ①後輩を見守り、自力の解決を支援する
     ②上から教えるのではなく、経験を推奨する
    (5)失敗ではなく改善に目を向ける
    【ケーススタディ】うっかりミスに落ち込んでいる後輩への接し方を検討する
講義
ワーク
  • 5.まとめ
ワーク

企画者コメントcomment

慢性的に忙しい職場や、シフト制・テレワークなどを導入している職場では、メンバー間のコミュニケーションが希薄化しがちです。「指導は自分の仕事ではない」と経験の浅いメンバーへの関与に及び腰になると、成長機会や不安・悩みを解消する機会が失われてしまいます。そのためにミスやトラブルを招いたり、仕事のやりがいを感じられず転職を選ばれたりするのは勿体ないことです。温かく思いやりのあるチームづくりのために、「後輩はみんなで育てるもの」として先輩・後輩間の支援体制を強化できればと考え、本研修を企画しました。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

実施、実施対象
2025年2月     12名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 後輩への対応の仕方をたくさん学ぶことができたので、現職場に戻ってすぐに活用していきます。後輩への接し方や話し方の改善に活用します。
  • 現在、私は後輩に仕事を教えるのがほぼ初めてなので、今回学んだティーチングスキルを後輩に活かします。学んだことを実践し、定着させていこうと思います。
  • 後輩について、理解していないことがあることに気づけました。明日からコミュニケーションを取っていきます。
  • 後輩のモチベートの注視と後輩が壁にあたったときの接し方を、導くような形へしたいと思います。後輩のことをまだ理解できていない所があるので、こちらから歩み寄って話を聞きます。
  • 後輩に対しての接し方や問題の解決の仕方等戸惑うようなものが多かったので、今回の研修で指標をもらえたのでそれに沿って後輩が成長できるように対応していきたいと思います。後輩に言葉の暴力はしないと心に誓います。

実施、実施対象
2025年1月     11名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
90.9%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 新人を指導するうえで、メモを取る、質問をするという基本的なことがどうしてできないのかと日々疑問に思っていたため、「最近の子はノートを取るときも写真を撮っているのでメモの取り方が分からない」「質問があるか聞かれても、指摘や叱られるのが怖いので質問をしない」と説明されたことが、とても腑に落ちました。そのような背景があるから、今日の研修のような取り組みが必要なのだと理解しました。
  • 今回の研修は、全ての業務・業務以外の場面でも活かせると思いました。感謝・お礼を伝える、褒める、一緒に考えるはプライベートでも使える事なので、活用していきたいと思います。
  • 後輩が安心して相談でき、成長をサポートできる先輩になるために活かします。話を最後まで聞き、フィードバックは具体的かつ前向きに伝え、困ったときは一緒に考えようと思います。
  • 常日頃、人の良いところを見つけ褒めていけるようにしたいと思いました。相手のことを知らないと、適切にほめることもできないので、まずは、後輩をよく知り、後輩の傾聴から始めます。

実施、実施対象
2024年11月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
83.3%
参加者の声
  • 後輩達とのコミュニケーションの取り方を学びました。コミュニケーションを取る際には、まず相手の立場を思って発言できるようにします。その上で、自分の経験を生かしてアドバイスをしてあげたり、一緒に問題解決に取り組んであげられるようにしたいと思います。
  • 新人を直接指導する立場ではないので、声掛け・陰から応援する。そして、何故離職してしまうのか、指導者の不足している部分を上司に訴えていきたい。
  • 後輩に対してのアプローチ方法を学ぶことができたので、後輩サポートに活かしていきたい。後輩に対して意識的に関心を持ち、自らコミュニケーションを取るようにする。

実施、実施対象
2024年10月     14名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • これまで、自分自身がなんとなく先輩に「やってもらっていた」ことが理解できたので、今後後輩と一緒に仕事をしていく中でタテヨコナナメの関係性を意識して、学びを活かしていきたいです。
  • これまでは後輩という立場の方が多かったが、今は後輩ができたので、今日学んだティーチング、メンタリング、モチベートスキルを日々活かしていきたいです。
  • 些細なことでも相手の良いところを見つけてしっかり褒めること、また叱ることも時には必要なため、業務の中で後輩指導で取り入れていこうと思います。後輩に報告のタイミングを任せないことについて、自分自身出来ていなかったと思うので、意識して指示するようにしたいです。
  • 今は業務チームの中で一番下の立ち位置にいるが、今後後輩がチームに入ってきたり、自分がOJTをする立場になった時に備えて改善していこうと感じた。
  • 後輩への指導、コミュニケーションの取り方を活かします。後輩の立場に立って物事を考えていこうと思います。

読み物・コラムcolumn

若手社員がぶつかりやすい「4つの壁」~1年間の成長ストーリー

2024年7月11日更新

若手社員がぶつかる「4つの壁」を、1年間のストーリー形式でお伝えします。新人のころとは違う悩みに、上司・先輩が具体的にどんな言葉をかけたら克服につながるかを「先輩の言葉」としてご紹介いたします。実際に指導する際の声かけやアドバイスの参考にしていただければ幸いです。

適切なフィードバックの行い方~助言と対話を活用し、相手の成長の一助となる

2024年7月18日更新

本ページでは、「フィードバック」について紹介しています。フィードバックのうち「ダイレクト・フィードバック」を取り上げ、相手に「行動をどう改善したらいいか(またはそのままでいいのか)」を明確に伝える手法や相手が受け容れやすい伝え方などをお伝えします。

部下・後輩のモチベーションの上げ方とは?フィードバックや質問話法を解説!

2024年7月11日更新

本ページでは、部下・後輩のモチベーションアップ方法についてお伝えします。年間4,000名以上が受講する意欲・モチベーション向上研修の実績から導き出した、ビジネスの現場で役立つ具体的な手法を解説します。フィードバック、ほめ方、各種質問話法などを掲載しています。

OJT指導者研修を語る

2024年5月21日更新

インソースの「OJT指導者研修」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「OJT指導者研修」は、座学、ケーススタディを通じ、「部下の指導方法」を具体的に習得する研修です。

「これって業務ですよね?」OJT研修の現場でよく出る、指導者のお悩みあるある大特集!

2023年5月30日更新

研修会社インソースがOJT研修を実施する中で、実際に受講者の方からうかがったお悩みと、研修内で議論された意見などをご紹介します。OJT指導者の方だけでなく、その監督者の方や人事ご担当者さまも「OJT現場のあるある」を知っていただき、今後の教育にお役立てください。

「Z世代」を知る~次世代の多数派とどう関わり一緒に仕事をしていくか

2024年9月3日更新

本ページでは「Z世代」について、2022年度の新入社員の傾向やインターネットの発達による若者の変化、管理職世代が過ごしてきた時代とは全く異なる環境で成長してきた「Z世代」と、どう協働していくかについてお伝えします。

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