キャリア・エンパワーメント・コンサルティング~経営方針と社員のキャリア志向のギャップを可視化

事業成長を阻害する
「組織とキャリア志向のミスマッチ」

  • 現場で起きている構造課題

    • 環境変化や事業拡大に対し、人材の適正配置・成長スピードが追いつかない
    • 経営は変革を求めている一方で、社員のキャリア意識は現状の延長線に留まりがち
    • 人事施策は存在するものの、経営戦略と個人のキャリアが十分接続されていない
  • 課題の本質

    • 将来のキャリアを描けない状態だと、指示待ち・挑戦回避・守備範囲固定が起きやすい
    • 社員一人ひとりのキャリア観は、価値創出・挑戦度合い・行動選択の質に直結する
    • 会社の方向性と自身の成長が重なったとき、人材は最も高いパフォーマンスを発揮する

上記を放置した結果として経営リスクが顕在化

  • 育てたい人材が辞める
  • 管理職・一部人材への負荷集中
  • 組織全体の成長スピードが鈍化

キャリア形成は「個人の問題」ではなく、事業成長を続ける上での経営課題の一つです。
単なるエンゲージメント向上対策ではなく、積極的に取り組むべき課題といえます。

社員のキャリア志向や組織とのギャップを可視化し、
事業成長につなげる

サービス概要

キャリア・エンパワーメント・コンサルティングは、社員の「キャリア志向」や「組織とのギャップ」を可視化し、個人と組織の成長エンジンに転換する伴走支援型サービスです。

その情報を経営戦略・人事戦略と接続することで、個人の成長と事業の成長を同時に実現します。調査・設計・実行・検証までを一気通貫でご支援いたします。

社員のキャリア志向を事業成長に変える 4つの仕組み

  • キャリア観の言語化・可視化

    社員が言語化できずに抱え込んでいる「キャリア不安・停滞感」を具体的かつ言語化された目標へ導きます。

  • 志向性情報の集約・分析

    社員が描くキャリアパスや興味関心を集約化。部署ごとの「キャリアニーズの傾向」や組織とのギャップを把握できます。

  • 実効的な施策設計サポート

    収集したデータを基に、「経営戦略と一貫性を持つ人材施策・人材投資判断」の立案を支援します。

  • 成果検証

    施策実施の数か月後に追跡調査を実施します。施策実施後の志向の変化や施策の満足度を測定します。

Before / After | キャリア志向の可視化で組織はどう変わるのか

Before

(現状)

  • キャリアを「何となく」「現状延長」で捉えている社員多数
  • 経営が求める人材像と、社員が思い描く成長像の重なりが見えづらい
  • 人事施策の優先順位が経験や感覚に依存

【参考指標】

  • キャリアビジョンを明確に説明できる社員: 10〜20%
  • 会社の方向性と自身の成長が「重なっている」と感じている社員: 25%前後

After

(導入後3〜6カ月)

  • 一人ひとりが「目指す役割・身につけたい力」を言語化
  • 経営が描く人材像と重なっている層/ズレている層が明確化
  • 人事施策をデータに基づいて選択・集中

【参考指標】

  • キャリアビジョンを明確に説明できる社員: 30〜50%
  • 会社の方向性と自身の成長が「重なっている」と感じている社員: 45〜55%

導入による主な変化指標(例)

  • キャリア解像度

    +20〜30pt

  • 施策納得度
    (教育等)

    +20〜30pt

  • エンゲージメント指標

    横ばい〜微増
    (※中長期で効く)

  • 離職率

    ▲2〜5

    (※中長期で効く)

立場に応じた導入メリット

経営視点
  • 事業戦略に資する人材の志向・傾向を把握できる
  • 将来を担う人材層を定量・定性の両方で把握
  • 人材投資の優先順位判断がしやすくなる
人事視点
  • 社員のキャリア意識を感覚ではなく客観情報として把握
  • 納得感と説明責任を両立した施策設計が可能
  • 施策効果を検証し、改善サイクルを回せる
社員視点
  • 自分の将来像を言語化できる
  • 会社との期待値ギャップが明確になる
  • 成長の方向性に納得感を持って行動できる

