【活用事例紹介】giraffe[ジラフ]で、『前向きに仕事に励む社員』を見つける 【活用事例紹介】giraffe[ジラフ]で、『前向きに仕事に励む社員』を見つける

  

giraffe[ジラフ]で、『前向きに仕事に励む社員』を見つける

「ストレスチェックで、高ストレス者を発見し、対策を講じなければいけないリスクは見えるようになった。だが、「ストレス耐性があり、元気に前向きに仕事に励む社員」を特定することはできないだろうか?」

最近、こうしたお問い合わせをいただくことがあります。今回は、giraffe[ジラフ]を用いた、"活躍ポテンシャル社員"の見つけ方をご紹介いたします。

▶一人ひとりの特性と組織全体の傾向を「見える化」giraffeアセスメントサービスについて

「元気に前向きに仕事に励む社員」を特定する

giraffe[ジラフ]はオンラインで106問の設問に回答いただくことで、40項目の切り口で、その人材の特性や考え方、行動傾向を可視化するアセスメントツールです。「性格診断」「特性検査」のようなものとご認識いただければイメージが近いかと思います。

今回、ご相談をいただいた後、関係者の許可を得て、500人のgiraffe[ジラフ]の結果を分析してみました。すると面白いことが分かりました。

「エネルギー」の項目を要チェック!

相関分析を行ったところ、「エネルギー」の値が高い人は総じて、
・「逆境力(レジリエンス)」「楽観性」「自信」の値も高い
・「完遂力」「主体性」の値も高い
そして、さらに
・「他者に対する許容力」も高い
という結果となりました。

この結果が必ずしも、全ての企業の社員に当てはまるかどうかは分かりませんが、今のところ、多くの企業・チームで同じような傾向が見られるようです。しかし、新しいプロジェクトを始動する時、大きな案件を担えるチームを発足する時などには、こういった切り口から該当社員を選定することも有効的かもしれません。

ただし、一方で、「今、元気な人」が「ずっと、元気な人」であるかどうかは断定できません。ライフイベントや環境の変化によって、人にはストレスを感じやすい時期とそうでない時期とがあります。

大切なことは、共に働くメンバー同士、お互いに気遣いあって、気づき合って、パフォーマンスを発揮できているかどうか、パフォーマンスを妨げる要因がないかどうかを確認し合うこと、その関係性を普段から築いておくことです。

「皆が元気に前向きに働けているかをケア・フォローできる社員」を探す

「メンタル不調の社員が出てしまった」「職場にうつで休職してしまった社員がいる」そんなお話しをお伺いする機会も増えました。

よくいただく「事前に、そういった傾向のある社員を特定できないか」というご要望にはお応えすることができませんが、そんな時に私が代わりに提案しているのは、「周囲に気を配り、皆が元気に前向きに働けているかをケア・フォローできる社員を育成しませんか?」ということです。

giraffe[ジラフ]の結果を眺めていて気付いたことがあります。普段から「面倒見がいいな」「率先して後輩の世話をしているな」と評価していたメンバーには共通する傾向があり、それは以下のようなgiraffe[ジラフ]の結果でした。

・チームでの役割における「配慮」「育成」の値が高い
・共感力における「視点取得」「他者指向的反応」の値が高い
・共感力における「被影響性」の値が高くない
・「外向性」「主体性」の値が高い
・「他者に対する許容力」の値が高い

必ずしも、上記の条件を満たさなければいけないわけではありませんが、例えば組織内でメンター社員を選定する時や、指導者として先輩社員を選抜する時などには、giraffe[ジラフ]の結果をもとに対象を絞り、役割や任務を与える際には「あなたの特性を活かした指導・育成を実践してほしい」と期待を伝えると良いかもしれません。

お気軽にご相談ください!

このようにgiraffe[ジラフ]の結果をもとに、自組織内にはどんな人材がいるかを見える化し、チーム編成や人材の活用を考えてみてはいかがでしょうか。

本件に関するご相談・ご質問がございましたら、お気軽に 株式会社インソースまでお問い合わせください!

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