人的資本経営の第一歩は、「データに基づいた人材育成」~インソースのアセスメントサービス
「社員のスキルにばらつきがある」
「どの研修を受けさせるべきか悩ましい」
「優秀な人材が人間関係で辞めてしまう」
研修担当者にとって、こうした人材育成や組織に関するお悩みは尽きません。
勘や経験、あるいは過去の慣習に基づいた育成も重要ですが、変化の速い現代においては、これまで培ってきたノウハウが通用しなくなる場合もあります。そのため、社員一人ひとりの能力や特性、そして組織全体の状況を客観的なデータに基づいて現在を正確に把握することが、より効果的で戦略的な人材育成の鍵です。そこで注目されているのが「アセスメントサービス」です。
データに基づく人材育成~アセスメントの重要性
インソースグループでは、創業時から「世の中に、活躍できない人は誰ひとりとしていない」という強い信念のもと、アセスメントサービスを提供しています。
単に個人の能力を測るだけでなく、社員の「スキル・知識」と「特性・状態」の両方を詳細に調査・分析することで、あらゆる人が活躍できる組織づくりを支援しています。累計導入社数は2,876社、受検者数は131,624名(2025年3月末時点)にのぼり、多くのお客さまにご利用いただいております。
アセスメント導入がもたらすメリット
アセスメントを導入することで、研修担当者の皆さまには様々なメリットが生まれます。
社員一人ひとりの「見える化」
アセスメントは、個人のスキルレベルや知識の習得度、さらには潜在的な特性や価値観、思考の傾向、行動パターンなどを「見える化」します。これにより、「誰が」「何を」「どの程度」できるのか、あるいはどのような特性を持っているのかを具体的に把握できます。
組織全体の傾向把握
個々のデータが集まることで、組織全体のスキルや特性、エンゲージメントなどの傾向が明らかになります。これにより、組織としての強みや課題を客観的に捉えることが可能になります。
データに基づいた研修計画立案
組織や個人の課題が明確になるため、どのような教育・育成手段が効果的かをデータに基づいて検討できます。全社教育の基礎となったり、特定のスキル強化や課題解決に向けたピンポイントの研修を企画したりする際の強力な根拠となります。
採用・配置戦略への活用
個人の特性を把握することで、採用活動(新卒・中途)における活躍人材像の分析 や、社内での適切な人材配置の検討にも役立ちます。
離職防止や職場環境改善
エンゲージメント診断やハラスメントリスクアセスメントなどを活用することで、社員の意識や組織の状態、人間関係の課題などを可視化し、離職防止に向けた対策や職場環境改善の施策を検討できます。
社員のスキルアップ意識向上
アセスメント結果を個人にフィードバックすることで、自身の強みや課題を具体的に認識させ、自己研鑽や個別学習へのモチベーションを高めることにつながります。例えば、自分の上司だけでなく部下からも評価される「360度評価」は、自己評価と他者評価のギャップを把握させ、自身の改善点への気づきを促します。
人的資本経営の推進
アセスメントによる社員の現状把握は、人的資本経営を推進するための第一歩となります。自社に最適な開示項目を見極めるためにもアセスメントの活用は有効です。
これらのメリットを享受するために、インソースでは目的に応じた様々なアセスメントサービスを提供しています。
「スキル・知識」を見える化するアセスメント
インソースのアセスメントサービスは、大きく「スキル・知識」を測るものと「特性・状態」を測るものに分けられます。まずは、以下ようなサービスが「スキル・知識」を測るものにあたります。
階層別テスト|ビジネスで必要な「知識」と「活用力」を測定するテスト
若手(2~4年目)・中堅(5~7年目)・ベテラン(8~10年目 非管理職)・初級管理職(課長以上~部長未満)・上級管理職(部長以上) と5つの階層別に、各階層で求められる知識・スキル(ビジネス基礎、マインド、業務遂行力、論理的思考力、コミュニケーション力、リーダーシップ力、社会常識など)が身についているかを調査します。
新人8大スキルアセスメント|新人に求められる8大スキルを分析・可視化する
「伝えるスキル」「ビジネスマナー」「文書スキル」「ビジネスマインド」「仕事の進め方」「PCスキル」「対人スキル」「考えるスキル」という8つのスキル の得意・不得意を可視化します。自己評価とテストの二段構成 で、新人のスキル課題を具体的に把握します。