既存施策との違い

比較軸 キャリア・エンパワーメント
コンサルティング
キャリア研修 キャリア面談/
カウンセリング
アセスメントツール
主な目的 事業成長に資する
人材戦略の構築
キャリア意識の醸成 個人の悩み整理・支援 適性・志向の把握
起点 経営戦略・事業方針 人材育成施策 個人課題 診断設計
キャリア志向の可視化 (定量情報&定性情報) (ワーク中心) (定性情報) (数値化)
組織単位での分析 (部門・階層別に分析) (加工が必要)
経営戦略との接続 (トップインタビュー起点)
施策立案までの支援 (伴走支援)
実行・定着支援
効果検証・追跡調査 (追跡サーベイ)
経営判断への活用 (人材投資・配置判断)

多くのサービスは「可視化」または「育成」のいずれかに留まりますが、本サービスは可視化→戦略接続→施策実行→検証までを一気通貫で支援します。

【活用事例】エンゲージメント調査との掛け合わせ

  • エンゲージメント調査

    「状態」の把握

    • 満足度・不満要因
    • 働きやすさ・職場環境への評価
    • 組織の"コンディション"
  • キャリア・エンパワーメント・コンサルティング

    「方向性」の把握

    • 一人ひとりのキャリア志向
    • 目指したい役割・成長イメージ
    • 経営が求める人材像との重なり

状態 × 方向性 の両面から人材戦略を設計

「満足/不満」だけでなく「この先どうなりたいのか」まで把握でき、研修・制度・配置を感覚ではなく客観情報に基づいて設計可能になります。短期の状態改善と、中長期の事業成長を同時に実現します。

コンサルティングの5つのステップ

  1. 経営が求める人材像を明確化するトップインタビュー

    経営の視点から、組織の方向性および必要な人材像を把握します。1回あたり約1〜1.5時間(社長および所属長を対象)。本サービス全体の方向性を定める重要なフェーズであり、様々な角度からインタビューを実施します。

    社長

    1.ステークホルダーからの期待
    • 貴社は顧客・株主・パートナー(親会社)・地域社会などのステークホルダーの期待に十分応えられていると思いますか?
    • 期待とのギャップがあるとすればどのような点でしょうか?
    2.経営戦略と人事戦略の関係
    • 今後3〜5年の事業戦略や成長の方向性はどこにありますか?
    • 現在の強み・弱みを踏まえて、今後強化していきたい領域は何でしょうか?
    • 今後の事業戦略や成長の方向性は、社員に浸透していますか?
    3.会社の成長とグループにおける立ち位置の変化
    • かつては売上1〜2億円規模だったが、現在は5〜10億円規模に成長。
    • 親会社から「製造業・物流業に貢献するシステム開発」を期待されており、親会社との連携を強化。
    3.システム会社からソリューション提供企業への転換
    • 以前は「言われた通りのシステムを正確に納期内に作る」請負型が中心。
    • 現在は顧客の現場課題を発見・設定し、ソリューションを提案・実行する課題解決型へ移行中。

    部門長

    1.ステークホルダーからの期待
    • 部門として、顧客や他部門、パートナーの期待に十分応えられていると思いますか?
    • 応えられていない場合、課題や不足している点はどこにあると思いますか?
    2.部門のミッションと方向性
    • 会社全体の戦略の中で、部門の役割はどのように考えていますか?
    • 今後、部門として達成すべき目標や重点課題は何ですか?
    1.部門の概要と主な役割
    • インフラ部門は、顧客のシステム基盤(セキュリティ、ネットワーク、クラウド等)を整備・提供する組織。
    • 「顧客にとって役立つシステムを届ける」ことを最重要ミッションと認識。
    2.顧客への提供価値と課題
    • 強み:泥臭い作業から高度な技術対応まで、柔軟かつスピード感を持って顧客ニーズに応える姿勢。
    • 課題:技術進化(特にセキュリティ分野)が急速であり、最新技術をシームレスに提供する体制が追いついていない。
  2. 社員のキャリア志向と人材像の認識ギャップを可視化

    社員が認識している人材像やキャリア志向について、アンケート形式で情報を収集します(1人あたり約20分)。収集した内容をもとに、社員が考える「求められる人材像・キャリア志向」と経営側が想定する方向性とのギャップを可視化します。

