「階層別テスト」では、当社がこれまで実施してきた研修・コンサルティング・アセスメント等に基づき、初級管理職の社員に求められるスキルを洗い出し、以下のカテゴリを作成しました。
※本サービスでは、初級管理職を「課長以上~部長未満」の社員と想定しております。
カテゴリ | スキル |
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①プロジェクトマネジメント力 | 業務遂行/チームマネジメント/業務改善/判断力 |
②経営戦略 | マーケティング/イノベーション/AI知識/時事知識/法務判断 |
③人材マネジメント力 | 人材育成/部下指導/人事評価/ダイバーシティ |
④リスクマネジメント力 | コンプライアンス/品質管理/ハラスメント/クレーム対応/リスクマネジメント/個人情報保護 |
⑤コストマネジメント力 | 財務知識/労務管理 |
本テストではこれらのカテゴリ・スキルについて、ビジネス場面で必要な「知識」を問うとともに、ケーススタディなどを通じてそれを「活用できる力(活用力)」を有しているかどうかを測定します。また、各階層に求められる役割に応じて配点も異なり、「若手」は知識の配点が高く、階層が上がるにつれて活用力の配点が高くなっています。
①知識 |
多くの場面で使える知識を持っている
<例> 報告・連絡・相談の知識 |
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②活用力 |
ケースに応じて知識を活用することができる
<例> 欠員が出た際のチームマネジメント(⇔通常時のチームマネジメント) |
■「階層別テスト」の料金
若手向け | 中堅向け | 初級管理職向け | 上級管理職向け |
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2,200円/名 | 4,400円/名 | 5,500円/名 | 7,700円/名 |
※本サービスは、法人のお客さま限定のサービスです。個人・個人事業主の方からのお申込みは、お受けできませんので、ご了承ください。
全24問...知識10問(30点)、活用力14問(70点)
あなたはある中堅メーカーに企画課長として勤めています。来期は全社情報システムを再構築するにあたって、外部のシステム開発業者に委託することが決まっており、部下であるB係長を中心に検討を進めてきました。
その中で、あなたはB係長から「システム開発業者の提案内容をもとに3社まで絞り込んだが、それぞれ一長一短あって1社を選ぶことができない」という相談を受けました。B係長は入社以来システム畑を歩み、知識は豊富なのですが決断できないところがあります。
一方、あなたはマーケティング分野には強いのですが、これまで情報システム関係の仕事には携わったことがなく、十分な知識はありません。実際、B係長が作った各社提案の要旨を取りまとめた詳細な資料を見せてもらいましたが、専門用語が多くてよくわからない状況です。
この場面で、あなたはB係長からの相談にどのように対応しますか。最も適切なものを1つ選んで下さい。
1.別の部署に勤務しているK係長が情報システムに社内で最も精通しているため、知識が不十分な自分が判断するよりもK係長が良いと思うものに決める。そして、K係長には自分の上司である企画部長に説明するための資料を作成するように依頼する。このように、社内リソースをうまく活用することが、より良い判断を導くことにつながる。
2.各社からの提案を比較できる形式にするため、QCD(品質、コスト、納期)およびリスクの観点から資料をまとめるようB係長に指示する。そして、その資料を用いて上司である企画部長も交えた話し合いの場を設ける。たとえ専門的な知識を要する課題・問題であったとしても、多くの人が理解・比較できる形式で資料を作成することが、判断を助けることになる。
3.知識が不十分な自分が判断すると選択を誤る恐れがあるため、B係長に判断を任せる。ただし、プロジェクトを進める上ではコストが最も重要な要素であるため、委託にかかる費用の点については自分で判断してコストダウンに努める。専門知識を持たない場合には、詳しい者に判断を任せることがマネジメントにおいて重要である。
4.あなた自身に判断する責任があるため、多少の期日を要してでも、専門用語を調べたり、B係長に質問しながら内容を理解した上で決定する。専門知識が必要なプロジェクトを進める上では、勉強して全て自分で説明できるようになることが最も重要である。また、今回のケースでは期日を守ることよりも選択を誤らないことの方が重要であるため、適切な知識を身につけることが優先される。
基本的には、WEBinsource※ からのお申込みでお願いをさせていただいております。HPからのお申込みも可能ですが、アカウントの発行まで3週間前後の期間をいただくことがあります旨、ご了承ください。
※WEBinsourceは法人のお客さま限定のサービスです。個人・個人事業主の方からのお申込みは、お受けできませんので、ご了承ください。
WEBinsourceにまずはログインをお願いします。
アセスメントというメニューをクリックすると商品一覧ページが開きます。一覧より「階層別テスト」をお探しいただき、ご希望の商品をクリックしてください。
商品の詳細ページが開きます。その後「カートに入れる」をクリックしてください。
申込手続きにお進みいただき、受講者情報や数量、お支払い情報などの必要な情報をご入力ください。お申込み完了後、1週間前後でアセスメント受検用のアカウントを発行いたします。
HPよりお申込みの場合、ご利用前のお振込みと、受検者情報(氏名、メールアドレス)のご連絡を、別途お願いしております。お手続きの関係上、アカウントの発行まで3週間前後の期間をいただきますことがあります旨、ご了承ください。
