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【プレMBAコース10】経営倫理:企業とビジネスパーソンが持つべき「責任という倫理」<神戸大学MBA教授陣に学ぶ経営学の実践知>

マネジメント

【プレMBAコース10】経営倫理:企業とビジネスパーソンが持つべき「責任という倫理」<神戸大学MBA教授陣に学ぶ経営学の実践知>

企業経営の本質、果たすべき責任、求められる経営倫理について多面的に考え、その真の価値について理解を深める

No. RIAM008

  • 初級管理職(主任・係長)
  • 中級管理職(課長)
  • 上級管理職(部長)
  • 役員・経営層

対象者

  ・リーダー、マネージャー、部長、経営幹部層
・MBAや経営学に興味のある方
・経営企画・事業開発・人事・広報・サステナビリティ推進などの部門の方
・経営学をリスキリングしたい方
  ・30〜40歳代のビジネスパーソン

よくあるお悩み・ニーズ

  • 企業の果たすべき役割が利益追求だけではなくなってきている、意味や本質を学びたい
  • 従業員が適切な判断ができるようなモラルを持った組織をつくりたい
  • ESG対応を進める中で、その本来の意義や自社にとっての意味付けがあいまいで、現場との乖離を感じている
  • コンプライアンス施策を組織の価値向上にどうつなげていけるか考えたい

登壇講師 國部 克彦(神戸大学大学院経営学研究科 教授)

國部克彦教授

1990年大阪市立大学商学部助手、同講師・助教授を経て、1995年神戸大学経営学部助教授。2001年神戸大学大学院経営学研究科教授。2021年より神戸大学大学院経営学研究科長・経営学部長。
専門分野は、環境経営、経営倫理。
著書に『アカウンタビリティと経営倫理 -経済を超えるために-』有斐閣、『創発型責任経営 新しいつながりの経営モデル』日本経済新聞出版社、『価値創造の考え方 期待を満足につなぐために』(共編著)日本評論社、『責任という倫理 ー不安の時代に問うー』(共編著)ミネルヴァ書房、『AIによるESG評価 -モデル構築と情報開示分析-』(共編著)同文舘出版などがある。

≫「神戸大学MBA教授陣に学ぶ~経営学の実践知」その他科目はこちら

研修内容・特徴outline・feature

経営倫理は、本来、企業が守るべき規則のようなものではなく、不確実な状況に直面した時の判断の指針となります。また最近、ESG経営という言葉が一般に普及していますが、本質を考えずに規則にあわせるESG経営の形骸化も進んでいます。この講義では、Worth(真価)/Value(価値)の関係や、倫理の基礎にある、人間としての「責任」という概念にもとづいて、パーパス経営や価値創造への展開までを視野に入れて、これからの時代の経営倫理の在り方について、より深く考えていきます。

本研修は事前学習課題がございます。丸井グループのサステナビリティ活動に関する資料を読み、3つのディスカッションテーマについて考えてきていただきます。課題の詳細はお申込みいただいた方に、順次ご連絡いたします。

※本プログラムはMBAのコア科目から厳選した10科目を学ぶシリーズ「神戸大学MBA教授陣に学ぶ~経営学の実践知」の講義のひとつです。本講義を含めた6科目以上の講義への出席・事前課題の提出により、本シリーズの修了証をお渡しします。

≫「神戸大学MBA教授陣に学ぶ~経営学の実践知」その他科目はこちら

到達目標goal

  • ①神戸大学MBAで学ぶ経営倫理の概要を学ぶ
  • ②経営倫理の観点から、企業経営の今日的な課題を知る
  • ③これからの時代の経営倫理の在り方について深く考える

主催団体organizer

本コースは、特定非営利活動法人現代経営学研究所(RIAM)が主催しております。

研修プログラムprogram

内容
【オーバービュー】
・倫理とは(公共性と責任)
~法令や道徳を超えた「語り得ぬもの」が最も重要であることを理解する
~責任の連鎖で成り立つ組織に「本質的に無限である責任」を取り入れる
【コア】
・パーパス経営
~企業で働く人々のパーパスの共通項が組織のパーパスになるような経営とはどのようなものか考える
【ケース討議・演習】
・「企業理念の実践」を定款に記載し、「社会問題の解決と利益の二項対立を乗り越える」ことを目指す丸井グループを取り上げ、その特徴を議論し、受講生が所属する組織をそのように変革することがどのようにすれば可能かを議論する。

※カリキュラムは予定であり、一部変更の可能性があります。

企画者コメントcomment

日本で最初に経営学部ができた神戸大学。そこに集う教授陣が最新の経営学の知見をお伝えするプログラム「【インソース×RIAMビジネススクール】神戸大学MBA教授陣に学ぶ~経営学の実践知」を、2025年度は昨年の8科目に、新設のビジネスエコノミクス、交通論を加えた計10科目で開講いたします。本講義ではこれからのビジネスパーソンとして考えておきたい、経営倫理について、価値と真の価値の関係や、その基礎にある人間としての「責任」概念を問い直し理解を深めていきます。本講義を含めた6科目以上の講義への出席・事前課題の提出により、プログラムの修了証をお渡しします。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • よりご受講者さまにとって満足度の高いものとするため、一部予告なくカリキュラム・内容が変更となる可能性がございます。大幅な変更のある場合には、申込ご担当者さまへ個別にご連絡いたします。予めご了承ください。

事前のご案内

受講者の評価evaluation

生成AIによるサマリー(受講者アンケートまとめ)

お客様はこの研修について、ESGの本質を深く理解できる内容であると高く評価しています。哲学や倫理といった新しい視点を取り入れ、社会的課題解決の重要性を再認識する機会となっています。個人のパーパスが組織や社会を動かし、最終的に企業利益につながるという洞察が得られる点も魅力です。興味深い内容が最後まで続き、業務への具体的な活用方法を考えるきっかけになったとの声が多く寄せられています。
実施、実施対象
2024年11月     17名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
82.4%
講師:大変良かった・良かった
88.2%
参加者の声
  • 日々、目先の収益、所属する部署のKPIに追われて過ごしてきたが、会社としてはESG経営に対応する部署があり、私自身もその組織の一員である事、個人1人ひとりのパーパスが組織を動かし、それが社会の架け橋になり、最終的に企業利益につながる、そういった事を理解して仕事をしたい。
  • 物事を考えていくうえで、本質的な部分に基づいて考えます。自分がしている取り組みが何につながっているか考えることがESGにつながっていくと思います。
  • 価値創造について、利己的行動と企業活動を結び付けて考えることができました。もっと先生の講義を聞きたいと思いました。
  • 倫理とか哲学とかは工学部出身の私からすれば今まで触れたことのない分野であったが、最後まで興味深く聞くことができました。ESG活動とは社会的課題の解決であるということを、会社のみんなにも伝えます。
  • 哲学までに踏み込んだ深い内容で、ESGの本質が理解できたように思いました。形式化しない活動を意識して業務に活かしていきます。

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