    設 問 例

    1. Q1〜3.所属 | 等級 | 役職
    2. Q4.主な役割や担当業務
    3. Q5.ご自身の等級で求められるコンピテンシー
    4. Q6.コンピテンシーにおける具体的な行動
    5. Q7.自身の役割や担当業務を遂行するために必要な知識・技術・資格
    6. Q8.今後、社会人としてどのようなキャリアを歩みたいか
    7. Q9.部門や事業会社を越えたキャリア形成への関心 / 関心がある場合、その理由
    8. Q10.今後、身につけたい・伸ばしたいスキルやマインド

    組織×社員 ギャップマップ(アウトプット例)

    スキル領域 組織定義 (社長+部門長) 社員実感 (アンケート) 共通点 ギャップ
    業務姿勢・スタンス セキュリティリスクを最小化しつつ安定したシステム運用を実現することを最重要視。変化に応じた柔軟な対応力と現場判断を求めている。 事前準備の徹底、ミス防止など日々の業務を正確に進める意識が強い。改善提案への発展は限定的。 計画性・責任感・安定遂行に関しては高い一致がみられる。 個人の努力による品質維持に依存しており、標準化や再発防止の仕組みづくりには至っていない。
    コミュニケーション・
    対人スキル
    顧客・社内双方との信頼関係構築を重視。相手の理解度に合わせた説明力や傾聴力、調整力を必須スキルと位置づけている。 顧客要望や上長指示を正確に把握し、曖昧な点を質問する姿勢を持っている。 傾聴や報連相、チーム内の支援姿勢など、協調的コミュニケーションにおいては一致が見られる。 属人的な伝達や個人裁量に依存する部分が残り、情報伝達や知見共有が体系化されていない。
    思考力・概念化能力 変化の激しい技術領域において、事象を抽象化し論理的に構造化して提案へつなげる力を重視。課題設定者としての視点を求める。 課題を持ち、問題点を報告・共有する姿勢はあるが、分析や代替案の提示にまで至らないケースが多い。 課題意識や改善志向は共通しており、現場主導での小規模改善活動は定着している。 個々の課題対応力は高いが、抽象化・分析といった概念化スキルは育成途上。思考整理の支援が必要。
  3. 社員が自分のキャリア志向を言語化するワークショップ

    社員が「会社から求められる姿」ではなく、「自分が成長したい姿・担いたい役割」を言語化します。「将来、どんなスキルを身につけて、どんな役割を担って、どんな人材に成長したいか」を考えていただきます。

    アウトプット例: キャリア志向マップ

    「起業や独立よりも『心理的安全性・ワークライフバランス・確実な成長』を強く求めていることが特徴的。将来像として『PL/PM』や『後進育成』が多く挙がっており、管理職を回避しているわけではなく、『生活を犠牲にしない、納得感のあるリーダー像』を求めている。」

    個人が求めていること

    働くうえで大事にしていること

    • 心理的安全性
    • 成長実感
    • WLBの確保
    • 正当な評価

    避けたいこと

    • 過度な責任
    • 孤立無援
    • 評価の不透明さ
    組織に求めていること

    「安心・納得・成長・健全な環境」が不可欠

  4. データに基づく人事施策の設計と実行支援

    「社員の調査情報に裏付けられた、説明責任を果たせる人事施策」をご提案します。実務をこなしながら徐々に守備範囲を広げていく、積み上げ型の統合キャリア設計などを支援します。

    具体的な施策提案・実行支援の例

    1. キャリアの透明性を高める仕組み

      • PL/PMまでのロードマップ提示
      • 力量評価表
      • 定期的なキャリア面談
    2. スキルアップと成長を実感できる環境

      • 社外でも通用する研修
      • 多様な案件経験
      • PL見習い制度
    3. PL/PM候補者への早期育成

      • PL補佐経験の必須化
      • 小規模案件の責任者経験
    4. 心理的安全性の高いチーム作り

      • 意見を言いやすい会議運営
      • 失敗をサポートする環境
    5. 働きやすさの徹底 (WLB施策)

      • 残業の見える化
      • 明確な案件計画
    • 制度変更
    • 知識付与
    • スキルアップ
    • 個別フォロー
  5. 施策の効果を検証し、次の打ち手を判断