以下の「お申込み」ボタンより「お申込み画面」へ遷移のうえ、「受講者情報入力」画面で、受検者情報をご入力ください。
若手向け・中堅向けが30分程度、初級管理職向け・上級管理職向けが50~60分程度となっております。
回答可能期間は、アカウント発行ご案内日から6ヵ月間です。ただし、ログイン可能期間はアカウント発行ご案内日から1年を超える6月末日までであり、この期間内は全体結果および個人結果の閲覧、結果のダウンロード等が可能です。なお、当期間経過後は、システムへのログインができなくなります。
昇格試験の一次情報として導入されている企業さまもあります。ただし、階層別テストのみで昇格有無を決めるのではなく、その他の情報と総合しつつご判断いただくことをおすすめします。
初級管理職向けテスト回答後のおすすめ研修は以下の通りです。自社・自組織・各個人のスキルアップのため、以下の研修をおすすめします。
チームマネジメントは部下を持つ管理職には欠かせないスキルです。チームをまとめるうえでは、計画策定や進捗管理、リスク管理など複合的な能力を発揮することが求められます。
【公開講座】新任管理職研修~自信を持ってマネジメントを始める編(2日間)【公開講座】チームマネジメント研修~仕組み作りと推進力を学ぶ【公開講座】段取り研修~管理職としての基本的マネジメントスキルを理解する
管理職はチームを率いて成果を上げる必要があるため、個人で成果を上げる場合とは異なる業務遂行スキルを習得する必要があります。
【公開講座】中級(課長級)管理職研修~PDCA・突破力編【公開講座】中級(課長級)管理職研修~課長としてのあり方・現場力編【公開講座】現場マネージャー研修
働き方改革の観点から、管理職にはコスト削減とパフォーマンス向上を継続的に両立する施策を行っていくことが求められています。
【公開講座】組織のタイムマネジメント研修~管理職の立場から組織の効率化を目指す【公開講座】生産性向上研修~明確な指示で、部下のパフォーマンスを高める【公開講座】生産性向上研修~仕事の見える化でムダなく成果につなげる
管理職には、場面ごとに何が最適なのかを考え、判断・決断する力が特に強く求められます。様々な要素を考慮したうえで適切な判断ができるためのスキルを身につけておく必要があります。
業績を拡大していくためには、外部環境と内部環境の両方を把握したうえで、戦略を立てていかなければなりません。そのためにも、所属部署に関わらずマーケティングの知識を身につけ、自社の立ち位置を把握しておくことが重要です。
事業環境が想像以上のスピードで変化する現代においては、前例踏襲のまま業務・事業を続けていくだけでは業績拡大が難しくなっています。管理職には、変化する時代に対応し、組織・事業改革を行うことが求められます。
ビジネス場面でAIを活用することは、業務の効率化や単純作業の削減につながります。管理職には、AIなどのツールを上手く活用し、生産性を向上させることが求められます。
人材育成は管理職の重要な役割の一つです。部下の成長を促すため、それぞれの部下に合わせた育成を行っていくことが求められます。
【公開講座】コーチング研修~部下の主体性を引き出すスキルを習得する【公開講座】リーダーコミュニケーション研修【公開講座】部下モチベーション向上研修
部下のタイプに応じて、効果のある指導方法は様々です。このため、管理職には部下のタイプに合わせた適切な指導が求められます。
人事評価の目的は、組織目標と現状のギャップを明確にした上で、目標達成に向けて共に考えることです。より適切な人事評価を行うためには、評価の手順や面談のポイントを押さえておく必要があります。
職場には様々な価値観を持つ人が集まっています。このため、管理職には各々の価値観を尊重したうえで、コミュニケーションをとり、指導・育成を行うことが求められます。
【公開講座】(半日研修)イクボス研修~管理職として出産・育児支援を考える編【公開講座】部下とのコミュニケーション実践研修~多様化する部下への関わり方
管理職としてメンタルヘルスに関する知識を身につけ、ラインケアについて理解を深めることで、風通しの良い職場を築いていくことが重要です。
コンプライアンス違反(不祥事)の発生は、企業に大きな損害を与えるため、管理職にはコンプライアンス違反(不祥事)を発生させないための職場づくりが求められます。
ハラスメントに関する適切な知識を身につけたうえで、ハラスメントを起こさないための職場環境づくりを進めることが重要です。
【公開講座】事例で学ぶハラスメント防止研修~管理職としてパワハラのもたらす損害について考える【公開講座】管理職向けハラスメント防止研修~上司力を発揮して、ハラスメントが起きない組織を作る【公開講座】(半日研修)ハラスメント防止研修~セクハラ・パワハラを生まない職場づくり
管理職には、難しいクレームへの対応や部下が対応したクレームへの二次対応などを行うことが求められます。
【公開講座】クレーム対応力レベルアップ研修~対応の難しい苦情対応のスキルを向上する【公開講座】管理責任者向けハードクレーム対応研修~招かれざるお客さまへの対応の仕方
管理職には、組織運営の観点から社内外に存在する様々なリスクを洗い出し、それらへの対策を講じることが求められます。
ビジネスにおいて、基礎、目的、推進力など様々な役割を持つのが「財務」です。管理職は、自社及び他社の経営状況を財務諸表から適切に分析し、経営方針を決めたり、予算を組んだりする必要があります。
【公開講座】財務基礎研修~3つの分析手法から財務諸表を読みこなす【公開講座】予算管理研修~計画達成を実現する予算編成と執行管理
労務管理は企業経営・企業業績を大きく左右する重要なポイントです。管理職は、労務管理の責任が管理職自身にあることを強く認識し、労働関係法の基本知識を身につけておく必要があります。