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デジタライゼーション

「デジタライゼーション(Digitalization)」とは、直訳すると「デジタル化」を意味します。主に、デジタル技術を用いて現在ある製品やサービスを進化させ、付加価値を高めることを指します。「デジタリゼーション」と呼ばれる場合もあります。

同じく「デジタル化」と訳される言葉に「デジタイゼーション(Digitization)」があります。
デジタイゼーションは、これまでアナログで処理されていた業務や情報をデジタル化することを指します。例えば、RPAによる自動化や書類の電子化といったデジタル技術の活用によって、業務の部分的な効率化やコスト削減などを実現できるのがデジタイゼーションだと定義づけることができます。

それに対してデジタライゼーションとは、デジタル技術の活用によってビジネスのプロセスがデジタル化される状態を指します。例えば、IoTを使って各拠点のデータを集約・分析し、全国で活用できるシステムの導入や、接客や作業の自動化・無人化を実現できるロボットの活用などが、その一例です。デジタライゼーションによって業務プロセス全体の効率化が実現し、自社のビジネスモデルそのものを変革することで、新しい価値や顧客体験の創出にまでつながる点がデジタイゼーションとの大きな違いです。

近年では、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、組織改革を実現させることを経営課題として掲げる企業が増えています。
DXとデジタライゼーションは同義であると考えられがちですが、DXの方は「デジタル技術を活用し、破壊的イノベーションを実現すること」までを意味しています。例えば、スマートフォンアプリを使ったタクシーの配車サービスや、オンライン上で映画やドラマが見放題になるストリーミング配信サービスなど、これまでの常識を超えた新しいビジネスモデルが生まれることで、人々の行動変容にまでつながる可能性があります。つまりDXとは、デジタライゼーションよりもはるかに大きな影響を企業や社会に与える取り組みだと言うことができます。

いきなりDXを目指しても、組織全体にデジタル化の基盤がなければ、何から着手すればよいかも分かりません。まずは、データ活用やIT知識の素養を身につけたデジタル人材を育成し、業務のデジタイゼーション、ビジネスモデルのデジタライゼーションと、一段階ずつデジタル化のプロセスを進めていくことが、組織のDXを実現するカギとなります。
まずは小さな一歩から、大きな変革へとつなげていきましょう!

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