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再任用制度、楽しく働ける職場作り

人事担当者30のお悩み

悩み
再任用職員向けの研修・教育はどのようにしていけば良いか。
回答
  • 誇りを持って「有終の美」を飾るための矜持を学ぶ
  • 再任用職員研修では、以下の2点をねらいとして実施すると
  • 効果的です。
  • ・再任用職員に寄せる周囲の期待に応えるべく、立ち位置の変化を
  •  理解し、自己変革を遂げる。
  • ・キャリアの集大成としての「有終の美」を、どのように飾るのか
  •  について真剣に考える。

周囲の期待と不安を正しく理解する

周囲は再任用職員に一定の期待とともに不安を持っています。

期待としては先輩として知識と経験を伝承してもらうこと、不安としてはモチベーションが上がるのか、といったことが現場では多く指摘されています。こうした声に再任用職員本人がまず耳を傾ける必要があります。

環境変化を理解する

再任用職員としてスムーズに仕事をスタートさせるためには、まず自身が置かれている環境の変化について理解し、現実を受け入れていただく必要があります。

たとえば、同じ部署で再任用された場合、元部下の指揮下で働く可能性が高くなります。自身の立ち位置を理解していないと、周囲を困らせるだけではなく、最終的には自分が浮いてしまうリスクさえあります。

また、異なる部門・部署ではこれまでの知識や経験が活かされない可能性があります。こうした場合、自分に何が伝えられるかを冷静に分析することが大切です。

自己変革の好機と捉える

再任用期間を単に「雇用と年金の接続」として捉えているだけでは、こうした周囲の期待や不安よりも、自身の都合や制度への不満のほうが大きくなりかねません。

これまでとは異なる立ち位置に戸惑うことなく、非連続によって生じる壁を乗り越えるためにも、多かれ少なかれ、自己変革の必要性があることを理解してもらわなければなりません。「周囲に受け入れられなければ、何も前に進めることができない」ということに後から気づいても、リカバーすることは難しいからです。

リーダーよりもメンターとして活躍する

再任用職員は、これまで求められていたリーダーとしての役割よりも、メンターとしての役割を理解する必要があります。自身が組織の長ではない場合でも、共通スキルとしての知識と経験の伝承、シニアにふさわしい視座といったものをメンターとして後進に受け継ぐことは重要です。

インソースは、再任用職員の方々が、職場で頼られるメンターとなり「有終の美」を飾っていただけるよう各種研修サービスを提供しております。


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