    施策実行から数か月後に再度サーベイを実施することで、「社員の意識変容」と「施策の有効性」を客観的に測定します。「良かったか」ではなく「次に何を打つか」を判断するために、4つの指標を定点観測します。

    • 検証する4つの指標

      • 1.キャリア解像度

        キャリアビジョンが以前より明確になったか

      • 2.施策の充足度

        実施された施策は有効だったか

      • 3.エンゲージメント

        会社への期待感や定着意向に変化はあったか

      • 4.離職率

        離職率に変化はあったか

    • 「人材が向かうべき先」と「投資すべき領域」の明確化

導入スケジュール例

キックオフから成果検証までを伴走支援いたします。※分析結果の報告会までは最短4カ月で実施します。

  1. 1カ月目:キックオフ・トップインタビュー

    プロジェクト立ち上げ、組織の目指す姿のヒアリング、人材要件やキャリアに関する情報収集を実施。

  2. 2カ月目:WEBアンケート設計・実施・分析

    対象者の決定、設問作成、アンケート実施、結果の集計・分析を行い、ワークショップの材料を整理。

  3. 3カ月目:ワークショップ

    個人のキャリア志向を引き出し、参加者の当事者意識を醸成するワークショップを実施(各チーム5・6名参加)。

  4. 4カ月目:分析結果報告会

    分析結果と次の段階に進むために必要な要件を示し、報告会を実施。

  5. 5カ月目以降:改善策提案・実行支援

    制度変更(人事・評価)、知識付与・意識醸成、スキルアップ、個別フォロー等の施策を伴走支援。

  6. 施策開始から3~6カ月後:追跡調査・成果検証

    社員のキャリア志向を再調査し、施策の成果を検証。さらなる打ち手の提案を行います。

導入前によくいただくご質問とその回答(FAQ)

Q1.キャリア形成は本人の問題ではないのですか?
A.キャリア形成の主体は本人ですが、その方向性が会社の成長と噛み合っていなければ、組織力は最大化されません。本サービスでは、社員のキャリア志向を尊重しつつ、経営が示す方向性とどこで重なるのか・ずれているのかをデータとして把握します。
Q2.既存の研修や1on1等の打ち手と何が違うのですか?
A.既存施策は「実施すること」自体が目的化しやすい一方、本サービスは「キャリア志向の可視化 - 組織単位での傾向分析 - 施策後の効果検証」までを一貫して行います。そのため、研修や1on1を「やりっぱなし」にせず、その後の経営判断に活かせる点が大きな違いです。
Q3.エンゲージメント調査ではダメなんでしょうか?
A.エンゲージメント調査が今の状態を測る健康診断だとすると、本サービスはエンゲージメント調査では捉えきれない「人材の向かう先」を可視化し、どこに向かって鍛えるかの方針を示すサービスです。両者を組み合わせることで、「状態(満足度)」と「方向性(キャリア志向)」の両面から人材戦略設計が可能になります。
Q4.どの規模・フェーズの会社に向いていますか?
A.特に、「事業が拡大・転換期にある」「若手・中堅が増え、次世代人材を計画的に育てたい」「経営と現場の意識ギャップを感じている」といったフェーズの企業で、最も効果を発揮します。

サービス価格(概算費用イメージ)

No. 実施項目 単価(税抜) 単位 備考
企画費 30万円〜 1式 左記1〜5のプロセスにかかる企画設計費用
トップインタビュー(社長/部門長他) 10万円〜 1名 お一人さまにつき約1時間
アンケート(設計・実施・分析・報告書) 30万円〜 1式 トップインタビューもまとめた報告書を作成 / 部門数に依って変動
キャリア・ワークショップ 25万円〜 1回につき約2〜3時間
キャリアパス、キャリア志向マップ / 改善提案作成 30万円〜 部門 部門数に依って変動
追跡調査、成果検証 25万円〜 1式 部門数に依って変動
交通・宿泊費 - - 組織ごとにお見積り
合計 150万円〜 - -

会社概要

商号
株式会社インソースコンサルティング
主な事業
コンサルティング事業、アセスメント事業、講師マネジメント事業
本社所在地
東京都荒川区東日暮里5-47-7 インソース日暮里ビル
設立
令和5年(2023年)10月

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