DXリテラシーアセスメント|「デジタルスキル標準」に準拠したアセスメント
DX推進に必要なマインド・スタンス(変化への適応力、コラボレーション力など)とリテラシー(データ活用、デジタル技術理解など) を測ります。DX推進人材の選抜やデジタル人材育成に役立ちます。
ITリテラシーチェック|組織のデジタル化への一歩を踏み出す
PC基本スキル、Officeアプリケーション、セキュリティ・コンプライアンス、データリテラシー、生成AIリテラシーなど、IT知識とスキルをテストとセルフチェックで確認し、個人・組織のリテラシーを可視化します。業務効率化に必要なPC×ビジネススキルの課題把握につながります。
営業スキルアセスメント|「営業力」を分解して可視化し、営業職の教育効果を高める
ビジネスパーソンが持つ「営業力」を、基本項目(基本マインド、プランニング)とプロセス項目(ターゲティング、アポイントメント、ビジネストーク、ネゴシエーション、アフターフォローなど) の合計8カテゴリに分解・可視化します。
論理的思考アセスメント|ロジカルに考える力を14項目に分解し評価する
論理的思考力を、「洗い出す力」「分解する力」「仮説を立てる力」「データを読解する力」「問題を解決する力」「提案する力」など14項目 に分解・評価します。ロジカルに考えるために不足している能力を対象者や上司が把握し、個々に合わせたピンポイントな対策検討に活用できます。
文書添削サービス|アウトプット学習で「相手に伝わる文書スキル」を磨く
社会人として求められる文書作成スキルを把握・強化するための通信添削サービスです。要約文、報告書、社内外Eメール、議事録など、ビジネスシーンに応じた様々な問題をレベル別にラインナップしており、ビジネス経験豊富な講師陣が添削とフィードバックを行います。
「特性・状態」を見える化するアセスメント
特性アセスメント「giraffe(ジラフ)」|一人ひとりの特性と組織全体の傾向を「見える化」
114の設問をもとに、潜在的な志向、価値観・モチベーション要素、活躍しやすい環境、考え方・行動特性など、計40項目で個人の特性を「見える化」します。組織全体としてどんな特性の傾向が強いのか、人材のバランスとあわせて可視化することで、自組織で活躍する人材像の分析につながります。
エンゲージメント診断(組織診断)|組織や仕事への課題意識を可視化
組織や仕事に対する意識を可視化するアセスメントです。組織への共感、仕事への意欲、チームの働きやすさ、マネジメントの納得感、業務負荷の健全度、社内制度等の満足度という6項目に分け、全20問、40問、100問の3つのプランで実施できます。
ハラスメントリスクアセスメント|40の問いかけで組織に内包するリスクを浮き彫りに
完全匿名化システムを用い、従業員の意識やハラスメントに関する知識・行動の有無、組織の状態、特有の要因・背景など、ハラスメントリスク度を「見える化」するサービスです。リスク度合いを数値化することで、具体的な課題に基づいた啓蒙活動や教育が可能になり、自組織の現状に合わせた有効な対策を立てられるようになります。
360度評価アセスメント|多面的な評価で強みと課題を客観視
一般的な人事評価としての利用だけでなく、人材育成に昇華させたアセスメントです。被評価者は、上司や部下・同僚といった他者からの評価と自身の自己評価のギャップを比較することで、自身の強みや改善点を具体的に把握できます。
活用のステップ
以上のようなインソースのアセスメントは、Step 1(アセスメントの実施)→ Step 2(結果の集計・分析)→ Step 3(課題の特定)→ Step 4(対策の実施)という流れで活用することを推奨しています。
社員一人ひとりの「スキル・知識」と「特性・状態」をデータに基づいて理解することは、研修担当者の皆さまが抱える様々な課題を解決し、より効果的な人材育成を実現するための強力な一歩となります。そしてそれは、社員の活躍を促進し、組織全体の生産性向上や成長にもつながります。
インソースの人材アセスメントサービス
インソースのアセスメントサービスは、豊富なラインナップで企業の多様なニーズに対応しています。ぜひ、貴社の人材育成戦略や組織開発に、本サービスの活用をご検討ください。
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